2009年08月25日

絞りの帯揚げを洗濯

帯揚げ090825.jpg

夏の帯揚げって汗ジミになりやすい。
手洗い否定派の母の物などを見ると、若干薄茶色の輪ジミのようなものが広がってしまっているものがあり、間違いなく汗をどうにかしないとそうなってしまう危険性が高そう。

使うとモワッと湿気を含んでいるくらいで、一度くらいじゃシミになるような気配はないのだけど、風を通してそのまま仕舞っておくのは洗うよりもダメージになるんじゃないか?と心配になります。
多分クリーニングならばスカーフくらいの値段でやってもらえるだろうし、着物を扱わないところでも帯揚げは受けてもらえるのでしょうが、汗に関しては何でも洗えるものは洗っちゃいたいのです。
昨日はお天気だったので何枚かお洗濯しました。

絞りのものは水洗いで、バスタオルに平置きで乾かせば絞りがどうかなることもないようです。
唯、部分絞りのほうが厄介でした。
絞りの部分を避けながら残りのシワを取るとなると、コテなどで細かくアイロンをかけねばならいので、洋服用のアイロンではちょっと難しい・・・。
これはクリーニングが無難そうですね。
総絞りの場合は表面に細かいシワが出来ても、シワなんだか絞りの加工なんだか締めてしまえば全く分からないのでノーアイロンで楽なくらいです。

でも・・・帯揚げでこんな染みが出来るんだから、もっと肌に近い着物は? 帯は? と考えると怖いデス。
posted by AKA at 12:16 | 着物のお手入れ 着付け

2009年06月23日

両面使える昼夜帯に

昼夜帯090623.jpg

古くて汚れやシミが多い帯だけど柄は気に入っている・・・。
大抵帯の汚れは両端と胴前とタレに集中する事が多いけれど、この白地はいたるところにシミがあって、まともには締められない。
洗ってスッキリはしたけど、シミとスジ汚れは相当なものです。

すでに八寸幅だったので、あとは半幅?

でもその前に七寸というありえない幅の帯にして、変わり結びで普段着用に使ってみようと思います。
やはりスジ汚れはひどいけど、シミなどはない帯と組み合わせて昼夜帯に。
昼夜帯にしておけば胴巻き部分は好きな幅に畳んで巻けるし、後ろは簡単な文庫結びにしても、半幅帯よりボリュームつけてフワッと結べる。
何より2本の場所が1本で済む。
オレンジ色のほうは袋帯でダメージはあまり無いので、白地のほうの胴前1巻目にくる部分を切って足し布をして、長めに仕立てようと思います。

すごい勿体ながりだな・・・執念に近いと我ながら呆れる。
これが化繊の布相手だったら、見向きもせずゴミ箱にポイッだろうと思う。
最近、着る事よりもメンテナンスに夢中になっている気がします。
posted by AKA at 12:22 | 着物のお手入れ 着付け

2009年05月30日

袷着物を単衣の着物に

着物の季節ルールの基本、単衣は6月と9月・・・だったけど。
もう誰も守っていない、というか守れるはずもない地球温暖化の影響で、案外単衣の着物を着る期間が長くなってきています。
GWを過ぎたら、晴天の日の外出は単衣にしてしまう事は多い。
先日の結婚式も 「 うーーん 」 と悩んだのですが、〇〇式のようなセレモニーやお茶会の場合はルール通りにするのがベターなので、着物は袷にして、長襦袢を絽にするという極端な温度調整で乗り切った。

透けないけど軽くて涼しいのが欲しいなぁ・・・と考えつつ着物を整理している時に目に付いた銘仙。
「 銘仙ってカワイイんだけど、あまり暖かくないから出番が少ないんだよね 」
と感じていた事を思い出した。

