ふと鏡を見ると 「 おやおや・・・」 と思う姿になっていることもしばしば。
それでも段々、どの辺りに締めたほうが1本でも安定するとか、着付けより姿勢の問題だろうとか、要領を得てきているような気がしています。

作業中は前屈みになる姿勢も多いからお腹周りをカチコチにしたら臓器に影響出そう。
長襦袢は伊達締め1本、着物は腰紐1本のみ。
ずり落ちない程度のユル巻きの帯。
あまりに決まりが悪くて襟元がグズグズになるようなら、長襦袢に1本増やす。
家の着付けとお出かけ着付けはちょっと別モノと考えていいのでしょう。
紐が少ないと楽なのは当然、多少の着崩れも当然。
それでも洋服より暖かいからイイ、気楽に着て過ごそう。
戦前の写真なんか見ると帯はグニャグニャっと太いベルトのように身体に食込んでたり
帯締めもお端折りの方まで下がってたり
タレがびろーーんと落っこちてたり
今あのような姿で街に出たら、何人の人に着付けを注意されることか。
でも良く言うと身体の一部のように馴染んでます。
( 悪く言えば、どっかから逃げてきた人の様だけど・・・ )
流石に戦前風着付けで街中に出て行こうとは思いませんが、家にいる時はそんな感じでいいやと思っています。
その内緩く着ても崩れなくなったら一人前かも。