2015年12月14日

割烹着の作り方

前回、割烹着の型紙をご紹介したので、続いて作り方を。


@ 前衿ウラの端を三巻ミシン、又はロックミシンをかけてホツレ止めをする


A 身頃と前衿ウラを中オモテに合わせて縫う
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B オモテに返してアイロンをかけて、押しミシンをかける
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C 見頃の背端を三巻きミシンをかけて、折山で折っておく
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D 肩を縫い、端はホツレ止めをする
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E 肩当ての縁を写真のように折ってアイロンをかけ、後ろ衿部はミシンをかける
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F 後ろ紐と背中紐を縫う
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G 肩当てをオモテに返してアイロンをかけ、後ろ紐を背中心に挟み、肩当てと一緒に押しミシンをかける
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H 背中紐を腰の高さに付けて、裾を三折りにし、背中心から裾まで押さえミシンをかける
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I 袖をオモテで合わせて2mmほど縫い、中オモテに返して切り口が袋になるよう7mmの縫い代で合わせ縫いをする
割烹着_9.jpg



J 袖口を三折りにして、ゴムの通し口を確保しながら押さえミシンをかける
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K 袖山と身頃の脇をIと同じ縫い方で合わせてミシンをかけ、オモテに返せば完成
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● 割烹着の型紙へ
posted by AKA at 19:25 | 着物まわりの小物を手作り

2015年12月09日

割烹着を手作り

私は家で着物を着て過ごす日もあるので、何より必須アイテムは割烹着です。
これが無かったら、着物を着た途端、ろくに使いものにならない人になっちゃいます。

逆に言えば、これさえあれば着物を着てても然程家事に不自由さは感じません。
こんな風にDIY作業すら可能。


割烹着151209_1.jpg


お気に入りのリネンチェックと、葉っぱの刺繍ナチュラルリネンの割烹着。


そもそも割烹着を手作りするようになったのは、市販品が気に入らないという単純な事情です。

デザインがどう見ても " おっかさん " っていう事もあるけれど、一番NGだった理由は丈が腰下くらいしかないから。
それだと、料理に限っては問題ないと思うけれど、日常通して考えると、着物を汚す確率は高くなる!
だから絶対ロング派なのです。



足袋なんぞに比べれば楽勝で作れるので、ご参考までにMサイズくらいの私用に作った型紙をご紹介。( クリックで拡大 )


型紙151209_2.jpg



● 身頃 1枚
● 袖 2枚
● 衿裏 1枚
● 肩あて 2枚
● 後ろ紐:型紙ナシ 30cm ✕ 1.5cm 仕上げ 2本 ( 好みの長さと幅で良い ) 
● 背中紐:型紙ナシ 45cm ✕ 1.5cm 仕上げ 2本 ( 好みの長さと幅で良い )


★ 丈は身長や好みがありますので記載していませんが、私は110〜115cmくらいで作ってます。

★ 「 ぬいしろ 」と記載している部分以外は仕上がり寸法です。
  ( 1cm程度の縫い代を加えて裁断してくださいね )

★ 用尺はロング丈の場合、タブル幅で2mあれば安心。



割烹着151209_3.jpg


衿ぐりはスクエアが好みなので型紙はそうしていますが、丸首でもVネックでもお好みで。
洋服の時にも使えるように、衿はあまり大きく開いた寸法にしていません。
( 服だと衣紋がないので後ろ紐が上がるから、前身頃は下がります )


写真の割烹着は背中紐を前で結べるように、長くて細い紐を付けてます。
ロング丈なので、服と合わせるとエプロンドレスっぽくなります。


割烹着を使うようになったら、肩紐タイプのエプロンなんて家事の最中何度もズリ落ちて、猛烈にイライラするようになっちゃいました。
冬はもっぱら着物でも服でもコレばっかりです。


● 割烹着の作り方へ
posted by AKA at 01:45 | 着物まわりの小物を手作り

2015年10月03日

足袋の作り方( 1 )

足袋の作り方の写真などをリフレッシュしてホームページに掲載しようと思っています。
撮影の機会が先になりそうなので、PDFを一旦削除しますので旧版をこちらでアップしておこうと思います。


@ 材料の用意

 表布・裏布・底布・タコ糸・接着芯・コハゼ8枚
 ( 型紙を手持ちの足袋を解いて作る場合は、各所の合印を忘れずに付けておく )


A 材料をカットする

 ● 内側( 親指側 ) ● 外側( 小指側 )
 左右対象のカタチで 表✕2枚、裏✕2枚
 ● 底( デニムくらいの暑さの場合は2枚重ねる )


B コハゼをかける紐を内側( 親指側 )に付ける


足袋の作り方1.jpg


タコ糸をかがり針を使って縫います。裏を接着芯で補強するとしっかりとします。


C コハゼ紐をミシンで縫って固定する


足袋の作り方2.jpg
 

ピンセットやドライバーで紐を避けながら、タコ糸と表布を直線縫いで固定します。


足袋の作り方3.jpg


内側表布のオモテ面はタコ糸は縫われていません。


足袋の作り方4.jpg


内側表布のウラ面を見るとタコ糸の上を縫っているので、コハゼ紐が固定されている状態です。


D コハゼを縫い付ける


足袋の作り方5.jpg


外側表布のオモテ面にコハゼを置き、ずれないように仮止めをします。
裏布は写真のように縫い代をウラ面に折り返します。


足袋の作り方6.jpg


表布と裏布を写真のように縫い代に合わせて中オモテで重ねます。
表布・コハゼ・裏布を点線の位置で縫います。
コハゼがズレて一緒に縫いにくい場合は、表布に仮縫いをした後、裏布を重ねて本縫いします。


足袋の作り方(2)へ進む
posted by AKA at 22:32 | 着物まわりの小物を手作り

足袋の作り方( 2 )

E 表布と裏布を合わせる
 ( 足首部分と側面部分 )


● 内側( 親指側 )
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表布と裏布を中表に合わせて、点線の部分を縫い代5ミリでミシンをかける


● 外側( 小指側 )
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コハゼを留めて縫い合わせてある表布と裏布を、中オモテのまま前中心に合わせて、前中心の方からコハゼ方向に足首部分を縫います。

表布のほうが長いので、コハゼ縫い代部分で畳んで縫います。



足袋の作り方9.jpg


同じく踵も底を中オモテに合わせて、底からコハゼ方向にミシンをかけます。

表に返すと、コハゼが裏側に控えて取り付くようになります。


F オモテに返してアイロンで整える


足袋の作り方10.jpg


これで、内・外のパーツが完成です。


G 踵を合わせる


足袋の作り方11.jpg


合印に合わせて内側と外側の踵部を重ねて、ずれないようにミシンでステッチをかけます。

市販の足袋は〇のステッチですが、小さい〇を縫うのは案外難しいので、△などの形で良いです。


G 前中心を縫う


足袋の作り方12.jpg


もう一度ウラに返して、表布同士・裏布同士がそれぞれ中オモテになるように合わせます。
指の付根・足首の始まりのラインがずれないようにミシンをかけます。
この時、足首の縫い代はウラ布側に倒して縫います。


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posted by AKA at 22:30 | 着物まわりの小物を手作り