2019年08月16日

奥黒部 雲の平 水晶岳 黒部五郎岳への旅 その3

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3日目の朝に日の出を拝みに水晶岳(黒岳)の頂上へ。
3日目でようやくそこそこ有名な山の、山頂らしい山頂に立つという秘境っぷりを実感しました。

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2日間登り続けて稜線に乗ったので、今日は水晶岳・ワリモ岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳といくつかの山を登ったり下ったりしながら爽快なルートを歩きます。

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想定時間も余裕があるので、のんびりゆったりと縦走路を満喫する一日。

今まで登った山は、遥か遠くにでも村とか、人の住む明かりなどが小さくでも見えたりしたものですが、ここは北アルプス最奥地。
360度どこを向いても山しか見えません。
その深さがしみじみと体の中の何か大切な部分を充填していくような感じさえします。

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心は満腹なのですが、登山をしてると相変わらず直ぐにお腹は空腹になっちゃう。
小屋が見えた時には、何を食べようか、って事ばっかり考えながら下ってました。
最高の景色を見ながら、
パスタ?
うどん?

でも、やっぱり

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オムライス!

この最奥地でケチャップライスのオムライスを食べさせてもらえるなんて・・・・小屋って有り難い。

10時過ぎに食堂に入ってオムライスを注文したら、最後の一皿のようで、友人はオムライスにありつけずミートソースになっちゃった。
でも、シェアして食べるから大丈夫。
一人で行って、目の前でお目当ての食べ物が売り切れたら悲しいよね。

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満腹の後も、雪渓、お花畑と視界すべてが豪快な変化に富んだ自然を満喫。
13時過ぎには目的地に着いて、最終日のロングルートに向けてゆっくりと体を休め、夜には満天の星空まで堪能できました。
posted by AKA at 21:14 | 山旅

2019年08月15日

奥黒部 雲の平 水晶岳 黒部五郎岳への旅 その2

2日目はいよいよ念願の雲ノ平へGO!

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昨日、谷へ下る時に鬱蒼とした地味な山が目の前に鎮座していて、
「この山が噂の雲の平へ上がる急登だな」
って覚悟はしていたのだけど、朝一番、2時間のヌルヌルのゴロゴロ岩の登りは中々しんどかった。
多分、谷へ下って直登を上がるというアプローチがなかったら、雲ノ平は “ 日本最後の秘境 ” といわれる場所にならなかったんじゃないか?と思う。

途中ですれ違った年上の女性は
「 何で(我々登山者は)こんな事してまでこんなところに来るんだろうねぇ 」
ため息交じりにつぶやいて去っていった。
おっしゃるとおり、下りも相当膝に負担がかかるでしょうねぇ。
とにかく、事前に分かっていた事なのだから、無の境地で楽園目指して淡々と登る。


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想定時間どおりで雲の平の入り口にたどり着くと、今日の目的地、水晶岳が目の前に現れた。
15時までに更にあそこの上まで登るのか・・・何だか遥か彼方に感じるけど。


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アラスカ庭園を過ぎ、アルプス庭園の付近まで来ると、本当に素晴らしい景色が広がっていました。
しかも、人の姿は見当たらない。
楽園というのは、景観が美しいだけでは成り立たないかもしれない。
美しい景色の中にうじゃうじゃ人が居たり、観光バスが並んでいたりしたら、そこは楽園と感じなくなってしまうものじゃないかと思う。


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雲の平にポツンと建つ雲の平山荘。
カワイイ小屋でした。
この景色の中、この小屋で泊まってまったりと過ごすなんて贅沢な旅もしてみたいな。


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雲ノ平は本当に心から来てよかった、と思える場所でした。
ここを見ずに登山人生を終えたら、後悔どころじゃ済まなかっただろう。

日数がかかる秘境なので登山者は多くないと聞いていましたが、この日は日曜日にもかかわらず、数組しかすれ違わなかったのは本当に驚きです。
恐らく、お盆休みとシルバーウィーク以外なら “ 独り占め ” 的な気分を満喫できる場所なのかも。


