2013年02月06日

目立たない着物と目立つ羽織

あまりに小さな模様で、ほとんど無地に見える着物。
こういう柄のものを我家では 「 羽織用着物 」 と呼んでいます。

実際、こういう着物を帯付きの姿の時期に着る機会はありません。
要するに似合わないのです。

羽織とセットで着ることを前提とすれば、江戸小紋はとても重宝。
大きな柄が入っているデザインの羽織は、身長とのバランスを取りやすくて好きなので、そうなると着物のほうは無地感覚だと突飛な印象にならなくてベター。


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色々な羽織を合わせやすい着物ですが、冬の定番椿柄にしました。
週末はびっくりなほど暖かくて、羽織の他は何にもいらなかった。
念のためロンググローブをして家を出たら、駅に着く頃には手が蒸れてました。

レイジースーザン青山店の閉店セールに行こうと誘われ、グラス類が激安だったのでマトメ買い。
セール品をゲットし終わった頃には喉カラカラになり、F.O.B COOPのカフェでアイスティーでも注文しようと思っていたところ
メニューを持ってきてくれたスタッフの方に 「 今日はアイスコーヒーとアイスティーが出来ないんです、暑い日にすみません。 」 という季節はずれなセリフで迎えられました。
どれだけ暑い日なのか!


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最近暖色系ブームきているのかも。
すごくずっしり重たい江戸小紋を選びました。
重いからなのか扱いにくい着物で、毎度収まりが悪い着付けになるので、ますます “ 羽織用 ” のレッテルが確定しそうな感じです。

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椿の羽織は絵羽柄なので、背中から袖まで大きな椿の枝がつながってクッキリと見えるデザイン。
目立たない着物を組み合わせるくらいがバランス的に好みです。

2013年01月26日

着物1枚帯3本 色彩学の法則で

去年の着物コーディネートは色数抑えて着る事が多かったのですが、今年はちょっと違う色合わせで着てみようという気分になっています。

そういう時はシュミレーションも兼ねて、連続して同じ着物を着ると帯の相性を色々試せて勉強になります。

複数の色を盛り込むとしたら、古典柄のほうが色々な色を登場させやすいのですが、今回は朱系統の着物で着まわしをしてみました。
すると結果的には配色名がきちんとある、つまり王道の色合わせとなりました。


【 古典柄系でトライアドの配色 】

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着物のレンガ色を中心に色相環を3等分する位置 ( 正三角形になる場所 ) にある色をチョイスした色合わせ。

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つまり、色相を一周する配色なので、それぞれの分量次第ではかなり派手な印象になりますが、浮世絵も伊万里や九谷焼も似たような配色、つまりとてもジャパニーズクラシカルな色と言えます。

こういう離れた位置にある色を選ぶ配色の場合、各々に関わりのある色が模様に入っていると馴みます。
帯には赤の色が使われていて、緑の半衿には朱の刺繍と帯揚げにリンクする紫の刺繍・・・という具合です。



【 ポップ系の柄でスプリットコンプリメントの配色 】

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隣接色相に、補色 ( 色相の対面に位置する色 ) を1色だけ加える配色です。
この場合は衿と帯揚げが補色になりました。

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隣り合う色相の色同士はとても調和が取れるのですが、それだけだとやや普通で無難な組合せになるので、補色を1色だけ加えてやると、全体がパッと面白みのある印象になります。
補色は隣接色相に対して極控えめな分量を入れるので、他とリンクする模様の色が入っていなくても調和は取れると思います。



【 紬地を組み合わせてドミナントカラーの配色 】

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小紋ですが紬地なので、真綿帯を組み合わせてみました。
紬風に着るとなると、“ 極自然体な感じに・・・ ” という風に仕上がる。

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共通の色を含んだ色同士を組合せる配色です。
このコーディネートは登場する色が茶系になっています。
ドミナントカラーにしてもドミナントトーンにしても、良く言うところの 「 色味が似ている 」 という感覚です。
紬などでは馴染ませる事で、その素朴な風情を引き立たせる事も多いかもしれません。

色に限らない視点ですが、 “ 馴染むかどうか ” の感覚は、着物の全てを支配(ドミナント)する重要な感覚ですね。
どの組合せも、全体のデザインの方向性が似たものを組み合わせるという鉄則は踏んだものとなっています。


・着物1枚と帯3本の組合せへ

2013年01月10日

粋系の小紋

紺色にパステルトーンの様々な色が縞になっている小紋。
柄の色は優しげなのですが、縞はやはり粋な雰囲気になります。

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小さい模様の帯を組み合わせると、ますます粋な感じが強くなりますので、大きな模様の帯を合わせました。
模様の1色をリンクさせて、藤色のバラ柄。
ゴテゴテした印象を避けて、半衿は無地で灰桜色の縮緬です。

しっかり存在感のある帯締めにすると、少しキリッとした印象も緩むような気がしました。

2013年01月03日

お正月の着物

明けましておめでとうございます。
今年はポカポカ陽気で、初詣の後ブラブラ散策したり、何だか例年より楽しいお正月になりました。

去年より参拝の列も長めだったような・・・
でも、賑やかな人混みって活気があって好きです。
お祭り気分で盛り上がるんですよね。


さて、今年のお正月着物は・・・

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オーソドックスな感じに、暈し小紋にグレー地の唐織袋帯。
補正するのを忘れたので着付けはダメダメな日でしたが、コートで隠れるからいいや、と着直しませんでした。
お正月早々に横着。

今年も沢山着物を着たいと思います。
また違う色の組合せやら、柄あわせやら、もう少し工夫してみたいと思っています。