銘仙.jpg

袷の着物は他にも着ていない物やメンテナンスが必要な物もあるし、いっそそれらを単衣にすればいいんじゃないか! と直ぐに気付きそうな事に今更ひらめき、実行することにした。
まずは上前にシミがついてる物から洗い張り。
銘仙はウラ・オモテの区別はつかないような織物だから、今までウラだったのを表にするとほとんどキレイ。
そうすると必然的に上前は下前になるのでシミは見えなくなる。

和裁衿付け.jpg

いつも面倒で後回しにしてしまう衿付け作業。
涼しくする為に肩当布も無し、共布がないので肩開きの力布は衿裏と同色の白系にしました。

子供の頃、祖母や母の和裁中に 「 ねぇ、お手伝いする〜 」 と言うと、母はお客様の着物に何かあったら大変だから近くに寄るなと私を追い払ったけど、祖母はベテランの余裕をみせて、肩開きに付ける扇型の力布を縫わせてくれた。
5cm角の布2枚くらいの事だから、適当な端切れで遊ばせてくれてたんでしょう。
私は “ 餃子 ” って呼んでた。
「 あの着物、ワタシがお手伝いしたんだよねっ 」 って嬉しかったものです。
もちろん! ちゃんと祖母が縫ったものが付いていた事は間違いありません。
posted by AKA at 11:28 | 着物のお手入れ 着付け

2009年05月15日

着物の洗濯には◎日和

着物の洗濯1.jpg

洗い立ての着物ってフワッとしていて、洗う度に柔らかくなるのは嬉しい。
クリーニング代節約の為、冬物のウール着物を毎日一枚洗濯して、少しづつ手入れと夏の支度をしています。
「 一日で何枚も洗う 」 というのは今年から止めました、だってタイミングを計るのが気がかりで他の事が手につかなくなるので気が重くなってしまうから。

洗う前に袖先のアール部分に布埃が溜まり易いので、袖の中の埃をブラシでお掃除します。
寝具用などの大きな洗濯ネットの中に着物を入れて、洗濯機をドライモードで脱水無しに設定してスタート。
着物をネットに入れる時 「 型崩れしちゃいけないから 」 と着物畳みしてキッチリとネットに収めて洗った事がありましたが、いざ干そうと広げてみると中は全然濡れていない??・・・。
ウールは撥水性が強い繊維だし、ドライモードはとても繊細に洗うので、ネットに入れた上に必要以上にピッチリ畳むと、中までちゃんと洗えないみたいです。
一枚で洗うならもしかしてネットも要らないのかもしれないけれど、とにかく一旦広げてフワッと入れています。

そして脱水は使わず、水を抜いて濡れたまま干します、5月の晴天日に南向きの場所に朝から干すなら40分〜1時間程度かな。
私は朝のうちにこの作業をするようになりました。
我家の物干し場は屋根が無く、日差しが強くなる時間になると、上部は直ぐ乾くのに裾はビショビショ・・・と言う風になって、均一な生乾き状態になってくれません。

湿っているうちに着物の裏からアイロンを当ててシワを取るのも順番決めちゃってます。
【 衿 → 身ごろ → また衿 → 袖 → またまた衿 → 表に返してキセを整える 】 
身丈が重要ならタテに、身幅と裄ならヨコに、一旦始めたらどちらか一方の方向だけアイロンを動かすようにしないと崩れますから、それもちょっと面倒です。

洗うと型が崩れるという心配はあまり無いけれど、どんなに洗剤が良くなっていてもウールですから、160cm以上の長さの物は1cm程度は絶対縮みます。
洗った事のないウール反物は身丈が4cm縮んだ事もあった。
それでもウールは普段の家用か雨の日用なので、私はクリーニング屋に出す気がまったくないし、新品同様の姿を留めようとも思っていません。
予防策として作る前に出来るだけ縮めてしまい、身丈は余裕をみて仕立てるようにしています。

着物の洗濯2.jpg

腰紐も洗ってサッパリ。
パリッとしていると着付けが崩れにくいので、ぐにゃぐにゃになりにくい自分に合った硬さの素材を選んで、好みの長さと幅で作っています。
posted by AKA at 12:24 | 着物のお手入れ 着付け