2010年07月06日

着物のお腰を作る/寸法

透ける浴衣や夏着物用の下着にする、薄手のお腰を作りました。
半襦袢と一緒に使うと長襦袢+肌襦袢より快適ですね。

浴衣も最近は綿絽とか綿紅梅を多く見かけるので、浴衣用の下着とか、何か着ないと下着丸見え。
洋服のペチコートか何かを下に着ているコの、膝あたりから下が透けて見えた時、何故スカートだと膝が見えてて何とも思わないのに、透けて見えるとドギマギしちゃうんだろう・・・不思議。

着物100706.jpg

白い絽はやっぱり万能。
お尻のところに汗取り布を付けて、ステテコとかも履かずに済ませます。

お腰の寸法や作り方は夏用でも冬用でもすべて一緒です。

お腰の寸法.jpg

★仕上がり幅134pは一般的だと思いますが、細い方は合わせが深いと、足が開かず歩きにくいと思うので調整してみて下さい。

★カッコ内の丈、75cmは身長163cmのワタシの寸法、身長によって調整が必要です。
通常、自分の着物の妻下(衿下)寸法から−4〜5cmくらいを目安にした長さにすれば良いと思います。

追記:
最近浴衣などはプレタを購入されてマイサイズが分からない方もいらっしゃると思うので参考に衿下標準寸法を。( 鯨尺をキリのよいセンチに置き換えました )
・身長150p / 衿下73cm  ・身長156p / 衿下76p
ここから4〜5cm引きますが、着付けの仕方によっても違いますし、正確にとなると腰紐位置から裾位置を出して、さらに長襦袢よりちょっと控える・・ということになりますね。


お腰の裁断.jpg

★紐と前タテは2枚必要です。

★紐とお腰上部は 晒・シーチング・麻 などの汗を吸いやすい天然素材を選んで、一度洗剤で洗ってから裁断しましょう。
半端布があれば途中で布をつなげて問題ありません、下着で見えないところなので臨機応変に。

★お腰下部はスベリの良い生地で作ります。
夏は麻混とか冷感繊維もイイですね。
着物生地で作る場合4枚を縫い合わせ、服地など長さがあれば一枚、どちらでも良いです。

★前タテは着物生地の場合、反物を半分の幅。
服地で長さがある生地の場合、前タテ寸法を足して、切らずに通しで作る事もできます。

作り方は次回の記事で。

・着物の下着を手作り へ
posted by AKA at 12:49 | 着物まわりの小物を手作り

2010年04月21日

足袋の材料は不用品

季節の変わり目は不要な洋服がけっこう出現しますよね。
再利用といっても洋服って案外立体裁断なので、トップスは特に広い面積の部分なんて極僅か。

勿体無いと思う性格の上、縫い物が好きな私は “ 何かに使えるかも ” とそのまま取って置いたり、ご丁寧に解いたりしていました。
何か・・・と言っても実際使うとなるとそうそうリユースできるモノは限られてしまって、結局溜まる一方って事に。

足袋100421.jpg

サイズが合わなくなったスカート。
子供の頃の派手な長襦袢。
流行遅れになった母のコート。
着なくなった父のジャケット。

足袋を手作りするようになってからは、要らない服は足袋の型に切り取ってストックしています。
足袋に関しては洋服生地のほうが手芸用生地より高級感ある風合いで、着物と相性が良いものが多いですし・・・。
けっこう狭い面積でも、足袋くらいの大きさは上手い具合に取り出せるので、「 おぉっ、この向きなら取れる 」 ってパズルみたいに作業も楽しい。
色・柄が派手なものは裏地に。
デニムのパンツなどは足袋の底の芯にする。

作る時に生地を準備するのではなく、こうして切っておいて溜まったらまとめて作ると、日々出てくる不要な布を生かせるし、切ってしまうと小さな箱で収まってしまうので保管も楽です。
足袋を作る人は稀だと思うけれど、何か自分の生活の中での消耗品目っていうのがあれば、不要な服もその形に切っておけて、整理が心痛む作業にならなくっていいですね。

