2019年01月18日

黒羽織 リメイク

着物の整理をしていたら、手元に黒羽織が数枚あった。
「 もう着ないから 」と譲られた着物の中に黒羽織が入っていることが多かったからだ。

着物を頂くのはありがたい事なのですが、自分の黒羽織ですら着ていません。
しかも、黒羽織っていうのは、柄違いで何枚もバリエーションを必要としないジャンルなんですよね。

喪服の着物は必要か? ” の記事でも書きましたが、ほらね、やっぱり黒羽織は要らなくなるものじゃないの・・・と確信してしまいました。

そこで、黒の反物は外の色に変えられないのでリメイクしました。

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ペチパンツ。
正絹で!

真冬にロングスカートのインナーにすると、静電気の防止効果が絶大。
ペチコートよりペチパンツのほうが確実に暖かいです。
薄手の正絹で作れば、ルーズシルエットのパンツの中にINして重ねても大丈夫そう。
キュプラと同等の効果ですが、体温を逃さずキュプラよりはるかに優秀。


そして、羽裏は

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丁度正絹のお腰を作り変えるタイミングだったので、裏地に活用。
黒羽織の羽裏は例外なく白無地なので、何かに面白く使えるようなことは無いし、長さも少ないので、二着分を一気に消費。

他の使い道が絶たれると、惜しげなく使ってしまえるものですね。

posted by AKA at 18:58 | 着物まわりの小物を手作り

2016年09月12日

着物のコーディネートを楽しむ工夫

和装はアイテム別に形状が同じなので、洋服以上に組み合わせのパターンが作れます。
沢山の色や柄を持っていれば持っているほど、掛け算的にコーディネートパターンが増えるのは確かです。

だからついつい
「 こんな帯があったら面白く着れそう 」とか
「 新しい帯に使った事ない色の帯揚げを合わせたらどうなるだろう 」とか
もう、どこで止めたらいいのか自分でも分からなくなるくらい、あれこれ増えていく危険が潜んでいる。


幸い私の場合、保管場所もお金も限りがある。
どこまでも追い求めるような事はできないから、そこは洋服のような感覚で
「 ワンシーズンで◇本あればボトムスは着まわし十分! 」
っていう具合の線引きを、徐々にしていきたいと思っています。


着物で枚数を少なく色々楽しむなら、簡単なところで所有する色をセーブするって方法は有効。
そういう単純な方法から実践してみよう。


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これは実家に未仕立てで放置されてた母の夏帯。
昭和っぽいデザインと、あまりに素っ気ない色柄なので、特に使いたい気分にならずにそのまま放置してました。


そもそも着物を頻繁に着ようと思い立った時、【 家にある着物をどれだけ自分好みに着れるか 】 というテーマを掲げていたような気がする。
そのテーマからすればこの帯こそ、少ない夏のアイテムを自分らしくどうにかする格好のターゲットではないか!


早速限られた夏の小物の中で使えそうな色をピックアップして、色の候補を絞ってみました。


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夏着物はブルーやイエローが多いので、相性の良くてあまり主張し過ぎないのはこの辺りの色。

同じような色の絹糸を選んで、帯にチクチクと大小の水玉を散らしてみました。


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お太鼓部分は片側に寄せて刺繍を足してこんな程度で。


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胴前はパラパラと散らす感じ。


もともとグレートーンで色が無いから、何でも合わせられるといえばそうだったのですが、持ってるカラーとリンクしていたほうが、意図したコーディネートっぽくなるので、全体のバランスは良くなるんじゃないかと思います。


着物というからには、それなりの価格を支払っていまコレが手元にあると思うと、出来るだけ知恵を絞って活かす工夫をしてみたい。
その結果、眠っている物が少なくなってコーデの幅が増えれば、今あるもので十分満足するんじゃないかな。

来夏には仕立ててデビューさせるつもりです。
posted by AKA at 18:43 | 着物まわりの小物を手作り

2016年01月21日

暖かい二部式長襦袢

最近、家で着物を着ていると肩が凝るようになってきて困りました。
考えてみると、以前より紐の類を減らして着ていて、動き回って長襦袢が自然に下がってくると肩に重みがかかってしまうようです。

紐は少なくしたいし、重みは分散したい。

という必要に迫られて、上下に分かれた二部式長襦袢を作ってみることにしました。


今更というくらいポピュラーな物だけど、実は着た事なかったのです。

「 二部式は着崩れる 」という母の影響で、夏の半襦袢以外は分かれている物を持っていなかったけれど、家で使うならやっぱり分かれているほうが洗濯して干すのも楽そうです。


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真冬を快適に過ごせるように、身頃はネル素材。
袖と裾は普段着用なのでモスリン。

保温と静電気を防いで滑りを良くする為に、ウラは紅絹をつけて袷の仕立てにしてます。
暖かさ倍増で!


紅絹はこういう用途でしか、もう出番が無さそう。
丈夫な素材では無いから普段用には不向きなのですが、肌触りはとても良いので、ダメになったら交換するつもりです。
色落ちしなくなるまで洗って、お尻部分は2枚に強化しました。


胴紐はまだ付けていないけれど、付いていたほうがきっと便利。

私は抱き合わせを固定する紐は包帯を使ってます。
( ストッキングを使うっていうのも聞いた事ある )

肋骨付近に巻く紐は収縮性があったほうが楽です。
極薄のニット素材が入手出来ない時は、幅が細めで、織の厚い、しっかりした包帯を紐として使うと本当に楽です。
適度に伸びて密着するし、体に食い込まない。
そもそも体に巻く用途に作られているのでGOODですよ。
posted by AKA at 17:20 | 着物まわりの小物を手作り

2015年12月14日

割烹着の作り方

前回、割烹着の型紙をご紹介したので、続いて作り方を。


@ 前衿ウラの端を三巻ミシン、又はロックミシンをかけてホツレ止めをする


A 身頃と前衿ウラを中オモテに合わせて縫う
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B オモテに返してアイロンをかけて、押しミシンをかける
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C 見頃の背端を三巻きミシンをかけて、折山で折っておく
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D 肩を縫い、端はホツレ止めをする
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E 肩当ての縁を写真のように折ってアイロンをかけ、後ろ衿部はミシンをかける
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F 後ろ紐と背中紐を縫う
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G 肩当てをオモテに返してアイロンをかけ、後ろ紐を背中心に挟み、肩当てと一緒に押しミシンをかける
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H 背中紐を腰の高さに付けて、裾を三折りにし、背中心から裾まで押さえミシンをかける
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I 袖をオモテで合わせて2mmほど縫い、中オモテに返して切り口が袋になるよう7mmの縫い代で合わせ縫いをする
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J 袖口を三折りにして、ゴムの通し口を確保しながら押さえミシンをかける
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K 袖山と身頃の脇をIと同じ縫い方で合わせてミシンをかけ、オモテに返せば完成
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● 割烹着の型紙へ
posted by AKA at 19:25 | 着物まわりの小物を手作り