2016年03月25日

帯留を指輪に

珊瑚の帯留は帯と相性が良くて使いやすいアイテムですが、ヨコ4cmタテ3cmのバランスが良い大きさの方ばかり使って、小ぶりな丸型のほうはあまり出番がありません。

夏の着物の時、帯周りを軽快にしたい時に着けるくらい。
それも極たまに。


以前NHKで放送された 『 白洲次郎 』 のドラマ内で、白洲正子役の中谷美紀さんが、彫刻珊瑚の指輪をされているシーンを見て、
「 コレいいっ! 」
って思っていたんです。


帯留としては小さいけれど、カタバミの彫刻はとても可愛らしく気にいっているので、ジュエリー作家の友人にお願いして、指にはめられるようにしてもらいました。


珊瑚指輪160324_1.jpg


この珊瑚は台が覆輪留めなので、指輪にするには好都合でした。
最初から指輪になるべきサンゴだったのでは、と思うほど違和感がない。
イメージどおりの誕生石の指輪の完成!

一般的なサンゴの指輪って、上質な血赤珊瑚を使ったハイジュエリーでマダムっぽい物か、安価な珊瑚のカジュアルで少女っぽいデザインの二極が多い。
周囲でも珊瑚の指輪をしている人を近頃は見たことが無いので、かなり懐古趣味かもしれない。
誕生石の指輪は縁がないかもな・・・って諦めてたけど、これなら古いものが持つ独特な優しさがあるので、面白く使えそうな気がします。


指輪160324_2.jpg


今更そんな必要も無いと思ったのだけど、何時でも帯留に戻せるような作りにしてもらいました。
帯留は18金だけど、そんな意図もあって 「 まずは18金で作らず試してみたら 」 という友人のアドバイスに従って、リング部分はシルバーに金メッキ仕上げ。
K18部分との違和感はありません。

この先メッキのほうがどう変色していくか分からないけれど・・・。
すごく気に行ったら本格的に作り変えをしようかなと思ってます。
posted by AKA at 00:29 | 和装小物について

2015年01月24日

普段着物で使う帯

前回の普段使いの帯の続編。

まず、解いたかがり帯。


かがり帯150124_1.jpg


この様に、両端を手先のように仕上げてしまいます。
40cmほどは半幅で固定ですね。
こうしておけば、明らかに裏・表があるものでも、見苦しい面が見える事はありません。


そして半幅帯ですが、
昨年の記事で3回胴巻きする時がある事を話題にしましたが、
もう一つやっている事。


半幅帯150124_2.jpg


芯の枚数を変える。
というのもやっています。
通常の2回巻きには尚更有効です。


この半幅帯の場合は、手先から50cmのところから約2mだけ芯を1枚増やしています。

大体巻き方にクセがあるのでこのような位置を固くするのですが、こうすると胴の部分はしっかりシワにならずに巻けて、結びの部分は扱いやすく、しかも軽い。
結びの部分が軽ければ、背中の上のほうに収まっていてくれますし、体も楽です。
posted by AKA at 18:07 | 和装小物について

2014年01月31日

着物の防寒 ケープとコートどちらが良い?

最近はケープのことをポンチョコートと呼ぶ事も多く、そちらの名称のほうが一般化しそうな気配なので、前記事ではポンチョコートとしましたけど、作った防寒着の形状からすると、正しくはケープですね。


袖が無いのはすべて共通ですが

・ ポンチョ ・・・ 頭を通す空きがあるだけのもの
・ ケープ ・・・ 前あきで、主に上半身を覆うもの
・ マント ・・・ お尻が隠れる以上の長さ、
 ( 短かい丈でもフード付きはマントらしい )


ケープっていうと、ドレッシーな物を思い浮かべる人も多くて、ポンチョコートのほうが響きがカジュアルでカワイイから、そんな風に呼ばれるようになったのかな?
もはや、ポンチョとケープは雰囲気の問題となりつつあるようです。


着物 ケープ140131_1.jpg


先週作った着物用ケープの着心地を早速試してみました。
ベーシックな柄と色の為、可もなく不可もない、至って普通な感じの仕上がりです。
こういうケープなら、着物が派手でも地味でもコーディネートは楽そうです。


作る際に最後まで悩んだのは丈です。

着物の袖が隠れるくらいの長さにすべきか?
全身のバランスのほうを優先すべきか?

仮縫いの段階で、袖の振りが全部隠れる長さのデザインは鬱陶しいと分かりました。
長い丈はトイレの際も扱いが厄介そうだし ( いちいち脱ぐ必要アリ? )、暖かいけど、重っ苦しいような気がする。

振りが見えてしまっても、このくらいの丈が私にはベストでした。


着物 ケープ140131_2.jpg


後ろは所作に関係ないし、帯の収まりもありますので、前より10cmほど長めです。


場所を取らないし皺になりにくいので、保管を考えるとコートとは違うメリットがある。
ケープはカジュアルで、洋服感覚のコーディネートをしたいときにはいいかな。
場所を取らないなら、色んな生地で持っておけるし。

でも、手を挙げたり等の腕の動きや、袖の扱いを考えると断然コートが良いという事になりそう。


最初の1枚というなら間違いなくコートでしょう。
でも、買う場合はケープのほうが安いし、デザインによっては洋服と兼用出来るから、そこに惹かれてしまいますよね。
着物を着る機会がかなり少なければケープもありかもしれませんが、これからも頻繁に着物を着るつもりなら万能な無地のコートが手堅い選択だと思います。

寒さ対策の点では、都心部ならケープで問題ナシですね。
posted by AKA at 23:49 | 和装小物について

2014年01月21日

冬の足袋

温泉旅館で用意してある " 湯上りソックス "
冬になるとコレが手放せない。
足袋の下に重ね履きするのに丁度良い厚みなのです。


足袋140121.jpg


別珍やウールで作る足袋は普段用。
下に湯上りソックスを履く事を前提に、ワンサイズ大き目に作っています。

最近はインナー足袋っていう物もあるのだけど、下着のような薄さなので、家で履くなら湯上りソックスが丁度良い。
旅行に行くと、家族の分まで横取りして持ち帰ってきます。


一般的にはタビックスを重ね履きしたほうが楽でしょうね。
足袋は汚れを落とすのも大変だし、乾きにくいし、かさばるし。

私の場合、タビックスをサイズの問題でここ何年も買っていないのです。
タビックスに限らず、ソックスもサイズの合うものは少ないです。
だいたい22〜24センチっていう設定が多いですからね。
( ソックスにしろ靴にしろ、サイズ設定は今の日本女性の寸法にマッチしていない気がします )


タビックスが売りだされ始めた頃色々買ってみましたが、伸びる事は伸びるけど、踵がズレてきたり、指に穴が開いたり。
しっかりしている分、圧迫するのか血行が悪くなって返って冷えたり。


困っていたところに、使い捨て感覚が故に適度に織がゆるい " 湯上りソックス " と出会って、これはインナーにいいぞ! となった訳です。
勿論、サイズはメンズ対応用。
女性用サイズが用意されている場合は家族全員分、大きいサイズにチェンジしてもらって、冬の為にせっせとストックするのです。
posted by AKA at 16:17 | 和装小物について