2015年10月03日

足袋の作り方(3)

H 前中心を合わせる


足袋の作り方13.jpg


内側と外側がつながったら、表布と裏布がピッタリ重なるようにして足首のラインの所で畳みます。


足袋の作り方14.jpg


4枚まとめてGで縫った部分と同じラインを再び縫います。


足袋の作り方15.jpg


縫ったらオモテに返します。

I 底を縫う


足袋の作り方16.jpg


表布と裏布の底ラインを合わせて、ズレないように端ミシンをかけておきます。


足袋の作り方17.jpg


底を合わせて、合印AからEまでをミシンで縫います。
つま先部分はギャザーを寄せるので手縫いしたほうが綺麗に仕上がります。


足袋の作り方18.jpg


指の付根中心がズレないように、ギャザーを寄せながら、A〜C・D〜Eを底に縫い止めていきます。


足袋の作り方19.jpg


合印に合わせて指先のギャザーが縫い終わったら、底布周囲をロックミシンなどで縫ってホツレ止めをします。


★ 完成!


足袋の作り方20.jpg



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posted by AKA at 22:25 | 着物まわりの小物を手作り

2015年08月05日

夏着物の下着を作る

先週は疲労困憊な一週間でした。

健診の結果が届いたので見たら、胸部レントゲンがE判定。
『 肺がんの疑い 至急精密検査を受けて下さい 』
爆弾投下と思える出来事から始まり、翌日からは怒涛の引っ越し作業に突入、新規お取引のショップ様へ作品を納品・・・もう暑さと疲れでクラクラしました。


今週はちょっと落ち着いて過ごそうと、身の回りの作業をしました。
こういう事をしていると、さも余裕があるみたいで、スローな気分になるのです。


着物下着140805_1.jpg


着物の時の下着については、毎年変えて試しているのですが、今だに最適という処理に巡り会っておりませんので、工夫続行中です。

今年はガーゼのタンクトップと補正の一体化、というのを作ってみました。


着物用品は抱き合わせで着たり、補正は蒸れるウレタンやしっかりと頑丈な作りになっている。
簡易なタイプもゴムベルトなどで固定しなければならない。
等々で上半身がどうしても暑くなりやすいです。

肌襦袢( 下着 ) + 補正 + 長襦袢 + 着物、そして伊達締め2か所、帯に帯板・・・・・。

考えるだけで着たくなくなります。
けれど、補正をしたほうがやっぱり納まりはいいです。


ということで、極薄の生地で最小限の補正パットを直接着るという感じにしました。
これなら締め付けたり、ベルトで圧迫されずに、所定の位置にぶら下がってくれるというものです。
今回は最小限という事で2か所だけです。
● 鎖骨の下から胸の谷間まで
● 腰パット、背中から恥骨の上まで 


着物下着140805_2.jpg


腰パットは背中部分しか固定されていません。
ゆったりしたガーゼのタンクトップなので、背中を密着させたらサイド部分は腰骨に沿わせて前にもってきます。
タンクトップは緩いですが、補正は裾除けの紐や伊達締めなどで抑えられるので、ズレることはないだろうという目算です。


長襦袢の下にコレだけ 又は 浴衣の下にコレだけ
という用途の下着です。
これで具合が良ければ、補正付の長襦袢( 半襦袢 )を作りたいと思います。
そうすれば、着物っぽいコーデも2枚で済むようになりますね。
posted by AKA at 18:01 | 着物まわりの小物を手作り

2014年05月29日

夏素材の足袋を作ってみました

何年も前に 「 足袋の作り方 」 という記事を書いて以来、随分沢山の方に読んでいただいているようで、実は自分で足袋を作りたいと思っていらっしゃる方はいるものなんだなぁ・・・と、驚いております。

私はベーシックな雰囲気の物を作ることが多いけれど、きっとカワイイ足袋を作ってる方が大勢いるんでしょうねぇ。
いつか機会があったら見せてほしいなぁ、なーーんて思うのでした。


さて、最近私が作ったのはダブルガーゼのようにフンワリとした風合いの夏用足袋です。

あくまで " ダブルガーゼのような " です。
もしダブルガーゼで作ったら耐久性は少々不安ですから、そういう優しい感じで、もう少ししっかりした生地を選んでます。


夏足袋140529.jpg


淡〜いグリーン、淡〜いピンク。
作ってしまってから、水色系も作ればよかったのにと後悔しました。


薄手の生地だから、踵や金具部や擦れやすい爪のところなどは事前にウラを接着芯で補強してます。
丈夫さは少し上がると思いますよ。


草履は靴のように蒸れたりしないので、夏専用の足袋は必ずしも必須ではないけれど、そういうものを用意する事でちょっと夏物に向き合う気合が入るような気がするんですよね。
posted by AKA at 19:58 | 着物まわりの小物を手作り

2014年03月06日

両面使える帯

旅行に行く時は、何か1つでも荷物を減らしたい。
着物となれば尚更である。


何年か前、父と東寺の弘法さんの市に行った時の事。

作品に使うアンティークの銘仙着物を何枚も買って、パンパンの袋を持って歩く私に

「 着物って1キロ近くあるのもあって重いだろ、持ってあげるよ 」
と父が手を差し出した。


銘仙はそこまで重くないものの、良く重さまで分かるね、と聞いてみたら

「 ママは昔っから着物で旅行してたから、着替えの着物の入ったカバンを運ぶこと多かったんだ。
その上お前が生まれてからは、着物 + 赤ちゃんグッズになって・・・
" もう・・・これは・・・何としても車を買わねば! " って決意した。 」


今はキャスター付きの旅行バッグはより取り見取りだから、なんともピンとこない話だったけれど、
旅行で荷物が減るに越したことはない。

だから旅行の際は両面使えるように仕立てた帯を持っていくことが多いです。


両面帯140306.jpg


最初は旅行用に・・・ではなく、箪笥に収める帯の枚数を出来るだけ減らしたかったからです。
それを旅行で使い始めたら、

「 アラッ、何て便利! 」

となって、次々腹合わせの帯にするようになったのです。


でも厄介なのは、組み合わせ!


色が馴染むとか、柄が馴染むとか、雰囲気が似てるとか、
そういう帯同士のほうが良い。


お太鼓って脇から裏が見えるじゃないですか。
あまりに唐突な組み合わせだと、表よりも、チラッと見える裏のほうが目立ってしまう事もあるのです。

それに両面の帯持って行ったのに、着物と合わなくて片方しか使わなかったとなれば威力が半減です。


そんな問題がなければ、もっとじゃんじゃん腹合わせにしちゃうのですけどね。

posted by AKA at 20:27 | 着物まわりの小物を手作り