2009年06月06日

大きめパーティーバッグ

パーティーバッグはみんな小さい・・・
でもパーティーに行くからって荷物が少なくなりはしない。
この間クロークが無いと予想されるパーティーに行く為に、洋服と着物兼用で使えるバッグを急遽制作しました。

着物バッグ090606.jpg

洋服の場合は無地っぽいワンピースに合わせる事を想定すると柄モノのバッグがバランス良いのだけど、着物にも合わせるのなら、すごく細かい模様 or すごく大きい模様のほうが柄と合わせやすいので、花柄などは避けました。
デイリーに使う事も考えると色々な着物や羽織と無難に合わせられる柄がいい。
無地っぽい着物は洋服同様合わせられて、柄がはっきりした着物の場合はまったく題材が異なる雰囲気で、やや余白もあるデザインのほうが無難にコーディネート出来そうなので、このテキスタイルプリントを選びました。
まぁこの模様なら、無地・幾何学柄・植物柄と大体喧嘩になりにくそう。
色も着物とのコーディネートの幅を考えると紫〜臙脂などが無難だった。

かばんの中身.jpg

財布・携帯電話・ポーチ・ハンカチ・ティッシュ・カメラ・メガネ
以上が絶対持ち歩くマストアイテムなので、それらが楽々出し入れできて、更に若干余裕がある大きさがベスト。
特にメガネケースは大方のパーティーバッグには入らなくって困る事多し。
重さに耐えられるように開口部と持ち手は牛革。

でも持った時には小さめに感じる事がパーティーや着物の時では重要なので、必要以上の大きさにならないように何度も型紙調整しました。
だから一番時間がかかったのは型起こしかな・・・
せっかくだから販売用にも制作するか? と検討中です。
posted by AKA at 12:26 | 和装小物について

2009年06月02日

歩きにくい下駄の形

千両下駄090602.jpg

外出中に下駄が真っ二つに折れたらアナタはどうします?
和装の履物屋はちょっと行けば一軒くらいある・・・という店じゃありません。
自分の重心に合わない下駄のせいで、そんな想定外の出来事に合ったのです。

先日、歩道橋を降りた所にあるインド料理屋に向かっていた時、階段の途中で何かが足の裏に当たった。
んん?と思いながらも降りきり、下駄を脱いで確認すると下駄の中央に前後を分断するような亀裂が入っている・・・! まだ3・4回しか履いてないのに。
やばい・・・これは絶対やばい・・・。

こんな時に限って、「 お飲み物はドリンクバーへご自由にどうぞ♪ 」 と言われ、喜ぶどころかブルーな気分になって、全て同行したH氏に頼み、トイレに行くのすら限界までガマンした。
食事中も頭の中は “ 家に帰りつけるか? ” と “ この店にガムテープがあるかどうか聞くか? ” の2点がぐるぐる巡って、会話にも集中できなかった。

まだ亀裂だし・・・家まではそう遠くはない。
そう覚悟を決めて店を出ると、ものの1分もしないうちに真っ二つに割れてしまった。
それでも千両下駄はつま先がスロープ状になってるので、つま先を地面に当てて、裏道を選んでヨタヨタしながらどうにか帰宅したのです。

電車に乗って行くような場所にいたらどんな事になっていたんだろう?
ガムテープは安全ピンと並ぶ必需品だな・・・と思った。
前がスロープ状の “ のめり ” でも小町下駄のほうがかかとがしっかりしていて安定感があるかも、千両下駄は初めて履いた時から 「 なんか歩きにくいなぁ 」 という印象で、私の歩き方や体重のかけ方には合わなかったからこうなったのかもしれない。
慣れた二枚歯の下駄のほうがずっと歩きやすいから、二度と千両下駄は買わない! と今回の件で学んだものの、今回割れたものに関しては勿体無くて 「 車で行って帰る用途なら使えるかな 」 と思い、接着剤でピッタリ合わせてバイスで圧着して修理しました。

