2014年01月29日

着物のポンチョコートを作る

ストックされている布の整理で、2m程度の長さのウールが出てきたので、カジュアル着物用の防寒着を作りました。
ベージュのウールはフォーマルっぽい雰囲気の服になってしまいそうで、何も作らず放置されていたんですね。


着物のコートについては、最もそれに向いていそうな頂き物の翡翠色のカシミア生地がありまして、
・ロングコートにするべきか? 
・ポンチョ型にするべきか?
・ 衿の形とかどうするか?
何度考えても決められずに冬を越しているのです。
だって、気に入らないコートになったら勿体無いですもん。


そんな葛藤の中、ベーシックなベージュの千鳥格子のウールが出現したもので、
「 これなら確実にポンチョ向きだから予行演習しよう 」
となり、先週作ってみました。



着物コート140129_1.jpg


まずは型紙が無いので、そこからです。

着物の衿に沿うような型になるように想像しながらパターン決め。
衿の幅や形が一番悩むところで、細いのをどんどん幅広に5回も仮縫いして、やっと型紙が出来ました。
仮縫いって面倒なプロセスですが、やって正解。
衿1か所でもこんなに気に入らないものなんだ・・・と再認識しました。
アウターは型紙が命ですね、ちょっとした1cmくらいのカーブや角度の違いでもドレープが変わってしまいます。


こんな感じに完成です。
制作時間のほとんどが型紙作りと言っていい。
1着で用済みになるのは、あの型紙がかわいそうという気がするが、だからといってカシミアもこれにしちゃえ、という横着な考えは良くないですよね。
着心地なども考慮した上で決めねば!




着物コート140129_2.jpg


衿の合わせはダブルで。
前の衿も随分太目なんですが、細いヘチマ衿より安定感増します。
衿を前の途中で終わらせるデザインも一般的ですが、私には可愛らし過ぎて似合わなかった・・・。

大き目のボタンが上前身頃の生地より前に出っ張ると、やはりカワイイ感じが増徴されるので、ボタンホールは不採用。
センターから出来るだけ外して、ループ留めにして、衿より控えめな感じになるようにしました。
posted by AKA at 19:54 | 着物まわりの小物を手作り

2013年12月21日

白半襟に刺繍してみる

今月はずっと不用品の整理などをしているのですが

「 どうする? この白半衿・・・ 」
って、悩むくらいの枚数が出てきました。
母のとか、祖母のとか、未開封も半分くらいあって、ざっと20〜30枚くらい。

う〜ん。
こんなには要らない事は確かですね。
普段全く使っていないので、数枚のストックがあれば事足りるはずです。
多分、お葬式用に。

使ってダメにするのが一番理想的だろうから、普段使える雰囲気になるように刺繍してみた。

着物131221.jpg

真っ白よりかは幾分柔らかい印象になります。

でも何だか虚しい。
だって、どうせ刺繍くらい手間かけるなら、色半襟に刺したほうが倍くらい良い感じになるはず。
自分の肌色には真っ白が合わないので、何をしても不協和音を感じるだけかもしれないけど。

夏にやったみたいに、ドットとかも試してみようか。
そう思いつつも、使わない物をそこまで必死に使えるヤツにしなくても・・・という早くさっぱりしたい願望が勝りつつあります。
posted by AKA at 16:27 | 着物まわりの小物を手作り

2013年12月04日

裏が柄 表が無地の足袋

一見して
「 柄がいっぱーい 」
という足袋は、着物や鼻緒との相性が悩ましくて利用することが少ないのですが、柄の布にはやっぱりそそられます。

だって、柄モノって直球にカワワイイですもんね。


足袋131204.jpg

そういう利用状況を加味して、今回作ったのは " 隠れオトメ足袋 " です。
表は別珍のバニラ色と、何にでも合わせやすそうなモーブ色。

バニラの裏は長襦袢だった和柄のモスリンを組み合わせて、冬用なので、底裏にはネルを合わせて、少し暖かい仕様にしました。

モーブのほうは更紗模様で、落ち着いた大人っぽい派手さです。

どちらも履く瞬間しか楽しめない自己満足系の足袋ですが、着物って見えない羽裏とか襦袢を遊んだりするのが楽しさみたいですから、その精神に則ると、足袋もこういう姿になるかと。
柄の組み合わせを考えるのもワクワクするひと時です。
posted by AKA at 11:37 | 着物まわりの小物を手作り

2013年07月29日

簡単な半襟の刺繍

週末は友人の作品を見に、東京都美術館へ。

上野公園って、以前はなんとなく古臭い店舗が多かったけれど、今は随分お洒落カフェも増えて、憩いの場っぽくなってきてる。
スタバもあるし、これからもっとカルチャー拠点として進化するかも。

着物130729_1.jpg

この日は紗の着物と、この間仕立て直した紗の刺繍帯。
最近気温が普通の夏並みなので、長時間歩き回らなければ、キッチリ着物スタイルでも大丈夫でした。
着物や帯も汗の被害はナシ。

この着物に合う半襟が、正絹の絽縮緬しか無かったので、もう少し衿ジミに強そうな半襟が欲しいな・・・と前日に思い立ち、近場のお店にいったけれど、刺繍半襟の類は白地の物しかなかった。

無地でもいいから生成り系のポリはないかと聞いたら、「 生成りは正絹のみで、ポリの絽だと真っ白かカラー物です 」 との事。
致し方なく、最も無難そうなクリームイエローを買って帰って、自分でちょっと刺繍を加えました。

刺繍半襟130729_2.jpg

水玉くらいなら直ぐ出来ます。
3時間くらいで完成。

案外アラレっぽいドットは着物の柄と干渉しないので、使いまわし良いです。
色々な色で作っておくと便利かも。
冬に良く使っている薄藍の縮緬に生成り色のドットを刺繍した半襟もとても重宝してて、とにかく薄い色の類なら、みんなコーディネートしやすいんじゃないかと思います。
posted by AKA at 22:13 | 着物まわりの小物を手作り