雲の平を満喫したら、次の目的はピークハント。

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絶景を堪能しながら先へ先へと進んでいくと、遥か彼方に思えた水晶岳も目の前。

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ちゃんと予定時間に水晶岳の稜線に到着して、最高の天気で2日目が終了しました。
posted by AKA at 12:30 | 山旅

2019年08月14日

奥黒部 雲の平 水晶岳 黒部五郎岳への旅 その1

雲の平に行ってみたい。
そう思ったのは10年くらい前だったと思う。

“ 最後の楽園 ” と呼ばれるその場所は一般的には片道2日かかり、奥黒部まで周回するには4日間。
富山県の登山口までの移動日と予備日もそれぞれ1日設けると、6日間は山行に当てなければならないとあって、その日数一人きりで山中で過ごす事を考えると何だか気が重く、あれよあれよと歳月が流れてしまったのだった。
ちょっとした海外旅行並みの日程だから、実行するには一人で行くしかないかも・・・と腹をくくろうとしたタイミングで、「 今年なら会社を休める 」と友人が同行してくれることになり、ようやく念願叶って奥黒部周回の旅に出かけられました。


駐車場の確保が登山より困難!と聞いていたので、前日の17時頃に折立登山口に行き、テントを張って前泊。
いよいよ登山スタートです。

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登り始めの樹林帯はちょっと暑いけれど、このコースはすぐに視界の良いところに出れるので、とても気持ちの良い登山道です。

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1時間強で尾根沿いの開けた道になり、景色を見ながら楽しく歩ける。
距離は長いけれど、辛さは感じないって最高。

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両側は草原のお花畑が広がり、キンコウカの黄色い花が一面咲き誇っていました。
楽園へのアプローチとしては100点!


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せっかく4時間もかけて2330mまで登りましたが、また谷へ下ります。
勿体な〜い。


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澄んだ水が流れる沢をいくつも通過して1日目の薬師沢に到着。
特にヤマ場もなく、移動だけで初日が終わった。

一息入れたら沢に足を浸けて、綺麗な水で髪や体をゴシゴシ拭いてサッパリ。
髪を切ったのは、この登山でお風呂はおろか、石鹸で顔や手を洗ったり、歯磨き粉で歯を磨いたりもできない為、ロングヘアでは大変な事になってしまうと悩んだ末の事です。

かじかむくらい冷たい山の水は、天の恵みくらいに有り難かった。
遥々山奥に来たんだなぁ。
沢で涼みながら、まったりと水の流れを眺めるだけで幸せになれました。




posted by AKA at 23:25 | 山旅

2019年07月28日

浴衣&ボブヘア

十数年ぶりに髪を短くしました。

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子供の時以来、短い髪で着物を着た記憶が無いのですごく違和感があります。
そのうち見慣れてくるのでしょうけど、“ 髪型を作ってから着付け ” という手順が省略できるのは楽なものなんですね。

カットを始める時に 「 切った髪を持ち帰りたい 」 とお願いしたら、ゴムで縛って束にしてから切ってもらえました。
もし条件がクリアできれば、ヘアドネーションに協力できるかもしれないと思ったからです。

持ち帰った髪を計ったら、案外短い部分が結構ありました。

●一番短い部分が31cm以上あること

という規定があり、残念ながら数センチ足りませんでした。
始めにヘアドネーションに協力したいから、と美容師さんに伝えてから切ってもらえばもう少し長い束にできたかもしれないのですが、カットに余裕が無くなったり、そういう活動を支援する協力店でない場合は、手間を増やしてしまうという心苦しさもありました。

