2007年10月31日

布をカワイコちゃんに変身させる

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ちょっと不思議で和的な感覚がして、花びら一枚一枚に小花や木の葉など、モチーフがデザインしてあるテキスタイルプリントはAKA+Hの定番柄です。

写真のような白地の花柄の次は地色を染め、刺繍したり、ビーズを付けたり、カラフルな一点ものになるようにパーツを選んだりしてMINI BAGにするのですが、在庫も無くなりホッとしたのも束の間 「ミニバッグは?」 のお問い合わせがちらほら。

自分が好きで作っているものを、皆さんにも気に入っていただけるのはすごく嬉しいことです。
でも、工程はナカナカ多彩なものなので、制作スケジュールの時間に余裕がある時でなければとても完成まで気力が保てなくなることも・・・。
とにかく、手間をかけるほど一枚の平たい布は可愛い容姿へと変身するものなんですよね。

2007年10月16日

草花模様の家

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まあるい花の屋根と草の蔓延る朱色の壁の家。
生い茂る木の細い家やアラビア風な屋根。

秋らしいこっくりとした色合いのテキスタイルプリントのアップリケです。
背景をパープル系に染めた森の模様のウールジョーゼットはフンワリとした優しい雰囲気で、刺繍を加えて絵本的な布になっています。

夏の成長期真っ只中の森に行くと清清しい気分だけで体が充満するのですが、秋の森は何かドラマチックというか、ヘンゼルとグレーテルにあるような不思議な家が、ヒヨッコリ出現しそうな独特な空気が山に立ち込めている気がします。
多分私の空想癖がかなり刺激される時期なのかもしれないですが、そういう童話的な感じを布にしてみました。

2007年10月03日

花と星模様のカタツムリ

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明日からプリントテキスタイルの展覧会なので、準備に大忙しです。

さすがに徹夜とかはしませんけれど、ここ一週間ばかりは曜日の感覚も無く時間の感覚もあまり無く、ただもうひたすらに布に埋もれていました。

ある意味で幸せですね。

子供の頃から布が好きで、売り物の着物をこっそり眺めてウットリしてるとものすごく母から叱られたり・・・。
堂々と触れるのは、お客様が帰ったあと反物を真っ直ぐ巻き取る手伝いと仕立てた帯の芯を入れる時の「端っこ持ち役」ぐらい。
(どちらも厳重に過剰な手洗いを命ぜられたのは言うまでもない)
今は何の気兼ねもなく布三昧ですから。

そうそう、今回ワタシのお気に入りはカタツムリさんです。

2007年10月01日

手間はかけるほどいい

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水彩画のような布と様々な模様の絹、ニュアンスを作る様々な色のライン。
手間を惜しまない手法の贅沢バッグはやっぱり良いと思って頂けるのですね、今回のテキスタイルプリント展で一番人気で予約を頂いたりしてます。

このバッグ、一枚一枚丹念に色を重ねていきます。
              『水彩画のように布を染める』を参照
そして色々な材料の色合わせをして、1ライン縫うごとに材料に合う色の糸に取替えて縫わねばなりません。
持ち手を染めて艶出しを塗り、研き、革を縫う(一部は手縫いです)、最後にタッセルを作って飾ります。

ここまでやれば満足というものはなかなか見えてくるものではないのですが、少なくとも、その時々自分の技量で出来る事をフルスロットルでやるのはすごく楽しいです。
そして使って下さった方から「使ってて楽しい」と言って頂けると私の気持ちもとっても楽しくなります。