2008年08月03日

兵児帯の上手な結び方

着物 080803.jpg

夏の着物を普段着として着る時は兵児帯などで、薄く快適にしたいです。
ところが兵児帯ってウエストでぐしゃぐしゃになったり、リボン結びが下がって崩れたりするので、兵児帯の結び方をあれこれ工夫してみました。

兵児帯は巻いて蝶々リボンや文庫のように簡単に結ぶだけなので楽だけど、正絹の物だったりすると結構重くて、益々崩れる可能性大。
夏以外はちゃんと補正して腰パッドとかすれば解消できる事が、一枚でも薄くしたい夏に綺麗に崩れず着付けをするのは色々と難題がある。

今のところ最も快適で綺麗に崩れず結ぶ方法はメッシュの芯を体に一周させるやり方です。
和装用の40cmくらいの帯板ではなく、手芸店などで売っている 『 メタリックヤーン用のキャンバス 』 をメッシュ帯芯として使用するのです。
私はパルプみたいな素材の物を使っていますが、メッシュになってると通気性が抜群で、適度な硬さです。

兵児帯 080803.jpg 帯板 080803.jpg
☆帯幅のメッシュキャンパスを70cm程用意。(長さは体型により調整)
☆両端を台形になるよう斜めにカットして、角も少し丸くします。(写真右)
☆兵児帯の中央に置いて包み、台形状の長い方を上にして、芯が背中心で終わるように巻いていきます。
☆巻いた時に芯の長い方が上になっているとリボン結び固定出来るし、補正しなくても着物らしい直線的で綺麗な着姿が作れます。

浴衣ならカワイイ系は帯幅18cm、カッコイイ系は16cmくらいのようですね、帯のようにしっかりするので、ブローチを着けたり帯締め風にリボンを結んでもいいかも。
posted by AKA at 18:13 | 着物のお手入れ 着付け

2008年07月05日

アンティーク着物

着れる着物を細かく切り刻んで小物とかにしてしまうのは心が痛みます。
着物は寿命を全うするまで使いきるのが普通の事、着物として無理になったら、羽織とか襦袢とか他の着物周りの物に仕立て直し、その後座布団や風呂敷になったり、祖母が最後には生地を裂いてハタキを作ってましたっけ。
( 今は掃除機の付属パーツが多彩なんで、ハタキは絶滅寸前? )

紋錦紗に華やかな花々と鹿の子模様のアンティークの部類に入る古い着物。
何度も縫い代えられた為にちょっと弱くなっている部分もありますが、デザインはアンティークらしい大胆さとオーラを発散していて、長い年月愛用されていたのに生き生きしてる。

着物スカート080705.jpg

でもこの着物は裾よけとか下着にするにしてもちょっと生地のキズが目立ってしまいそうだったので、思い切ってスカートを作りました。
一応、着るものに変化させる経過は辿れそうかと・・・。
洋服ならば好きな幅で何枚で接ごうと 『 お好きにどうぞ! 』 ですものね。

涼しいです!(キッパリ)
着物として着ると、どんな薄い生地でもあんなに暑いのにねぇ。
しっとりと柔らかいアンティークの錦紗着物、もう重さなんて全然感じないくらい快適そのものデス。
夏の着物は辛くてあまり着なくなる季節なので、こんな風に着物柄の洋服と下駄でフラフラ出かけてみるのもいいかもしれない。
posted by AKA at 17:43 | 着物のお手入れ 着付け

2008年06月11日

浴衣の帯

浴衣や普段の着物に使う半幅帯を作るのは案外簡単です。
半幅帯は気楽に締めれるし、その上織物が何であれ一年中使っていい事になってるので、確かに便利。
北欧系プリントとかカワイイ柄は欲しいけど、とりあえず手近にある名古屋帯の反物を洗張りして何本か作ってみました。

半幅帯 080611.jpg

最近は半幅でも長さは4mくらいあって変わり結びが出来るものが主流なので
名古屋帯のオランダ線の部分はカットして、柄合わせで目立たない様に繋ぎ、太鼓裏の生地まで全部使って作ります。
身長163cmの私は帯が広くないと着た時のバランスが悪くなるので、帯幅は4尺2寸(約16cm)以上で、出来るだけ太めの仕上げになるようにします。

正絹の帯地で作る場合は帯芯を縫うとか多少面倒ですが、コットンプリントの生地だったら、裏に接着芯をアイロンで付ければ芯の硬さをもたせられるので、ミシンで縫う事もできます。
裁断した生地の裏の縫い代を覗く部分(帯幅)に厚めの接着芯を貼り、半分にしてミシンでダーッと縫って引っ繰り返し、端の始末をすればもう完成。
帯の長さの生地が理想ですが、中央で1ヵ所柄合わせて繋ぎが出ても締めたら
分からなくなるし、浴衣などの気楽な物に合わせるなら良いのでは?

安く売ってる化繊の帯もありますが、すぐ緩むし、風合いはテラテラしているし、それならいっそお気に入りの生地で世界に一本の帯のほうが可愛くてGOOD!


posted by AKA at 12:45 | 着物のお手入れ 着付け

2008年04月08日

帯を作る

刺繍で大輪の花の雄蕊のツプツプや花びらが立体的に表現された図案。
すごい技術だなぁ・・・と気に入っていたのに放置してあって、ようやく縫う気力が湧いてきて帯になりそうです。

刺繍帯080408.jpg

帯地は単調なくらい黙々と、ひたすら真っ直ぐ半返ししながら縫えば良いので、単純作業に強い私としては無の境地のように手を動かし続けられるのですが、
「 芯は帯地より弛み気味で、返すと芯で表地がピンッと張る様に留めなさい 」
と母から長年のカンみたいに曖昧な指示をされると、手が急に遅くなる。

「〜気味に」 「ちょっと」
みたいに個人差のある寸法とか 
「ピンッ」 「ユルユル」
等の擬音は感覚的すぎて同じ経験共有後じゃないと的確な状態が分からない。

母が待針で留めてくれた寸法を計測すると、帯地側5寸に対して芯側を+0.5分で付けていくようです。
感覚的に留めていくと、最後に左右でゆがみが出そうなので、手先側を始点に帯地は5寸間隔、帯芯は5寸5厘間隔でチャコを使って両端に印をつけていきます。
それを合印に待ち針で留めていけば、お太鼓の左右も半幅部分の上下もズレることなく均等な弛みを付けられました。
自分のですから洋裁の感覚でも何でも導入して、作りやすい方法にすればキレイに仕上がりますね、邪道な部分もあるでしょうけど。
posted by AKA at 17:49 | 着物のお手入れ 着付け