2008年10月12日

着物の色合わせの基本

「 着物と帯の組み合わせに困ったらこのような選択をしてみましょう 」
という失敗しない配色ルールが着物の本に書かれているのを何度か目にしたことがあります。

@ 着物の柄の中で、少面積で使われてる模様の色を帯のベース色にする

A 帯の模様の1色と、同系か濃淡の地色の着物を合わせる

じゃあ、そんな定義に従ったコーディネートにしてみようと思い、今日は@のパターンにしてみました。
着物の模様のピンクを取り出して、帯と衿を似たようなピンク系にして、帯揚げは帯色の濃淡、帯締めは帯模様の主役色にしました。

秋の着物081012.jpg

普段、無意識に好き嫌いだけでやっている事を、あえて定義どおりに進めてみると、「 なるほどね 」 と思うことも多いものですね。
でも、定義を当てにし過ぎて、あてはまりそうな物が手元になかったら、返って困ったりしそう。

昨日から 「 今日は絶対インド料理を食べに行く! 」
と決めていたのだけど、なんか少しもインドらしい要素がない着物だ・・・

2008年07月10日

着物は言葉遊びや駄洒落が満載

雪の模様とウサギの模様、一緒に着れば 『 雪うさぎ 』。
氷とか冷たい物を連想するような模様を夏に着て、鳥肌が立つ真冬を思い浮かべて、気分だけでも涼しく (寒く?) なろうという無茶な心意気が昔の人にはあったらしい。
寒い季節を象徴するような雪輪とか結晶とか、雪の結晶を花に見立てた雪華などが夏の着物では一般的に使われていますね。
すごい視点の発想だと思う、現代人としては感嘆するばかりです。

着物 雪輪080710.jpg

竹の柄の着物に雀の柄の帯で 『舌きり雀』 (昔話パターン)
手毬の模様の着物に猫の柄を帯に使えば、『 玉にじゃれる猫 』 (よくある情景)
松本さんに会うとき松の模様(直球)、島崎さんに会うときに縞模様(変化球)など、会う相手に対して心配りと親愛の気持ちを表すコーディネートをしたりする。

もともと洒落とか駄洒落とかには、教養がある程度必須要素なんでしょうね。
それにそんな楽しく魅惑的な着物生活を実践するには、相当の衣装持ちでないと無理。
つまり、そんな洒落心を持ち合わせたのは、当然教養もある上流の方々でしょうけど、少なくともそういう文化が昔の日本にはあったという事に興味が湧いてくる。

今回の 『 雪うさぎ 』 は唯の偶然の出来事で、そんな通人みたいな世界は遥か別世界の事です。
この兎の帯はメッシュ織の夏帯なのに、柔らかくて締めやすいものだから 「 ウサギだし♪ 」 と冬でも家で使ってしまう・・・、もはや季節のルールなど無視する無神経さが現状です。

2008年06月24日

蝶柄の着物は難しい

蝶と緑楓の模様の着物を着てみました。
グリーン系の着物は合わせるものによって、かなり毒々しいものになるので、無地紺のペイズリー柄の単衣帯とブルートーンの小物を合わせています。
この着物はなんとなく苦手で、帯とか襟とか着る度コーディネートに悩み、結局気分に合うものにならなくて箪笥へUターン。

着物 蝶080624.jpg

以前、着物を選んでる時、蝶が好きなワタシが蝶模様が欲しいと言ったら
「 蝶柄は難しいから、絶対絶対止めなさい! 」
と母に強行に反対された。
そこまで言いきるので違うものにしましたが、なんとなくこの着物の蝶を見てると、なるほどワタシとは相性が悪いかもと思えてきます。
結局帯はいつも手持ちの柄物と喧嘩になって無地っぽいものしか合わせられないし、夏物は帯も小物もアイテム数が少なくて、あれこれ組み合わせを変えて楽しむにも限界が・・・。
きっと、帯とか浴衣の柄なら蝶の模様でもこれほど悩まないかも。

この単衣は母の物だったのですが、どんな帯を合わせて着てたのか聞いても、「・・・・」 と無回答。
なんなのその沈黙は、もしかして母も箪笥の肥やしにしてたのか?

梅雨のこの時期、夕方から車で外出して空調の利いている場所にいくなら単衣、晴れの日の町歩きなら夏着物で・・・とか、コーディネートよりも考えなきゃならない体温調節が優先されて、あんまり楽しい境地にらならないです。

2008年04月28日

花の着物コーディネート

半襟の刺繍は桜ぎっしり、着物は小花が咲き乱れる枝の図案、抽象的な花の刺繍帯、帯締めは半襟と合わせて桜紋様。

着物 刺繍帯080428.jpg

4月に入ってから縞とか格子とかの直線的な印象の着物ばかり着ていた為か、花、花、花な着物を猛烈に着たくなってしまいました。
反動ってすごい。

桜の模様が目立つ着物コーディネートも締め切り間近。
こんなに花の図案満載の着物合わせも、もうすぐ終了ですね。

花模様の着物は帯合わせが楽なので、細かい模様が好きです。
私くらいの身長なら着物に大きな模様があっても良いのでしょうけど、大きな花柄って10代の頃は着たけど、だんだん敬遠するようになってしまった。
その分、帯は大きな花の図案になっているものが着物とのバランス取りやすくて選ぶことが多いです。