2009年01月13日

プリントと刺繍のヘアゴム

最近制作しているテキスタイルプリントは細かい柄のものが多いので、小さくカットして使うと、もともとどんな作品の一部分だかまったく分からない雰囲気になります。
お花刺繍にしたり、銀糸の刺繍にしたりして、ヘアゴムにしました。
バッグなどはいろんな行程があって、制作が楽しい反面、辛いと思う時もありますが、こういう小さなものを作るって、只只楽しいです。

ヘアゴム090113.jpg

納品の途中で、確認用の写真を撮っていなかった事に気がつき、しかたなくケータイのカメラで撮ってみましたが、何だかレトロ調な色合いになってる。
夜の雰囲気ある店内。
無理があります・・・私はケータイで写真撮るのが苦手で、手ブレするし、押してから変なタイミングでシャッターが切れるし、設定も色々変えられるはずなのに、ちゃんとマニュアル読んでいません。

街中あっちでもこっちでも撮ってる姿を見ない日はないくらい、みんな活用しているようですが、コツとか教えてもらいたい。
「 写真が良く撮れるケータイ 」
という事項を必須にした選び方すると、やっぱり違うのかしら?


posted by AKA at 18:17 | テキスタイル小物

2008年12月05日

グラデーションなニット

ニット081205.jpg

“ 色を見せる ” という目的で制作されたかのような微妙に変化する色使い。
3本取りの極細毛糸を途中で1本色変え、また2本色変え、ランダムに色を繋いでグラデーションを作っています。
Hが編み機に向かいながら、ジャー、ジャーと機械を動かして制作していたのを思い出しました。

かなり前に制作したものなのですが、大量に箱詰めされていたのを昨日虫干しして、久しぶりにご対面。
色使いに関しては流石ウマイな・・・と関心。
作品って何年か経過してから再対面すると 「 今のほうが上達したな 」 と以前の物のダメ出しばかりしてしまうものですが、このニットに関しては、見るたびホッコリ幸せ感に包まれるのです。

あまりに沢山あったので 「 欲しい 」 と言われると譲ったり、作品制作している友人の場合は相手の作品と交換したりしました。
「 使ってるよーー♪ 」 と聞くと懐かしかったり嬉しかったり、箱詰めされたままじゃ可哀相ですものね。
私は紫系グラデーションの幅広タイプのマフラーを愛用してマス。
寒色系のグラデーションも時折黄色やオレンジの糸が混ざるのが、H氏らしい色感覚で面白いです。
posted by AKA at 18:08 | テキスタイル小物

2008年11月25日

結晶のようなレース模様

今の季節見ると “ 雪の結晶模様? ”と思ってしまうけれど、レースをモチーフにしたプリントテキスタイルです。
最近モチーフつなぎの編物を良く見かけますが、『 ドイリー 』といわれているレース編みの手法をドローイングで表現した図案です。
ウールジョーゼットと絹のリバーシブルスカーフにしてみました。

スカーフ081125.jpg

高校生くらいの時、レース編みにハマってなんか色々作った記憶があります。
普通レース編みというとテーブルクロスとか、花瓶敷きのようなものを作るみたいですが、学生にはまったく用の無いアイテム・・・確か、巾着ポーチを作ったり、ハンカチの周りをフリフリにしてみたり、そんな服飾雑貨系を色々作っていたのだと思います。

実は作り物のジャンルで唯一やらないのが編物だった。
最後まで編み上げる事が出来なくて、それまでマフラー一本編んだことが無い私でしたが、レース編み(カギ編み)だけは大丈夫で、何かを完成させるってことが出来ました。
今でも編み棒には拒絶反応を示しますし、毛糸売り場だけは何時も素通りです。
posted by AKA at 22:33 | テキスタイル小物

2008年08月16日

家の形をした花のチャーム

家の壁が草の縞、屋根の部分が花の唐草模様
それぞれ刺繍を加えてハウス型のチャームにしました。
キーリングで使うなら家の鍵を付けておくと、すっごく分かりやすいですね。

刺繍080816.jpg

このシリーズの中では、かなり気に入った模様の一つになりました。
一つ一つ手染めで色を挿していく制作方法なので、色合いは沢山のパターンを作っていますが、こういう可愛いお菓子みたいな色あわせが好きです。
牛革部分もクリーム色で全体的に “ 美味しそう色 ” でまとめました。

自分のキャラとは真逆方向なカラーになってて、そういう色も惹かれるので、ひっそりと小物で欲求を満たします。
何か買う時や選ぶ時、「 好きだからこれにしよう 」 という直感的な気持ちは握りつぶすのが習慣になってる。
『 自分の好きな色 』 よりも 『 計画や演出に合ってる色 』 という視点で選ぶ事がほとんどなので買いたいものも買えない。
特にインテリアはすごく購買意欲を刺激する物が計画以外の色やディティールをしていたりすると、その一つの為に全体が台無しになるので、猛烈な意思の力で欲求を飲み込む。

多分、作る行為でそのあたりのフラストレーションを払拭できるのかも。
posted by AKA at 12:20 | テキスタイル小物