2008年09月26日

苦手な柄の着物を克服する

全く着る気にならない柄の着物って誰だってあるもの。
私は昭和に流行った“ モダン柄 ”とも言われている図形を組み合わせた幾何学的な着物が大の苦手、多分今の感覚からすると帯合わせも四苦八苦するし、こういう着物をコーディネートするのが好きだという人は少数派だと思うのです。

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モダン柄よりもっと古い時代の大正ロマン風となると、文句無くカワイイし可憐だと思うし 、近年の着物の柄はさっぱりと上品で清楚。
上手く言えないけれどお嬢様&奥様の 『 健全 』 なイメージがある。

それに対してモダン柄はなんとなく 『 場末っぽさ 』 を感じるのは私だけ?
ちょっと言い過ぎかもしれないけれど、着ていてちっとも明るい気分にならないのです。
尽くした男に捨てられて、呑み屋のバーカウンターでウイスキーを煽る不幸なオンナ・・・にでもなったかのような錯覚に陥る感じです。

この間お茶漬けのCMで、超地味な老人のような着物に品の良いピンクの半衿をゆるーく着付けた木村佳乃の姿が目に止まりました。
あっ、多分このグレー系ピンクならイケる・・・と苦手モダン柄の事が思い浮かんだので、季節も丁度良い頃合なのでなんとか組み合わせてみる。
少しだけ自分の中で場末感が薄まった気もするけど、この着物が好きになるまでの問題解決にはならなかった気がします。
posted by AKA at 12:20 | 着物コーディネート 紬

2008年09月12日

秋の夏着物?季節のルール

どんなに暑くても“ 着物は季節を先取りがルール ”を基準に考えれば、透け透けの夏着物を着るわけにもいかない無情な9月。
秋のモチーフを取り入れられれば良いし、そうでなければ色合わせを 『 誰が見ても秋らしい 』 というコーディネートにする、しかも28℃の気温で周囲を暑がらせない雰囲気が大事・・・悩む・・・
9月の着物は初夏の単衣シーズンより、よほど難関に感じられるのです。

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夏に向かっていく季節の変わり目はどんどん薄くして、夏を先取りしていけば快適さも得られるってものですが、秋に向かっていく季節の変わり目は地獄ではないですか!
洋服ならまだノースリーブのワンピとか着てるし、初夏に着ていたものはほぼ9月にだって着る。
しかし初夏に合わせた着物を、同じ色合わせで9月に着るのは何だか気持ちにピッタリこないと思うのは、急に四季に敏感というか過敏に変貌したようで何だか自分でも滑稽だ。( しかも数日前は海水浴してたじゃないか! )

極薄ではないけど単衣より涼しくて葡萄色だから秋でも大丈夫?な着物 + 菊が刺繍された染帯を合わせました。
帯揚げはまだ夏用の絽ですが、マンダリンオレンジの暖色系でほっこり感を出してみました。
この間作ったゴールドの帯飾りが早速登場、この秋は大きめのゴールドアクセが流行りだから、洋服用にも何かゲットしなければ!
posted by AKA at 17:48 | 着物コーディネート 紬

2008年08月13日

夏の着物 色使い

極薄の透ける着物は絞り柄で竹の模様を染めた強い青色 + 白い絽に淡い青系の染め柄の帯。
夏の着物合わせでは小物はサッパリとした色にしたいところですが、逆に強気で濃色にしてみました。

着物080813

夏なのに紫色の絽半襟、帯揚げと帯締めは同色のセット物を使っています。
夏の着物は柄が多色使いでなく、サッパリした雰囲気のデザインが多いから、あちらこちらに少しづつ色々な色がチラチラ見えると落ち着きがない雰囲気になるので、夏物の帯揚げと帯締めは御揃いで購入することが多いです。

というか私の場合は、真夏の着物は選んでる時すでに暑くてテンションが下がってしまうから、あれこれ小物合わせを悩むのがイヤなだけかも。
着物は着付けてる時に一番汗をかくので、前はガンガンにクーラー効かせて着付けてました。
しかし、地球を虐めてまで着る意味あると思えず、エゴ的な罪悪感も相まって着る回数を減らすことに・・・。
出かける時は、手荷物の準備、髪、化粧、履物、全部抜かりなく用意してから最後の最後に着付け、しかも無心の境地で。

着付けた後に凍らせた保冷剤をハンカチで包んで帯に忍ばせると、すっと冷たくなって少し体温が調整されてホッとします。
posted by AKA at 19:11 | 着物コーディネート 紬

2008年06月03日

浮世絵的な縞着物

江戸では 『 着物は縞に始まり縞で終る 』 と言われていたくらい江戸っ子と縞の関係は深かったようです。
滝縞・子持縞・矢鱈縞・よろけ縞、我家にも縞の着物は結構ありました。
この着物も黒繻子の掛衿でもしたら完全に浮世絵に描かれる江戸町民の姿になるだろうというくらい江戸っ子的な着物だと思います。

アンティーク着物080603.jpg

江戸っ子好みといえば縞とならんで 『 格子柄 』 も外せないところだと思いますが、こちらの柄はあんまり持っていません。
きっと歴代の身内は格子より断然筋モノ派だったみたいですね。

渋い両滝縞の着物は大きな花の染帯と小花柄の半衿を合わせてみました。
基本着物は植物模様が好きです。(京好み?)
縞柄は着付けの乱れやシルエットが目立ちやすいので、スッキリ・シャッキリと粋に着れるようにダイエットに励まなければ! とイヤでも認識させられます。

posted by AKA at 12:28 | 着物コーディネート 紬