2009年07月18日

夏の着物は兵児帯風で

グリーンの帯と半衿を合わせて緑色が主役の着物コーディネート。
着物の色がサッパリしていると何色を合わせてもほぼ大丈夫なので、緑色もあまり難しくなく無難に使えます。

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「 着物暑くない? 」 とよく聞かれるのですが、もちろん暑い・・そう聞かれるだけで暑いの意識しちゃって体温上昇しそう。
今日のヘアスタイルも下のほうに結ったら、うっとうしいやら演歌歌手っぽいやらでイヤになったのに、もういいや・・・とやり直す気力も湧いてこなかった。

そんな温度の中、この絽の帯は丸帯!
夏用の丸帯だって、ハハハ ← 暑過ぎて笑うしかない。

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胴の部分はしっかり4枚になるわけです。
せめて背中は、と変わり結びにして、浴衣の時のフワフワ兵児帯みたいにしましたが、少しは空気が通るような気がします。
去年も 「 早く名古屋帯に作り変えなくちゃ 」 と思った気がするのですが、なにも解決しないまま、また夏が来てしまった。

袋帯だったら躊躇なく名古屋帯に仕立て変えするところなのですが、丸帯だと反物をヂョキヂョキ切らなければならないわけで、すごく躊躇してしまうのです。
かといって70cmの幅の反物のままにしておいても何になるわけでもないのですが・・・。

2009年07月09日

着物の適正身長

着ない着物を持っている人で、実はその処遇に困っている人は案外沢山いるんじゃないでしょうか。
“ 私の若い時の着物をあげようか? ” と、私が着る事を知って自然に他所から着物が集まってくるようになった。

着物を着ている事が周囲の目に留まった上に 「 着物の枚数が無くて ・・」 と口に出したとしたら、“ 貰って頂戴 ” が殺到するかも? しれませんね。
唯、着物を受け継いだにしても、昔の人の着物では寸法が足りないというケースもあるようですが・・・

先日、叔母がもう着ない着物を10枚届けてくれた。
個性的な叔母らしい面白い柄などもあったり、人其々の趣味の違いが面白い。
その叔母には娘がいるので、念の為に彼女が着ないのかを確認したけれど、一笑して 「 着るわけない 」 と一言で終わってしまった。
実は従姉妹がいるのに私に着物が集まってくるのは、私が着物を着てるからという理由だけではないのです。

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以前話題にしたかもしれませんが、我一族は大女の家系。
私の父はその年東京で生まれた新生児の中で、一番健康 ( 要するに一番大きい ) 赤ちゃんだった事から、都知事から表彰状が届けられたくらいの人だし、叔母達ももちろん160cm以上です。
なのに子供の頃の私はすごく小さくて、従姉妹達から 「 おチビ 」 と呼ばれたりしていた記憶がある。
従姉妹と遊んでいると 「 お姉ちゃん達に遊んでもらってるのね 」 と言われて、実は私のほうが年上なのに何時も一番年下に見られていた。
そういうつまんない事が悔しかったりするんですよね、子供って。

そんな私も遺伝子の力添えで何とか163cmまで伸びました。
しかし!遺伝子はもちろん従姉妹達のこともサポートするわけで・・・・
「 パンツの裾上げなんて直した事無いよ 」 と会話をする従姉妹達の中でやっぱり私が一番背が低い。
「 小柄でいいねぇ 」 なんて言われ、私は世間じゃ小柄の部類には入らないのでは? と思うんだけど、心の中じゃ170cm近くある従姉妹が羨ましかった。
結局163cmのチビ!なのか。

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寸法確認のために叔母の着物を着てみた・・・血筋のチカラはすごい、サイズは大丈夫だった。
身長がもっと高くなりたかったけれど、一番小柄な私が身内の着物や装身具を全て所有する結果になり、この身長で止まったから得する事になったんですね。
従姉妹たちは全く着物に興味がないようです。

身長が高いと着物が着れないという事は絶対無いと思うけれど、実際はそういう身長の人は洋服がとても似合うし、極端に言うと洋服は背が高いほど似合うようになっている衣装。
つまりのところ、どちらの衣装が自分に似合うか? という選択になれば洋服って事になってしまうのでしょうね。

