2009年06月21日

着物のアクセサリー 5

帯留め090621.jpg

バロックパールを沢山つけた帯留めを作りました。
極小さな粒が散りばめられた四角い帯留めが欲しかったので、ほぼ欲求どおりの物になって満足です。

淡水パールを探しに問屋へ行ったら、想像よりも沢山の粒の大きさや色があって悩んでしまいました。
一般的な白系でもクリーム色・かなり白色・イエロー・シルバー色、他もベビーピンク・シェルピンク・グレー・ブラック・グリーンっぽい色・・・・。
予め合わせたいものや自分のアイテムが頭に描けないと迷ってしまいそうです。


まず市販の布くるみ用の帯留め金具を用意して、くるみ台部分に布を張ります。
付けるパーツに似た色の絹にすると自然な光沢があるので、土台が見えたりしても馴染みが良いかもと思いました。

帯留め090621_2.jpg

布を巻く時はバイヤス方向に張ると、角がきれいに仕上がります。
回した布をグイグイとひっぱるようにして裏で縫って固定します。

パールは最初規則正しく横向き5列に敷き詰めて、その後間を埋めるように盛り上げて縫い留めていきます。
布を台にすると縦横無尽に留められるので作業はとても簡単。
パールを付け終わったら、受け台のほうに接着剤を塗って、くるみ台をしっかり押し付ければ完成、作業時間は1時間もあれば完了です。

この帯留金具は4分紐も通るので、普通の帯締めに付けられて便利。
今回作ったのを使ってみて重宝だったら、今度はブラックパール系でも作ってみようと思います。

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posted by AKA at 10:46 | 着物まわりの小物を手作り

2009年06月11日

刺繍で着物の色合わせ

着物・帯・和装小物、持っているけれど上手くコーディネートがまとまらない・・・とか、他の物との相性がイマイチ悪くて出番が少ない小物だなぁ・・・と感じる事があります。
とくに夏の着物は色柄があっさりしたデザインが多くて、いつも同じような感じになって変化に乏しく飽きてしまったりする。
その上、譲られた品の中には、何に合わせるつもりでここにあるんだ? という唐突な色の小物などが箪笥に潜んでいたりする。

刺繍半襟090611.jpg
このパッとしたターコイズブルーの帯揚げも一度も出番がない物です。
袷の着物用ならきっと大活躍な色だろうけど、夏物の絽にしてはちょっと色が濃過ぎるんだと思う。
でも持ってる物は何とかコーディネートできるようにしたいので、半衿で色をつなぐ事にしました。
もちろん市販ではピッタリなものを見つけるのは大変なので、手作りが一番てっとり早いと思い、刺繍で作ったのが写真の半衿です。
図案は何でも良いから刺繍糸を選ぶ時に、持ってる着物アイテムと同じ色で構成するとマトメ役として重宝する気がします。

刺繍090611.jpg

選んだ紫地の半衿は着まわしの良い色じゃなかったので、一石二鳥。
ランダムな模様のほうが易しいので、円をベースにした薊のような感じにしました。
PCで作った下図を印刷して、チャコペーパーで左右対称に写取るのですが、絽の半衿はチャコがくっきり付きにくいのでちょっと作業しずらい。
こんな図案のものでしたら合間を見つけてチクチクすれば、そんなに時間を要する事もないので、労力は報われるのではないかと・・・
夏着物のコーディネートが少し増えた気がします。
posted by AKA at 19:04 | 着物まわりの小物を手作り

2009年02月28日

着物の下着を手作り

ウールとポリエステルの愛称の悪さはヒドイものです。
お腰は見えないし、と市販品を使っていましたが、今お店で売っているのはポリエステルの楊柳−ようりゅう ( 別名ちぢみ/洋名クレープ ) が一般的。
着物・襦袢が正絹の場合は、柔軟剤仕上げしてあればポリでも問題ないけれど、ウールの着物やモスリンの襦袢を重ねるとパチパチ電気が生まれて脚にからまり歩行も困難になります。

お腰090228.jpg

そこで作ったのが正絹のお腰。
不要な着物をリメイクしましたが、中古着物で部分染みがある安い物を購入し、洗って利用すると市販のお腰より安く作れるんじゃないでしょうか?

