2015年10月05日

チェックの単衣紬

初秋に丁度良い紬です。
単衣なのですが案外保温性が高くて、蒸し暑い5・6月・9月には不向き。
毎年10月にだけ登場してもらっています。


本来なら袷に仕立てたほうが活躍するな・・・と改めて思ったり。
単衣が少なかったから、何でもかんでも単衣に仕立てた時期があったのでした。

着る回数の事ばかり考えると、どうしたって袷の枚数ばかりが増えてしまい、手薄に時期ができてしまうので、年1回とかの出番の着物になってもしかたがないと諦めるしかないかも。


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濃紺の紬と同系色のブルー系にプラスでオレンジ系。
帯は柄が大きすぎて正面は分かりにくいですがカエデの模様です。

やはりこの時期は、ほっこりカラーを足すと秋らしい気分になってきます。


気候が良いとどうしてもフィールド系の遊びが増えるけれど、そろそろ紅葉のお寺とか散策したいなぁ。
posted by AKA at 12:48 | 着物コーディネート 紬

2015年09月29日

秋の定番

夏が終わると途端に暖色系を箪笥から引っ張り出す。
気温が25度を超えるとまったく興味を示さなくなるオレンジ色とか茶色とかそういう類の色を手に取り、久しぶりのような懐かしさを感じたり、夏が夏らしく過ごせなかった事を思い出して寂しくなったりしています。


そういう流れで毎年秋に1回袖を通すチェックの着物。
1回と決めている訳ではないのに、結局一度しか着ることが無いのは、気に入る組み合わせで着れていない事が理由。


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着心地が悪い事はないし、特に可も無く不可も無い色柄だとは思うので、秋の着物を出した段階では去年の気持ちを忘れていることもあって、着たい気分は損なわれていないのですが、さて着るとなると何を合わせても自分好みになっていると思えない・・・という代物なのです。


故に毎回違う帯を組み合わせで着てみています。

やはり今回も何か着ていて気分が上がりませんでした。
これからも毎年一度の試行錯誤は続きそうです。


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秋らしくするつもりで選んだ着物は期待外れでしたが、秋らしい食べ物は期待どおり。
少し肌寒くなってきたら土瓶蒸しは嬉しいですね。


絶妙なバランスで盛られたお料理を見て、この着物を絶妙なバランスにするには柄物の帯は無理っぽいかも、と思った。
全体を引き締める、緑や黄色の野菜のような存在の帯。
来年はそんな感じの組み合わせでやってみます。

posted by AKA at 16:48 | 着物コーディネート 紬

2015年08月31日

夏着物と補正下着

ようやくブログ再開。
この夏は相方のお店のリフォーム仕事で終わってしまった。


前回記事でガーゼ下着を作った事を書きました。
試すチャンスは2回だけでしたが、その効果はかなりGOOD!なものでした。


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胸と腰だけの補正でも割とシャンとするように思います。
夏の薄い着物はとにかくシワが目立ちやすいので、補正を全くしないで着るのと少しでも補正するのとでは随分違う。

今時点では作った下着を使うのがベストな状況です。


腰の補正はもう少し改良の余地あり。
今はシート状のキルト綿をタオル地で挟み込んでいるのですが、何か別の補填材も試してみたいです。

posted by AKA at 12:23 | 着物コーディネート 紬

2015年06月06日

季節のルールがメチャメチャ! ラフな着物

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アヤメが綺麗な季節になり、そろそろ夏着物のシーズンですね。


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「 梅雨になる前に◯◯を 」 って用事が山積していても、水辺のスイレンがハラリ、ハラリと、静かに花びらを一枚一枚開いていく様子に気づいたりすると、洗わなきゃいけないウールの着物の事など忘れて、初夏の自然を満喫してしまうのでした。


晩春辺りから、晴れるとカンカン照りで、外出から帰る頃には着物が湿気でグッタリしてます。
着物が可哀想でしかたかありません。

そんな状態を何回か繰り返したあたりから
『 今年から私は着物に関してはルールより適温を重視する 』
という風に決めてしまいました。


近年の異常気象を何度経験しても、
「 単衣や夏着物への切り替えは、昔よりも緩やかになっているようでございます 」
などと、奥歯に物の挟まったような意見しか聞こえてこないので、場違いにならない程度に勝手に選ぶ事にしてしまおうと思っています。

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その結果、5月でもこのような意味不明なアイテム合わせで堂々と出かけております。


着物の季節感や情緒や伝統は大事な事で、滑稽な形状になることは望んでいなかったのですが・・・。
もはや限界です。

とはいえ、こういうのはちょっとゴハンを食べに行くとか、友達と会うとか、無論そういうケースです。


以前に

" 浴衣で歌舞伎を見に行こう "

という驚愕の雑誌特集に眉をひそめたのは言うまでもありません。
いくら何でも砕け過ぎ・・・という言葉でも足りないくらいのインパクトでした。


スーツやワンピースでは無く、ジーンズくらいのラフさで出かけてみませんか?
という意図だったのでしょうか、斬新さを狙った企画だとしたら的中です。
でも着物の世界の感覚では
" スーツやワンピースでは無く、ジャージで歌舞伎にいきませんか "
くらいのドレスコードを提案しているようなものだと、出版社の方は分かっていらしたのだろうか?


ルールを無視し続けると、このくらいズレた事をしでかしてしまうとしたら、私は危険領域に一歩踏み出してしまった? かも。
posted by AKA at 19:05 | 着物コーディネート 紬