2017年08月07日

帯締め染めちゃいました

帯締めも20代で使っていたものはソリッド色で出番が少ない。


帯締め170807_1.jpg


こんな感じのオレンジ・黄緑・黄色は模様もないから、明る過ぎる色が帯と馴染まなくなってきました。
流石に帯締めは染めたことはありませんでしたが、どうでもいいと思っているくらいの物だから帯揚げに引き続きカラーチェンジすることにしました。


帯締め170807_2.jpg


若干縮んだかな・・・と思いますが、使用上の問題になるような事態にはならなかった。
やっておきながら言うのもなんですが、意外と大丈夫なのね。


帯締め170807_3.jpg


オレンジと黄緑は先に染めた帯揚げと同じ色の染料にしたので、帯周りセットみたいになりました。
元の色が違うので若干の違いはあるかもしれませんが、秋になったら役立ちそうな色です。
コーディネートに迷ったら帯揚げと帯締めを同じ色にするというのもアリだと思うので、染めずにそのまま放置するよりは使えるものになったと思います。
posted by AKA at 19:59 | 着物のお手入れ 着付け

2017年08月04日

使わない帯揚げは色を変えてみる

" 一番使わない帯揚げの色は? "
と問われたら、
「 ピンクです 」
と答えるだろう。


ピンク系の着物は持っていても、ピンクの着物にピンクの帯揚げは合わせないし、ピンクの柄の着物も帯も少ないし、私の場合は一番出番の少ない色ですね。

先日、帯揚げの引き出しを整理していて、改めて色のチェックをしてみたら、ピンク系ばかり8枚もある。
使わないのに随分あるものだなぁ。


帯揚げ170804_1.jpg


しかも、よくよく見るとほとんど同じ系統の色と言っていいものが4枚も!

実は、これらのピンク帯揚げは譲られたものなのです。
という事は、みんなが使わない色って事でしょうか?
もしくは、最初に買うべき色はこういうピンクであるという認識が定着しているとか?
そうでなければこんなに同じピンクが我家に集結するって事があるだろうか?


使わない帯揚げがあるとしたら、それは恐らく【 色 】 が理由であることは明白なので、根本的に解決してしまいましょう。

オーバーダイで色を変えてしまいます。
染め変えと違って地色を抜けないので、ピンクを黄色にという様な事は無理です。


帯揚げ170804_2.jpg


手持ちの帯揚げの色をチェックして、少し違った色で、ピンクよりも濃色か暗色をかけました。
ピンクを緑にすることだって可能です。


断捨離流行りですが、使えない物=不用品とする前に、使える物に変化させるのも一案です。
生地が良い帯揚げなら勿体ないので、500円程度の染料を購入しても染時間は大したことはありません。
費用対効果は高いのでやってみるといいですよ。
posted by AKA at 18:49 | 着物のお手入れ 着付け

2015年02月02日

半衿の洗濯 ベンジンでセルフクリーニング

正絹の縮緬に手刺繍という手入れの厄介な半襟。
一枚のクリーニング代は1000〜1500円が相場。
大きさはスカーフの三分の一なのにねぇ・・・

一番安く済ますとしたら、長襦袢のクリーニングの際に、洗いたい半襟をしっかり衿に縫い付けて、一体として処理してもらう事です。
そうすれば長襦袢代だけで済む。( 但し、折跡はついてしまうだろう )

でも、もうちょっとカジュアルに使用頻度の高い物はどうするか?


やっぱりベンジンしかないですね。


部分的に付けると上手く汚れを処理できなかったり、拭いたり、叩いたり、むしろダメージが心配。
ということで、クリーニングと同じ方法で処理します。



@ まずは対象となる半襟の刺繍の端の方にベンジンをちょっと垂らして、色にじみなどがしないかパッチテストします。


A 大きな広口のビンにベンジン500ml(1瓶)を移します。

ベンジン150202_1.jpg


洗う物を入れても余裕があるくらいの大きさ瓶を用意しましょう。


B 半襟をその中に放り込んで蓋をします。
 ビンの蓋を長く開けているとそれだけ中身が揮発して減りますので、テキパキやりましょう。
 
ベンジン150202_2.jpg


そうしたらビンをしっかり掴んでシェイクします。
軽い汚れなら10秒程度で大丈夫かな・・・・。

取り出す時はヘアカラーの時に使うような手袋をして、絞りながら取り出します。
ビンの口が狭いと絞る事が難しいので、次回の分が少なくなっちゃいます。


ベンジン150202_3.jpg


洗浄が済んだベンジン。
汚れか? 生地の色か?
このくらいなら3回はいけそうです。


揮発性の物なので、30分もあれば乾くので、その後アイロンで仕上げます。

半襟150202_4.jpg


ムラとか縮みは無く仕上がります。


数回は使い回しできるとはいえ、汚れ部分を拭くというやり方に比べれば、全く豪快な使い方です。
でも、クリーニング代を考えれば格段お得だと思います。
私の場合、対象となる半襟は正絹縮緬に限られるので、気になりません。
むしろ正絹の半襟に輪ジミを付けたりするリスクの方が怖い。


くれぐれも火の気の無い場所で行って下さいね。( 無論保管も )
posted by AKA at 18:09 | 着物のお手入れ 着付け

2014年05月04日

紬を洗う

着物に関する作業のあれこれが停滞しているので、ガッツを出して消化していこうと気合を入れました。


夏物の準備をしたいところですが、まずはウールと紬で単衣にしようと思っていた反物をやっつけることにします。
糸の色が違っても、複数枚一度に縫えば効率も多少は良いでしょう。


格子着物140504.jpg


ウールは去年洗ってストックされているので、残すは紬。
藍染のものは、洗えるようにするかどうかにかかわらず、洗い張りしてから仕立てるほうが無難と言われてます。
ましてや単衣シーズンに着るのなら色移りの危険性も増しますよね。


今回は切ってから洗うことにしたので、一番丈が短い袖部分から洗濯します。

片袖1枚だけ、 1尺3寸 + 縫い代1寸 + 余裕分1寸強 を切ります。
柄出しの関係で111cmを洗ったところ、仕上がりは109cm。

111 ÷ 109 = 1.0183
これがこの反物の収縮率なので
168cmの場合は
168 × 1.0183 = 171cm の長さが必要となりますね。

勿論、若干の誤差もあるので、出来るだけ余裕をもって切るほうが良いでしょう。


紬を家で手入れできるように、反物を洗ってから仕立てる方はまれだと思います。
絹は何度も水を通すと光沢が失われてしまいますから。

でも、
洗い張り派の母の単衣より、たまには洗っちゃう派の私の単衣のほうが、汚れもシミもアクも無く、美しくキープされております。
私は光沢よりも清潔さを重視するタイプなのと、かなりの洗濯好きがこのような暴挙に走らせるのだと思われますので、決してお勧めしている訳ではありません。

ただ・・・
頻繁に専門店に手入れをお願いできる余裕のある人でなければ単衣の着物を楽しめない、とか
数年に一度洗い張りするつもりで放置して、着物が取り返しのつかない状態になる、とか
そういう事を懸念して着物から離れるくらいなら、光沢が失われるほうがマシだと考えてしまうわけです。

もちろん、平織の普段着だけが対象で、撚りのある織物は絶対不可であることは言うまでもありません。
posted by AKA at 23:09 | 着物のお手入れ 着付け