2010年09月22日

秋なのに実は夏の着物

淡い色の着物が似合わなかったのと、この暑さで、涼しい着物に逆戻り。
着物愛好家を泣かせた夏がなかなか終わらないですね。

9月も半ばを過ぎたら単衣の着物に単衣の帯、透けない衿と帯揚げ。
ですが、“ ルールなんて知ったこっちゃない ” という組合せの着物コーディネートになっております。

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着物は夏物。 ( とは言え、濃色にしました )
半襟は自分で刺繍した絽です。 ( これまた濃色にしました )
帯は夏物が飽きたので透けないものです。 ( 帯くらいは耐えられる )
お太鼓にするとトンチンカンなのが目立つので、変形蝶結びっぽくしました。
中身は全て真夏モノで対応。

和装小物のルールは帯を標準に定められていますが・・・。

● 透ける帯・・・半衿・帯揚げは絽
● 透けない帯・・・半衿・帯揚げは透けない物

常識からしたらメタメタな組合せですが、知っててやってる場合はいいかと。
当然暑いからそうしてるって、誰でも分かる陽気ですから。

まだ30度以上あるから、目安となるルールなど目安にもなりません。
命を優先して調節。
こんな時期外れの頃に熱中症で運ばれたら失笑をかうので、気をつけます。

暑い暑いと思っても、流石に真夏とはやっぱり何か違う。
真夏だと着付けの最中から汗をかくのに、着付けの時に汗が出るということはなくなりました。
ポジティブに考えれば、今年の暑さを体に叩き込んどけば、普通の夏は着物生活も楽になるかもしれないですね。
posted by AKA at 20:45 | 着物コーディネート 紬

2010年09月18日

チェックの着物とチェックの帯

夏の終わりの日焼けした肌には、やっぱり元気系の着物コーディネートでしょう。
前回の青の着物の失敗から、赤を効かせた組合せにしてみました。

細かいチェックの紬は色々な色が織られているので、帯の色を選ばず合わせやすい。
これなら赤の帯とかも大丈夫と選抜したのに・・・
ベージュの着物が恐ろしく似合いませんでした。

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がっかりして着るのをヤメたのです、ですから平置きの写真・・・
背中のヒリヒリはとれたので、もう着物も大丈夫と思ったのですが、ほてりが無くなったら黒さが増したのでしょうね。
白っぽい着物もダメみたいですねぇ。
といっても濃色の単衣を着るような雰囲気の気温になってない気がするんです。

やっぱり9月の着物は毎年困る・・・。

帯留にしようとしていたパールのはイヤリングです。
私はピアスなのですが、例によって 「 何かに・・・ 」 ともらったモノ。
2個並べて挟みました。

デザインにもよりますが、イヤリングを帯留として使う時は丸組の帯締めだと金具がしっかり安定しますね。
平組だとクッション的要素がないし、ちょっと幅があると金具が閉まりきらなくて、スルリと斜めに動いたりしちゃうんですよね。
posted by AKA at 22:22 | 着物コーディネート 紬

2010年06月15日

6月の着物コーディネート

梅雨前の最後に爽やか気分を満喫しに友人の個展へ。
着物は作品とギャラリー空間のお邪魔にならないように、“ 色を感じないような色あわせ ” を目指してみました。
彼女の作品に合うように全体をペールトーンで、季節的にも涼しげでしっくりした気がします。

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心がウルウルになりました。
『 優しい人にならなきゃ 』 という気分になりました。
いつもこの空間にいたら、さぞかし性格がメンテナンスされて最適化しそうな気がします。
特にお気に入りになった作品の前で記念に撮らせてもらったので、時々眺めて心のアップデートをしなければ!

柳原パト − A Happy Coincidence −
HBGaiiery 神宮前4-5-4 で明日まで開催です!


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彼女の作品には生き物が登場するものが多いので、私もワンポイントで魚の模様を組み合わせました。
お太鼓のお魚のほうにはブクブクと気泡のように水玉が飛んでいるので、半襟は白一色で大きな水玉が刺繍してあるものを組み合わせました。


・紫陽花の夏帯 へ
・熱帯魚の帯 へ
posted by AKA at 12:55 | 着物コーディネート 紬

2010年05月28日

着物で金沢を散歩

東尋坊の後、能登をぐるりとしたのですが、雨続き。
あまり充実の内容ではないので、北国街道の旅は金沢の話題に。

午前中にひがし茶屋街を散歩。
車で行くなら駐車場の台数はかなり少ないし、狭い範囲に観光客がどっと押し寄せるので、いずれにしてもココは午前中に行く事をオススメします。

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柳の木って植えてある場所によって情緒タップリになったり、陰気臭くなったり不思議な木です。
この場所ではすばらしいフォーカルポイントになってますね。
ひがし茶屋街に来たらココで写真を撮る人がどのくらいいるのだろう? というくらい、アイドル的な存在なんでしょう。
日差しが強いこの日は、柳の木陰にいるだけで夏休みのひと時のようなホッと懐かしい気持ちになりました。

この街を散策中に2組の観光客から道を尋ねられました。
三人の外国人に写真を勝手に撮られました。
何時ものことですが、不案内なところではなかったので、地元ヅラして教えちゃいました〜 ( 笑 ) 。

兼六園100528_2.jpg

定番の兼六園もそろそろカキツバタが見頃で、そういうタイミングで訪れると違う庭に見えたりして、やっぱり花の季節は素晴らしい。
曲水を配したこの庭でカキツバタの花が在るか無いかは大きな違いだったんだと、見て初めて気付かされました。
お城といえば桜は捨てがたいけれど、わぁーと豪勢な木の勢いで幸せになるのではなく、本来ここに備わっているべき景観という意味では、庭師の意図による美しさをカキツバタに感じられて素敵でした。


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真夏のようなこの日はパステルカラーの着物コーディネートにして爽やかな感じになるようにしました。
帯揚げを同系色にしたら、すごーく退屈な色合わせになったので、挿し色で杏色を加えました。

バッグ100528_4.jpg

暑くなると色々荷物が増える。
日傘、扇子、飲み物、日焼け対策グッズ。
この日は荷物が沢山入る、紬と相性の良い “ 咲 ” という図案のバッグをお供にしています。


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宿泊は金沢城の脇にある白鳥路ホテル。
雰囲気の良いクラッシックホテルですが、部屋は新館で快適な上に温泉があるのがお気に入り。
観光にはとても便利で、金沢城・兼六園・近江市場・ひがし茶屋街に徒歩圏内なのですが、香林坊と対角の位置にあるので、食事や買い物などには少々不便です。

ライトアップ100528_6.jpg

でも快適な季節だったので、食事の後にお城のライトアップを見ながらブラブラと宿に戻るというのも楽しい時間でしたよ。
広い金沢で全ての場所に便利というわけにはいきませんから、何に時間を費やすかで宿泊エリアは決まってきそうです。


・着物でめぐる北国街道 へ
・おはらい町を着物で散策 へ
posted by AKA at 12:29 | 着物コーディネート 紬