2009年03月09日

小紋の着物の帯選び

小紋の中でも全体的にビッシリと模様が入っている着物は、帯のコーディネートに悩む事が多々あります。
沢山の色が使われていると、さぞかし帯の色も候補が沢山ありそうかと思いきや、むしろ大抵の帯と大喧嘩になる事が多いのです。
『 着物コーディネートで大切なのは色合わせではなく、柄合わせ 』
と言われていますが、本当にそうだと感じます。

小紋の着物090309.jpg

この着物は友人の亡きお母さんのものでした。
その友人宅で着物の整理を手伝っていた時に、「 コレはMIYAちゃんが着たほうがいい 」 と譲られました。
確かに寸法の問題があるものの、良いものなので仕立て直して着たほうがイイと勧めたのですが、彼女はこの着物には何の未練もなさそう。
着る気はない気配なので頂いたわけですが、この緻密な更紗文様の美しい着物に負けない雰囲気を持ち、且つ相性が良い柄の帯を選ぶのは案外難しかった・・・彼女もそのあたりにピンときて手放したのかもしれません。
結局、無難な着物合わせはワントーンの帯ということになりました。

今回は白の帯を組み合わせていますが、白系ワントーンはとっても着物に合わせやすい帯なので、一本は持っていると便利だと思います。
小紋に合わせる帯なら、クリーム色などの織帯か刺繍帯などが重宝します。

着物コーディネート090309.jpg

粋な唐草模様にも、豪華な模様の着物にも、優しい色合いの着物にも無難に使えます。
もちろんそれぞれの着物にはもっとバッチリのコーディネートがあるかもしれませんが、一枚の着物に最高の相性の帯をいちいち用意出来る余裕が誰にでもあるはずないので、他の色が入らないワントーン模様の帯を持っていると着物のコーディネートが楽になる気がします。

2009年01月02日

お正月に家で過ごす着物

初詣に行く時はお正月らしい少し華やかな着物合わせをするのだから、家にいる時だって少しはお正月らしく普段の部屋着キモノよりはランクアップさせて過ごしたいと思います。
料理や洗い物もしなくてはいけませんが、いつも通りのウールの着物で過ごすのはお正月気分が盛り上がらないです。

とはいえ、絶対汚さないという確信もないので、うっかり何かをこぼしたりしても、絶望と後悔に見舞われるようなものを着るのは無茶ですから、だいぶ昔のものになるお召しの着物を着ることにしました。
お出かけ用と普段の部屋着の間くらいのポジションにしているもの ( 着物の格とは無関係 ) です。

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お召しって湿気などに弱いから、古いものは微妙に縮んでいってしまうみたいで、以前は裄も合っていた気がするけど・・・という着物なので惜しげがなくてこういう時に便利。
半衿に友禅の柄物を合わせたり、帯締めに銀糸が入っているのを使ったりして、少しでも華やいだ感じになるようにしてみました。
お正月は人の家にお邪魔したりお客様が来たり、人と合う事も多いので、これなら家に居てもいいし、急に出かけるとなれば羽織でもっと派手にしてみたり、雰囲気変える事もできるかなと思います。

2008年12月29日

緑の着物コーディネート

できるだけ日本的要素の無い着物選びをする必要があったので、クローバーみたいな柄のグリーンの着物 + 大きな植物と青い鳥がモチーフの染帯を組み合わせました。
水玉とか、チェックみたいな柄を選んでも 『 日本的要素の無い 』 という与件はクリア出来そうですが、今日の場合は少しクラシックな雰囲気も必要としていたので、図形っぽい要素は避けています。

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そういえば先週末の外出時も緑系着物だった。
なんとなく使われている色の系統が似ているような気もしますが、ちょっとした色の強さや、模様や、素材感でずいぶん印象が違うものですね。

というか “ どんだけ緑色好きなんだ? ” って言われそうです。
「 かなり! です 」 と即答可能。
グリーン系は少数派な色なので、面白いコーディネートができて楽しい。
但し、いろんな人にオススメ、という色ではないです。
やはり普段からグリーンに囲まれていると気持ちが落ち着く、という人でないと・・・はんなり系コーディネートなどには不向きな色ですしね。



2008年12月26日

同系色の着物色合わせ

花壇の中みたいに植物的な色合いの着物です。
グリーンベースの小花模様の小紋にライトグリーンの大きな椿の刺繍帯、それにパステル調の明るい色合いが加わっています。
緑色を満喫できること請け合いな着物の色合わせになりました。

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このコーディネートを着るのは今シーズン2回目。
小物までまったく同じ組み合わせでは着ないようにしているのですが、なんだかこの色合わせが気に入ってしまいました。
前回と違うのは唯一半襟の部分、前回は無地の杏色、今回は刺繍の杏色にしました。
刺繍の柄と小紋の柄の相性が良いかどうかが微妙だったので、普段は小紋に伊達衿を使わないけれど登場させてみました。

伊達衿はたった1pに満たないラインですが、付けると付けないでは印象が変わるものですね。
柄や刺繍の半衿を使いたいけど、着物の柄と喧嘩しそう・・・という時に伊達衿を入れると柄と柄の間にセーフティゾーンが設けられるみたいに、ガチンコな状態を緩和する効果があるように感じました。
縮緬の着物に縮緬の伊達衿など、素材が同じだとなじみそうですね。