・半端なレースの使い方 へ
・不要なボタンの再利用 へ
・足袋の作り方 へ
posted by AKA at 12:20 | 着物まわりの小物を手作り

2010年02月18日

作り帯 ( 二部式帯 ) の作り方

作り帯100218.jpg

二部式の作り帯 ( 自由結び帯 ) と言われているタイプを手作りしてみました。
『 お太鼓結び 』 と 『 角出し結び 』 が両方結べるものです。
今回は私が作った寸法をそのままアップします。
もちろん、ウエスト寸法や帯幅などは個人で違いがありますので、型紙どおりでなく調整して下さいね。

作り帯の寸法1.jpg

六通柄やお太鼓柄で作る時は 『 て 』 と 『 お太鼓側 』 の生地を58cm付近でつなげます。
帯芯はお太鼓側だけ二重にします。
“たれ”の部分に+1oとなっているのは、縫い代を畳むと表に返した時に寸法が減るので、角の部分は膨らませ気味に縫ったほうが、同じ幅で仕上がる為です。

作り帯の寸法2.jpg

今回胴の幅は16.5cmで作りました。
身長160cm以上なら広めで作ったほうが良いかもしれません。( 粋な好みの方は細いほうが良いけれど )
胴の縫製寸法はお太鼓を参照して下さい。


作り帯の作り方1.jpg

@左上:2枚を中表で縫います。生地が繊細なものは縫い目に芯を貼ります。
A右上:『 て 』から58cmのところに紐を一緒に縫います。
B左下:“ きせ ”をかけます。縫目から+1oを倒して、アイロンをあてます。
C右下:たれのほうから帯芯を付けます。芯の幅は“縫った帯幅”より減5mmです。

作り帯の作り方2.jpg

作り帯の作り方3.jpg

D左上:芯を縫う時、表生地との間に下敷きを入れると縫いやすいです。
E右上:“て”の部分はそのまま返し口にするので、芯は留めない。
F左中:、両側留めたら “ たれ ” の縫い代に芯を止めます。
G右中:お太鼓部分 ( 約1m ) の長さの芯を“ たれ ”からもう一枚重ねます。
   ★写真で芯が浮き上がってるように見えますが、それでOK。
    この段階でピッタリ馴染んでいるようなら芯が小さすぎです。
H左下:先ほど倒して芯を留めた縫い代に2枚目の芯を重ねて縫います。
I右下:2枚目の芯は淵に合わせず、1枚目と同じ位置にひかえて付けます。

終了したら、表に返して、アイロンなどで押さえて整え、“ て ”を閉じて下さい。

帯の出来栄えはやはり芯の入れ方によって随分変わってしまうようです。
私も芯入れの作業は着物の衿付け同様苦手です。
洋服生地などで作る場合は接着芯を使うという方法もアリ?
やったことないので、どんな感じになるか分からないのですが、上手くいくなら、はるかに簡単に出来る事でしょう。
正絹に接着芯は、生地が歪むのでオススメできませんが・・・。

・二部式帯の結び方 へ
・足袋の作り方
posted by AKA at 13:11 | 着物まわりの小物を手作り

2009年12月18日

着物ヘア アクセサリー3

最近ヘッドドレスがブームで、着物にもヘッドドレスを合わせたりするようです。
コサージュをヘアアクセサリーにするのは随分前から流行っていたから、それでだんだん慣れてきて目立つヘッドドレスにも抵抗感がなくなったのかな?

私はコサージュですら頭に付けるには抵抗感がある・・・
ものすごく大きいものや派手なヘッドドレスとなると、本当にパーティーとかの場じゃないとしないと思いますが、小ぶりでモノトーンな感じの控えめなデザインなら使う機会もありそうです。

着物091218_1.jpg

黒〜グレーの材料で、光る素材は一切ナシです。
花とポンポンと水牛の角で出来たリーフを組み合わせて作りました。

着物091218_2.jpg

下げ髪でも華やかなヘアになってくれるのは簡単で便利。
もっと低い位置につければ派手派手しくならないので、もはや若くない私でもチャレンジできそうな気がします。

作り方もバレッタの金具に黒のリボンを巻き留めて、そこに材料を縫うか接着するだけなので、非常に簡単に作れてしまう。
しかも材料が切りっぱなしだったり、着け方が多少曲がっても、あまりヘンに見えないのでは? ( ・・・いや、むしろ味が出るかも ) という物なので、あれこれ付けて楽しめそうなジャンルですね。


・着物ヘア アクセサリー2
・ヘッドドレス的なヘアアクセサリー
posted by AKA at 12:39 | 着物まわりの小物を手作り