松江は雰囲気の良いカフェがけっこうあって、色々な所に行ってみたかったのだけど、とにかく行くべき場所があまりに多すぎて、お茶を飲んでマッタリ、ユッタリ過ごすということが出来ませんでした。
あと1日多く滞在すれば・・・せめてあと半日あれば・・・。
松江から境港に向かう方向に、朝9:30からやっているカフェがあったので、朝食利用で立ち寄りました。
入店前は 「 朝ごはんをたべよう 」 って思っていたんですよ、もちろん。
それが入口傍のあるケーキケースを見た途端、気持ちがグラグラとしてしまい。
モーニングメニューを無視して、朝っぱらからケーキセットを注文してしまったのです。
ケースに入っていたカットケーキが、更にパワフルに盛り付けされてテーブルにオン!
朝のすきっ腹にもまったく問題なく、スルスルと濃厚なものを胃袋に収めました。
朝からケーキが食べれるお店、近所にも欲しい!
前日に引き続き日本庭園。
大根島にあるボタンで有名な由志園です。
足立美術館と違い、回遊庭園なので、広いお庭をあっち行ったりこっち行ったりして楽しみました。
鯉がいたり、滝があったり、なかなかです。
この日の着物も旅行の定番、格子柄ベージュの紬。
最近こういう無地感覚の着物を良く着ているような気がしますが、本当はどかっと柄のある着物のほうが好きです。
でもこういう着物って、悪目立ちしないから無難なんですよね。
「 あっ、着物の人がいる〜 」 以上、人の視線も3秒で終了。
要するに安全な着物というやつですね、着ていて楽しい気分になるようなものではありませんが・・・。
その分、帯は大きめの柄とか面白みのある柄を選ぶようにしてます。
お茶やその他お稽古事をしていない私は、無地感覚の小紋と比べれば無地感覚の紬のほうが出番が多いですね。
特に単衣のシーズンは天候不順な事が多い。
外を散策するような企画も多い。
だから必然的に紬がヘビーローテーションになるので、帯で変化をつけやすい色柄が便利なのだと思います。
袷は小紋中心、単衣は紬中心というバランスがベターという結論に至っております。
しかも気温高めになると着物の出番が少なくなるので、夏着物はもともと豊富ではなく、尚更無難という思考に走りがちです。
境港の水木しげるロードで、妖怪像を見ていたら雨がポツリ、ポツリと降ってきました。
こんなことになっも、紬なら別に慌てる事もない。
ねずみ男と握手でツーショット写真を撮ったり、妖怪ワールドを楽しみました。