一番下は市販のポリ、大抵ピンクとか白。
さらっとしていて滑りがよく、シワにならないのが特徴ですが、場合によっては静電気がすごい。

中央は古い綸子着物で作った正絹お腰、最も万能で使い心地が良いです。
襦袢生地で作ってもいいでしょうね、正絹はやっぱり肌触りがいいし、保温性も高いです。

一番上は人絹 ( じんけん ) で作りました。
人絹は昔に作られたセルロース( 植物 )系の再生繊維、平たく言えば化繊。
今はレーヨンと呼ばれていて、絹に近い見た目の生地、キュプラやアセテートもセルロース系繊維の仲間です。
そう、キュプラ! 静電気を防ぐ裏地の王者です。
人絹は石油系繊維と違い静電気には強いですけど、すれに弱くて耐久性がポリより低いのと、若干重いかもしれません。

良く染まるのが人絹の特徴で、安価な着物に利用されていましたから、なにしろ柄重視、時代的にもレトロで良いデザインのものが多いです。
コレも骨董市で偶然見つけた着物で、柄に惹かれて手に取りました。
お腰にすることを思いつかなければ買わなかったでしょうけど、確か¥400くらいだったかな? 出会いがあれば市場価値がほとんど無いので安いです。
戦前は安い着物として出回っていたようですが、なにせ原料がパルプ、火をつけると紙のようにアッと言う間に燃え広がる。
昔は人絹の着物に火が点いて、全身火達磨になって死ぬ女性がいたりして、現在は化繊着物の主流はポリになりました。
( 現在のセルロース繊維は昔の技術力とは違い、そんな事にはなりません )

お腰の長さは、自分の着物の褄下( 衿下 )寸法−4cm + 木綿部分が15〜18cm、仕上り幅は着物と同寸法で作っています。
裾の三つ巻きをカーテンのように幅をとって重くして、おくみ( 前タテ ) を7cmくらいの幅でつけると、より安定します。
肌襦袢に直接つないで、ワンピース型にしても使い勝手がいいかも。
posted by AKA at 12:50 | 着物まわりの小物を手作り

2009年02月15日

着物にスワロフスキー

着物のヘアスタイルで一番簡単に出来上がるのがシニョン。
より着物ヘアっぽくするために、ポニーテールを作る段階で、後頭部に “ タボ / 髢−かもじ / 足し毛 ” を入れてます。( 但し、タボが無いのでウィッグで代用 )
着物ヘアの基本→髪を膨らます事
なので、ただのシニョンでもちょっと膨らますと、普段のピッタリ襟足よりも着物のヘアスタイルっぽくなるような気がしています。

シニョンに挿す、シンプル簪が欲しい・・・どんな着物の色にも合わせられて、普段でも気軽に使えるもの。
そう思い立ったので、朝っぱらから作りました。
あっという間に10分で出来きました、スワロフスキーのかんざし。

かんざし090212.jpg かんざし090212_1.jpg

で、早速使ってみました。
チェーンの先に付いたスワロフスキーのドロップが、頭の動きに合わせて髪の上をクルクル回る。
回るたびに光るし、暗い所でも僅かな光でチラッチラッと光る。

かんざしのスティックって長いものが多いけど、シニョンには10cmくらいの短めが使いやすい、しかも絶対にUの字タイプ。
今回はインド雑貨屋で売ってる安物の飾りが付いた380円の銀色のスティック ( もちろん飾りは抹殺 ) の先に、ロンデルと残り物のチェーン、そしてスワロフスキーを付けただけです。
一粒だけがポイントなので、高くてもスワロフスキーを使う価値大でした。
posted by AKA at 10:15 | 着物まわりの小物を手作り