下駄の補修090602.jpg

クラックで塗装面が剥げたけど、自分で塗装した下駄なので塗り直しすれば、もう少し目立たなくなるかも。
いくら密着してても信用ならないので、裏を金属プレートで補強しました。
こんなんで全体重支えられるという確信は持っていないけど、鼻緒もオーダーしたものだし、悪あがきで使ってみます。
posted by AKA at 12:32 | 和装小物について

2009年03月24日

鼻緒のお誂え

市販品と同価格以内で、自分の好きなイメージで作る “ オーダーメイド ” を楽しめるのが草履や下駄の最大のメリットです。
靴ならば 「 オーダーが普通 」 とはなかなかいかないところです。
草履や鼻緒はオモテ材料を持ち込めば、制作料金のみなので、絹などの贅沢なものを作るほど、市販の物より安くできるのはありがたい。
草履ってカタチは定番のものですが、その表面はチェックにしたり、爬虫類にしたり、レースにしたりと、自分の目指すイメージにして楽しめ、表面の柄や色で全然違ったものになって面白い。

鼻緒090324.jpg

鼻緒の誂えの場合は、片側分が長さ40〜50cm ( 柄出しによる )/幅は好みの材料を持ち込めばOK、私は浅草の長谷川商店さんや合同履物さんを利用していますが、太さにより2000〜2300円くらいです。

花模様などで小さい柄になっているものは誂えるほどの特殊性が出ないから、自分の着物との相性を考えて、大きな模様や幾何学的な柄の材料を選ぶようにしています。
それと “ ○○色系 ” と、色の方向性が明確に仕上がるほうが着物合わせが楽なので、色がカラフルなリボンや、多色使いの柄も避けています。
できるだけクラシカルな同系中心の色合いで、模様が大きいもの・・・それがなかなか無かったりするので、テキスタイルプリントの仕入れの時でも、 「 鼻緒にどうか? 」と意識の隅において材料を見るようになりました。
カーテンなどのインテリアファブリックも鼻緒向きの材料が豊富です。

黒地にカーキやマンダリンオレンジ色の花唐草の模様はイタリアで見つけたものです。
ヨーロッパは渋い色合いの大人向きリボンが豊富で、着物関連にも使えそうなものが沢山あっていいなぁ。

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posted by AKA at 12:47 | 和装小物について

2009年03月12日

着物ヘア アクセサリー

着物ヘアって、昔の“ 耳かくし ”とかが特にお洒落で、祖母が若い時どんなだったかを父に聞いてみると、背が高くて目立つのに、その上丸髷なんか結っていたらしい。
戦後になってからも日本髪と言えば一般的に結われていたカタチだったらしい。
丸髷を地毛で結うのは、今じゃ舞妓さんくらいかな?

かんざし 櫛090312.jpg

着物の時でも日本髪を結うような機会は無いと思いますが、 簪−かんざし・櫛−くし・笄−こうがい・手絡−てがら 等の装飾品は今見ても綺麗だなぁと思うような物が多い。
何とか使いたくて櫛が入るようにヘアアレンジしてぐいぐい押し込むものの、油もつけてないし、逆毛も立ててない髪じゃ頼りなげにグラグラする。
どう工夫してアレンジしても、何時落っこちるか分んない不安定さ。

こういう櫛を普通の着物ヘアで意地でも使おうと思ったら、穴でも開けてゴム通しちゃうとかメチャメチャな事しないと無理じゃないかと思ったりする。
でも人の手で丁寧に作られた品物って、呼吸しているような生命力のようなものを感じて、いい加減な処理で穴をあけるなんて失礼すぎて出来ないです。
昔のものは特に、機械でガッチャンガッチャンと感情もなく次々と世に送り出される安物とは違って、非常に丁寧な仕事がされている。
今の物がすべて粗悪という意味ではなく、昔の物なのに今もあるって事は、大事にしなければ・・・と思ったからであって、そう思わせるオーラがあった物が残っているという事ですよね。
使う用途で作られた物なのに、使いたくても使えないジレンマ・・・
日本人の髪には象嵌・珊瑚・翡翠・真珠って本当に良く映えますよね。
posted by AKA at 12:56 | 和装小物について