小柄な人が着物を着ていると、身長に対する帯の幅といい着物の柄のバランスといい、とても素敵な雰囲気だったりする。
私は可愛らしく胸高に帯を締めたり帯幅が狭いと、帯下が間延びしたように広々としてなんとも格好が悪くなるんですけどね。
着物にはギリギリの身長ってことかな。

2009年05月25日

ウェディングパーティーの着物

結婚式に白っぽいスタイルで行くのはNGだけど、クラブイベントっぽいパーティーだったので、暗い空間ならいいか・・・なのと、そんなこと気にする花嫁ではないはずだから、空間重視の着物コーディネート。
もちろん訪問着とかそういう類の着物が合わない趣向なのでもっと気軽な物を選びました。

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パーティー前に友達とカフェで長々とおしゃべり、すっかりリラックスムードでくつろいでいます・・・おはしょり辺りがグシャグシャになってるけど、綸子だとシワにならないので、長時間ぶらぶらしていても大丈夫なのがありがたい。
今日の着物は露芝 ( 草と水玉の模様 ) 。
かなり白に近いクリームイエローの芝地紋の綸子に黒のピンドットの染めで、朱色の絞り染めが散っている着物です。
和風な雰囲気を排除!の為、半衿はNYで活動する知人のテキスタイルデザイナー岡野優さんの作品、帯は金・赤・黒の配色で船や植物や図形がデフォルメされた模様のもので、全体を水玉テーマで揃えてみました。

そしてウェディングパーティーは遊び大好き!な友人らしい趣向の結婚式でした。
会場中大盛り上がり!
私はもうすっかり夜遊びは卒業し、ネイチャー系に変貌を遂げていますが、着物じゃなきゃ騒ぐ血を止められなかったかも。

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花嫁の強い要望により登場したポールダンサーのカオリ嬢のポールダンスパフォーマンス ( 花婿の希望じゃないところがミソ )
全員釘付け!
開脚とかきわどいポーズなんだけど、引き締まったプロポーションとスゴ技連発のために、競技を見てるような気分になった。

そしてウェディングお決まりの “ お帰り際の手土産 ”はというと ・・・普通過ぎる事をしない彼女は、友人で 『 馬券会計学 』 の著者、丸の内龍太郎氏に依頼した馬券でした。
シメまで遊び心満載でアッパレ!です。

2009年04月28日

最初に選んだ名古屋帯は

コストパフォーマンスの良い帯というテーマで順位をつけるとしたら、この名古屋帯を一番にしてあげたい。
私が10代の頃に、一番最初に与えられた名古屋帯で母の選択条件を満たす一本だったようです。

● 10代の着付け初心者のワタシが、着付けの時や着ている間に帯を触りまくっても、手垢汚れが目立たない黒地。
● 扱いやすい適度なハリと軽さ
● 使える年齢が長い
● 季節をイメージさせない抽象的植物模様
● 幾何学柄〜花柄まで、合わせられる着物が多いデザイン
● コーディネートしやすい中間色で配色されていて、色の偏りがない

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10代の頃は派手なオレンジ色の着物に合わせていたのが、ピンク系と合わせるようになり、今はイエロー系や明るいグリーン系と合わせています。
多分この先は水色などのもっと大人しいものになっていき、モスグリーンやグレーがかったものとコーディネートするようにすれば、まだまだ使えそう。
ガーリーな雰囲気のデザインなので、おばあちゃんになったら無理っぽいけど・・・。

結婚前に着る着物って、それ以降の着物選びとは全然違った視点になりやすいから、10代で作った女の子らしい着物は、普通着るのは20代くらいまで・・・当然もう全部着られない。
でも帯はすごく長く付き合えるから、着物よりもずっと熱っぽい視線を向けて選んでしまいます。
私はあまり好みが変わらなくて、心から愛した品は一生涯いつ見ても愛情を感じられるタイプなので、一番最初に自分のストライクゾーンにはまる帯を選んでもらえてラッキーだった。