2008年11月04日

着物で田舎を旅行

着物で旅行に行くのは別に大変じゃないけれど、行き先が山の中だと着物選びはちょっと悩みます。
と言っても着物で山歩きをするという類の話ではなく、例えば、木曽路とか、小布施とか、温泉場みたいなところの話なのですが・・・
京都や小京都のような場所ならば都市的な雰囲気だから、その時着たい着物を着るのですが、田舎ともなるとそうはいかない。

多分、旅館関係者と思われる確率が高くなる予感がするので、小紋等の柔らか物は着ません。
色のトーンや素材感を素朴な感じにして、出来るだけ自然の風景に馴染むような色調になるように、存在が邪魔にならないようにします。

着物081104.jpg

普段スーツとか着ている人も旅行の時はジーンズで出かけるのだから、着物の場合もジーンズクラスが一番その場に合ってるし、平気でどこにでも座ってしまう私は気楽さ優先です。
もちろん着物で運転もするので、サングラスは必須アイテム。
着物にサングラスを合わせようとするところは少々無理を感じるものの、 「 これなら着物に合うかな? 」 と何度か購入してますが、中々気に入らないので、今度はピンク系のレンズにしてみようと思っています。

もしも着物で行くことが決まっていたら、予約してる宿に “部屋に姿見(大きめの鏡)はありますか?” と確認したほうが良いかもしれませんね。
最近は長い鏡や鏡台が無いところありますよね、この日は鏡無しで着るハメになりました。




posted by AKA at 18:23 | 着物コーディネート 普段着

2008年08月17日

ユニクロの浴衣

ユニクロの浴衣ってどうなんだろう?
今までプレタの着物類を着たことなかったので、果たして着心地はどうなのかと猛烈に興味が湧いた。
見るからに 「 私は化繊です 」 って感じの帯まで付いて3980円とかそんな安い値段にも驚いたが、部屋着にするならチャレンジャー価格として適正のように思ったので、怖い物見たさの心境で買ってみたのだった。

浴衣080817.jpg

まずは浴衣の寸法・・・・
身丈は問題ないけど身幅が広い、これはプレタはみんなそう、でもユニクロの浴衣は身幅の割りには袖幅が狭い、不思議だ。
そして縫製・・・・
良いはずはないのだけど、私を最も驚かせたのは衿付けが立体縫製のようにカーブしていて、関東仕立ての長襦袢みたい。
そういう工夫(?)の一方で衿幅が狭くて前合わせがイマイチ貧弱な印象になる感じがしました。

この浴衣、実は相当に着付けのコツが必要で、綺麗に着てる印象にするのはちょっと難しいのではないでしょうか?
それと柄のセンス悪くないと思うけれど、全国的に出回り過ぎててユニクロ製だとバレバレなので、外に着ていくのにはちょっとね、やっぱり部屋着かな。

サイズが大きいプレタの浴衣をすっきり着付ける方法
浴衣寸法.jpg
脇の部分を体の幅に合わせて長さ8cm程度縫うと、シワが安定するのでグシャグシャにならないし、衿が浮いてくるのを防げました。

今日は男物の黒の正絹兵児帯とヒョウ柄の化繊スカーフを重ね結びしましたが、兵児帯の結び方は色々な素材を自由に組み合わせて楽しむのが◎。
そうそうユニクロの帯ですが、これが浴衣に反してかなり締め心地GOODだった・・・但しかなり暑くて夏には不向き、その上、柄がかなり安っぽいので大人のオンナには出番がないかな。




posted by AKA at 11:15 | 着物コーディネート 普段着

2008年05月05日

普段の着物

パープル系の縞っぽい着物とアンティークの帯を合わせました。
寒色系の組合せですが、暗い雰囲気になるギリギリのところでなんとかセーフ、という感じでしょうか。

普段着 着物080505.jpg

渋い色合いの帯なので出番が少ないですが、汚れが目立たなそう、古いものだから気にしなくていいし・・・。
という理由だけで時々使うこともある気の毒なアンティーク帯。
模様は愛嬌のある獅子が染めてあったりしてなかなか雰囲気がいいのですが、きっと渋好みの人だったら上手に合わせられるのでしょうね。

私は外見の為にこういう雰囲気のもの着ると辛口でカッコイイというよりも、完全に姉さん系になってしまう可能性があり少々敬遠する傾向があります。
posted by AKA at 10:00 | 着物コーディネート 普段着

2008年04月05日

普段着の着物

縞の着物はコーディネートも楽だし、好きで結構着ます。
今日の着物は私にはまだ渋すぎる雰囲気なのですが、普段に家で着る着物だから、あまり好きなものでなくてもローテーションして着てます。

普段着 着物080405.jpg

家で着ている着物はほとんど母からのお下がり。
母の若い頃の物から最近の物まで混在しているので、まだ私には似合わない色や柄のモノも当然含まれています。
母も正絹の物に比べてウールの枚数は少ないので、あれこれ帯を合わせて着ていて気分に合うようなものにしようとしてはいるれど、少し前はそんなに可愛いデザインのウールは少ない時代なので、少々女将さん風になったりすることも有り。

親子でも似合うものってやっぱり違うんですよね。
母とは肌の色も雰囲気も違う私。
一番ヘビロテなのはウールの着物なので自分に合った部屋着の必要性を痛感しています。
posted by AKA at 22:45 | 着物コーディネート 普段着