2011年02月12日

自分サイズの名古屋帯を作る

名古屋帯の悩みは・・・
胴を太くするとお太鼓が太くなる
お太鼓をこじんまりさせると胴も細くなる

かがり八寸なら、胴の畳み方をずらして太く見せる工夫をしたりしますが、普通の名古屋帯は胴はお太鼓の半分の幅になっています。
最近では太めが好まれるようで32cmくらいの仕立て上がりも多いようです。

胴前が太くなるのは嬉しいけれど、お太鼓32cmは私の好みからすると広幅すぎる。
もともとナデ肩な上、上半身が貧弱なので二の腕がお太鼓に当たったり、模様によっては妙にヨコ型な太鼓結びになってしまったりする。
何かバランスが悪い。

だから、自分で仕立てる時は胴もお太鼓もそれぞれ好みの幅にして、“ 半分の寸法 ” にはこだわらないようにしています。

名古屋帯110210_2.jpg

お太鼓と胴前をつなぐ“ 山 ” の辺りで幅増しをするのです。
帯を畳んだ時に、お太鼓幅から胴が出っ張る以外は何の問題もありません。

芯はこんな感じですね。
名古屋帯.gif

まず幅増しした10cmのところを先に帯に固定します。
それからお太鼓側はタレに向かって、胴側はテに向かって、芯を留めていけばズレたり・ヨレたりしません。

10cmよりもっと幅を取って緩やかに増やしたり・減らしたりするほうが、仕上がりは自然な感じかもしれませんが、10cmくらいの短い区間でケリをつけるほうが、気遣いが短期に終わるので私向きなんです。
posted by AKA at 16:56 | 着物まわりの小物を手作り

2011年02月09日

古い帯を作り帯で使う

以前ご紹介した作り帯 ( 二部式帯 ) の作り方で古い帯をメンテナンスしました。

太ったせいで短く感じるようになった事
古い帯だから普通の締め方に耐えられそうもない事

柄は好きなんですけど、そういう理由で出番はあまりなかった昼夜帯。
これで気軽に使えそうです。

二部式帯110209.jpg

作り帯と言っても、簡単に帯を結ぶ事が目的ではないので、背負うだけの付け帯というタイプとは違います。
前帯が別になっているだけなので、お太鼓の結び方は普通の帯と一緒です。
でも、強く引っ張ったり押さえたりなどの負荷はぐんと無くなるので、古い帯には少し優しい。

格子の繻子の方はかなり状態が弱そうなので、裏全面に芯を張りました。
他の帯地との組合せも考えたけど、平絹は繻子との相性が良いのでしばらく様子を見る事に。
( 相性 = 柔らかさ・ハリ・なじみ )
平絹にしっかりした帯地を合わせると、馴染まずにプカプカと浮く感じになってしまう事もある。

昼夜帯じゃなかったら、裏の分は帯地があるので悩まずパパッと作れそう。
裏に別の帯を組み合わせる必要があると、柄や色の相性について案外悩んでしまうのです。

二部式帯110209_2.jpg

手入れのついでにビーズ刺繍も少し入れました。
重くなるのでラインと花のところに少しだけ入れて完了!

・ビーズ刺繍をした帯 へ
posted by AKA at 18:30 | 着物まわりの小物を手作り

2010年12月20日

ピンクの爪皮を手作り

爪皮101220.jpg

牛革のエナメルが手に入ったので、雨の日用の下駄の爪皮を作りました。
かなりの厚みがあるしっかりしたピンクの水玉模様のエナメル革!
これはもう爪皮にするのにピッタリじゃないかと、革を見つけた時ちょっとウキウキしました。

・爪皮の作り方と型紙はコチラ

柄モノの革でエナメルとなると、タイミングに恵まれないと手元に巡ってこないものです。

ビニールレザーだとかわいい柄も沢山あるのですが、やっぱり本革の丈夫さには劣ります。
何処か破れたりすると、そこからどんどん裂けてしまったり・・・
革はそういうことはありませんから安心です。

しいて難を言えば、防水という点ではビニールと違って完全無浸透という訳にはいかない。
念の為、裏にナイロンを貼っています。
素材を重視して作ってしまいますが、今までも本革エナメルの爪先から雨が浸み込んで困った経験はないので、どしゃぶりの状況で着物は着ないからなんとかなってます。

黒とピンク、雨の日に着る着物ともコーディネートしやすそうです。
近頃はピンクの抵抗感が無くなってきてるので、結構重宝しそうな予感。

とはいえ、大掃除の際に出てきたこれらの不要物。

101220_1.jpg

ピンクピンク過ぎる!
でも女性ホルモンは活発になりそうだ・・・。

ちょっと前まで、『 全部ピンクづくしの家に住む女社長 』 なんていう画像をテレビで見たりすると
「 エグい・・・ 」
って拒否反応を示していたのですが、最近では少し解釈が変わってきた。

「 ピンクが大大大好き! 何でもかんでも全部ピンク! っていう人って、大抵アグレッシブで元気だよなぁ・・・すごいなぁ・・・ 」  

淡いピンクじゃなく、写真みたいな真っピンクって色の強さに怯んだりするけど、それは自分のエネルギー不足もあるんだと思う。
そういう強い色合いに平気で取り囲まれていられる人って、健康で強い人間の証だと思うようになって、ちょっと賛美の眼差しを向けるようになりました。
posted by AKA at 13:24 | 着物まわりの小物を手作り

2010年07月08日

裾よけ ( お腰 ) の作り方

裾よけ ( お腰 ) は直線縫いだけで簡単ですので、お好みの生地で “ 裾よけ ” と “ うそつき袖 ”を作れば市販に無い柄が出来て、普段の着物ライフも充実します。
上部の晒部分をネルで作ると冬にとても暖かい、着物の下着になります。

寸法は前回の記事 お腰を作る


下部分を縫います。

左:何枚か縫い合わせる場合は、縫い目の片側に1o程度のキセを取ります。
右:裏のぬいしろ部分は、キセをかけて倒し、くけます。
100708_1.jpg 100708_2.jpg


左:裾を三折りにしてくけます。
  裾は重いほうがバサバサしたり、風に煽られたりしにくいので多めに。
右:前タテを写真のような位置に置き、点線部を縫います。
100708_3.jpg 100708_4.jpg


左:前タテを一旦中表に畳み、裾部分を袋にします。
  この時、裏にくる面の裾をずらして多く縫いこむようにします。
右:前タテを表に返して、裏のぬいしろを畳んでくけます。
  これで下部分完成。
100708_5.jpg 100708_6.jpg


上部と下部を合わせます。
ここからはミシンです。

左:中裏に合わせて5o程度のところを縫います。
右:中表に反して、端を袋縫いにします。
100708_7.jpg 100708_8.jpg


左:袋縫いにしたぬいしろを上部のほうに倒して押さえミシンを入れます。
右:両端を1cmの三折りにして縫います。
100708_9.jpg 100708_10.jpg


予め縫っておいた紐を三折りと一緒に巻き込んで縫います。
     100708_11.jpg


簡単です。
部屋で過ごす時は長襦袢を着なくても裾よけだけは必ず付けるし、素材によっても快適さが違うので色々な素材を持っていると重宝します。

・着物のお腰を作る/寸法 へ
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posted by AKA at 16:49 | 着物まわりの小物を手作り