2012年02月19日

簡単 着物のヘアスタイル

「その髪型どうやるんですか?」
展覧会などで着物を着ていると、質問されることがあります。
このブログの読者の方からも髪型の悩みは聞こえてきます。

着物姿にとって、髪型って結構大切な要素だって事は分かっていても、自分で結うのって、面倒ですよね。
だから普段はパパッとまとめて、簪を挿す程度です。

着物ヘア120219_1.jpg

今日の髪型はこんな感じです。
( 前からの写真はコチラ )

3ブロックに三つ編みして、右か左に片側寄せでまとめるだけなので、超簡単です。
ポイントは右寄せなら、右ブロックの三つ編みは耳にかぶるように編んで、左ブロックは右に向かって編むだけです。
まとめるとき、右耳にかぶさるように塊を作ると、ちょっとクラシックな感じになりますよ。
( 耳かくし風に )

真後ろでまとめるよりも、簪を顔横に持ってこれるので、ポイント作りやすい。
コサージュ使いの時も合うと思います。
右寄せか、左寄せかは利き手のやりやすいほうで作ってみて下さい。
まとめ髪が苦手な方にはオススメです。

私はかなり髪が長いので、逆毛を立ててトップを膨らませたり、夜会巻きのような髪型を作るのは苦手。
巻いて、巻いて、巻いて、
最後は専用のピンも効かなくなっちゃうのです。

かんざし120219_2.jpg

ヘアアクセは着物がチェックONチェックなので、ヨーガンレールで買った四角い簪を合わせました。
カクカクした感じのイメージで統一。

挿す所がカーブしているので、少し下向きに付けても、差さってる部分は髪にしっかり嵌って、安定感が抜群。

たしか水牛の角だったと思うのですが、黒と白が売っていて、鼈甲のように白のほうが2割ほど価格が高かったです。
( ここで言う“ 白 ”とは、白鼈甲などのように、斑点や色が着いていない部分という事です )

洋服に合わせるなら黒もいいなぁと思ったのですが、髪に映えるのは白よね・・・
という事で、着物の時優先で選びました。
角だからこのカーブなのかな?
posted by AKA at 17:44 | 着物いろいろ話

2011年12月23日

戦後の着物トレンド

着物のウールコートを作ってみたいな
そう思って実家に型紙など参考になる本はないかと探していたら、亡き祖母の古い和裁の本が目に留まりました。

昭和34年出版と記載された 【 新和裁全集 】
当時にとっての新しい和裁とはどんなもの? と興味深深で手にとり、ページをめくると・・・

巻頭のスタイルページに載っていたのは “ お洒落な3ピース ” というタイトル。


着物111223_1.jpg

“ 軽くて着易い工夫着でございます ”

解説はともかく、これはお洒落なのか?
よく分からないが・・・

二部式着物というものは聞いたことあるけど、ワンピースにベストを組合せるような感覚のものなのだろうか?


更に “ 現代的な感覚を取り入れた・・・ ” というものは

着物111223_2.jpg

何ですか? この袖!

かなり無理矢理なデザインになっちゃってますよ。
ここまでデフォルメするなら、何も着物という形状を維持しなくても、洋服でいいじゃないか、という疑問さえ感じてしまう。

対丈に帯はサッシュのように無造作。
ガウンのような感覚でしょうか?

まだこの頃は、「 シワは着付けの敵 」 のようなガチガチな着方はしていないのでしょうけど、何だか滑稽な感じがしました。
今と間逆に、お洒落に洋服をコーディネートする感覚が身についていなくて、着物をベースに洋服風にする方が抵抗感がない、という時代だったのかもしれません。


KIMONO姫的に大胆なアンティークの着物を短く着付けて、タイツにブーティというコーディネートで歩く女の子を見た年配の女性が

「 すごいわね 」
「 大胆すぎる 」
「 着物をあんな風に着るなんて 」

とか、囁いているのを耳にしたことがありますが、ファッションは流動的に移り変わるものです。
どの時代でも見たこと無いものは飛び出してくるんですね。

昭和なんてそれこそ着物スタイルの激動期だったんじゃないかしら。

華やかでロマンティックな着物
贅沢禁止のモンペ
やたら丈を倹約した袖やコート
高級礼服全盛期
数十年でみんな着物を着なくなる
そして今や、浴衣で歌舞伎に行くというビックリな提案が雑誌に載ったりする。


しかし、この本は日本人がまだまだ着物で過ごしていた時代だけあって、それこそ下着からウールコートまで、着物に必要な全てが記載されている貴重な本でした。
熟読せねば!
きっと参考になることが沢山載っていそうです。
posted by AKA at 12:19 | 着物いろいろ話

2011年11月26日

城下町を着物散策

美濃エリアを着物でブラブラと散策。
郡上八幡はお城に1時間、街は1〜2時間くらいで散策できる広さのところでした。

郡上八幡111126_1.jpg

お城は大きくはないのですが、結構野趣溢れる雰囲気です。
要するに、山城なのでアクセスはすごい急坂。


郡上八幡111126_2.jpg

街の中は坂道はごく僅かなので、散策しやすい。
私は何となくブラブラとしていただけですが、水場を巡って写真を撮ったり、桜の時期に来るのも良さそうな所でした。


郡上八幡111126_3.jpg

小道もかわいい。

郡上八幡111126_4.jpg

行きに通りかかった時には、猛烈な人だかりになっていた有名なニッキ飴屋さん・・・
戻ってきた時はお客さんの影も形も無かった。
観光バスのタイミングを外すかどうかで、買い物時間はすごく変わるようです。


美濃にも寄りました。
夕方になると、美濃和紙のお店の明かりがキレイ!
メインストリートには和紙の照明オブジェが点々と並んでいて、次々点灯されていきます。

美濃111126_5.jpg

紙は流石、素敵なのが沢山ありましたけど、和紙って生活に上手く取り入れられない私。
ライトアップされているのを見るとついつい欲しくなりそうになった欲望を、アトリエに仕舞われた紙の束を思い出すことで消滅させました。
posted by AKA at 23:18 | 着物いろいろ話

2011年11月21日

着物で歩く明治村

今月、博物館明治村では 『 きもので歩く明治村 』 というイベントをやっているようです。
期間中着物で来場すると入場料が半額に!
1600円が800円、これはかなりウレシイ金額の割引。
私は全く知らずに偶然行ったので、会計が間違っているのかと思ってしまいました。

明治村111120_1.jpg

明治村は紅葉が見頃でした。
全然紅葉なんて気にかけずに出かけた所がこんなに良いとは、私もリサーチしているようで案外いい加減なもんだわ。


明治村111120_2.jpg

こういう所でもクリスマスを意識して展示したりするものなんですねぇ。
広大な敷地に平日は人も少なめで、写真撮りもやりたい放題な感じ。

明治村111120_3.jpg

展示されている建物がカフェになっていたりして、ロケーションの良いところでお茶も楽しめるんですね。
飲み物も普通にサービスされて400円くらいと、意外なくらいテーマパークらしからぬ価格で優しい。
偉い、明治村!

年間パスも3000円ですって!
ちょっとバッグの写真撮ったり・・・近ければ絶対に年間パス買うのにねぇ。
posted by AKA at 20:03 | 着物いろいろ話