カラーリングなどをしていない若い女性の黒髪の場合は、15cm以上あれば協力できるようです。
恐らく、子供の頭部が小さい作りで良いケースなのかもしれません。

今回の髪は役に立たず残念でしたが、針山を作ろうと思います。
posted by AKA at 23:09 | 着物コーディネート 普段着

2019年07月14日

梅雨の湿原

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太陽がそろそろ恋しくなってきています。

尾瀬沼にテント泊をして燧ヶ岳に登る予定の日は、山は晴れマークの時間ありそうな予報だったので、淡い期待を抱いて決行。
水芭蕉はもう終わって、ニッコウキスゲはこれからが本番という時期ですが、沢山の蕾が見られたので、今年は良さそうな予感がしました。

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初日は尾瀬沼まで登ってテントを設営するだけなので、とてもラクチン。
沼の景色を眺めながらのんびりと木道歩き。

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そして、ゴハンを作ったりしながらグダグダと過ごす。
テント泊はなんといってもこれが楽しい。

でも、就寝した途端にパラパラと雨が降ってきて、次第に本降りの雨がテントを叩くようになり、疲れも全く無かったために全然眠れない。
「明日の登山、道はグチョグチョだろうな・・・」
せめて止んでほしいと願いつつ朝を向かえ、外を見た途端 、グチョグチョ確定!

序盤はだらだらとした道が続くので、全く標高が稼げない。
靴がズボズボ沈む道を悪戦苦闘しながら進んで、かなりの距離を歩いた気がしていたところで “ 一合目 ” の看板を目にした時は絶望した。
久々に、何でこんな事しているんだろう?と、モチベーション最悪登山でした。

でも今回の目的が、『 楽しい要素が無くても、長距離歩ききる 』 というドMなトレーニング登山が目的だったので、まさに絶好のコンディションと言えましょう。

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雨が降ると花びらが透明になるサンカヨウ。
登るほど花は見事になっていったので救われた気がしました。
posted by AKA at 23:26 | 山旅

2019年07月01日

100均で作った巾着バスケット

パンとかおにぎりとかお菓子とか、ちょっとした食べ物を持って屋外に!
っていう機会がかなり多い我家。

運んでるうちに潰れてしまうのがイヤで、網代の小さな行李を使ったりしたのですが、バックパックで運ぶ時などは直ぐに角が傷んでしまうので、あまり高価な物は勿体なくて気軽に使えない。
惜しげなく使うとなると、やはり100円ショップ。

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小さな小物入れのカゴに巾着部分を作ってザクザクっと縫い止めました。
すごく軽い!
行李ほどしっかりした箱状では無いのですが、重い物を上に乗せなければ中身が潰れるような事は無いので、十分使えます。

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おにぎりだけだって、素敵な景色の中で食べると贅沢気分。
あー早く梅雨が明けて、野山でお弁当を食べたいデス!
posted by AKA at 23:50 | 布のアトリエから

2019年06月18日

和裁の道具

かなり年季の入った私の和裁道具。

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祖母のものだったり、母の物だったり。
ほとんど家にあったものを使っていて、自分で買うのは糸とか針とかの消耗品だけなので、どのくらい前に購入したのかも不明なものばかり。

あとどのくらい使えるのか全く分からないし、現時点でも既にベストな状態じゃないかもしれない。
しかも、新品を使ったことがないから、ベストな状態っていうのがどういう状態かそもそも分からないという始末です。
ヘラは特に怪しい。
変色しているし、どのくらい鋭利なのがいいものなのか?

新品をネットで見てみたら、
骨製はメーカー廃業につき廃盤・・・とか、あっても1本5千円以上する!
ひぇ〜
印をグリグリって着けるものがそういうお値段ですか。
動物から作るんですものね、お高くて当然といえばそうですね。

骨のヘラ屋さんは廃業か・・・ちょっと悲しい。

プラスチック製だと300円くらい、何という価格差。
でも手に馴染まなそうだし、絹には優しくないイメージがする。


背伏せが手に入らなかった時も「時代だな」って思ったけれど。
京都の針屋さんとか、絹の手縫い糸は大丈夫かしら?とか、どんどん不安になってくる。
とはいえ、生涯分買っておくというわけにもいかないので、民族衣装が絶滅しないことを祈るのみです。


posted by AKA at 22:01 | 着物いろいろ話