2009年04月10日

Tシャツのプリント

ミナレットや城壁をイメージしたお城柄のテキスタイルプリントです。
今、夏に向けて定番柄や新作柄のTシャツプリントを制作中。
桜が終わる頃になるとニットに別れを告げて、スルスルした肌触りのものが欲しくなってきます。

Tシャツ090410.jpg

写真のプリントはグレーベースにピンク×ライムグリーンの補色関係の色の組み合わせ。
顔に近いところに模様があるとカジュアルな感じになりますけど、裾模様の配置はジャケットやカーディガンのインナーとしても使えるので便利。
グレーの他、モーブやアプリコット系も制作します。
定番の花模様にスパンコールをつけたタイプも色の検討中。

柄モノ万歳! な季節到来でウキウキしています。
もちろん、同じ地色でも一枚づつプリントカラーは違ったものにする予定です。

posted by AKA at 12:27 | テキスタイル-絵のような布

2009年03月18日

おやゆび姫の模様

テキスタイル090318.jpg

童話おやゆび姫のストーリーの色々なシーンをイメージしたテキスタイルプリントです。
主役のおやゆび姫以外にもツバメやカエルや蝶、水辺の植物などを細かく描いて制作しました。

“ おやゆび姫 ”の柄は、主にバッグや額装作品として制作する事がほとんど。
AKA+Hの作品は細かい図案にする傾向がありますが、ここまで緻密な柄のポーチはAKA+Hの中でもちょっと別格です。
ポーチのように小ぶりな物になったら、どんな風に見えるのかな? と作ってみたのですが、柄がギューーーとしていて、他で見ない感じが面白くなったかな。
この作品は一枚づつ色を変えて布を制作していますので、微妙に配色が異なる、オンリーワンのポーチになっています。

とは言うものの、手着彩の生地なので制作も大変で、以後定番のように制作するという事はないかもしれません。
少なくとも年内追加で作る予定はありませんので、ご希望の方はお早めに。
posted by AKA at 12:44 | テキスタイル-絵のような布

2009年03月03日

いばら姫−様々なラストシーン

“ 眠れる森の美女−いばら姫 ”のお話で一般的に知られているのはグリム版だけど、じつは童話集によってはものすごいラストシーンになってて驚いてしまう。
もはや子供には教育上、聞かせられないような話になってるものも・・・

誕生のシーンや魔法使いのシーン、城がイバラで包まれるまでは細かな違いはあるものの、そうストーリーに影響はない。
『 100年の眠りから覚める 』
ココから “ 王子様が現れキスで王女が目覚め、幸せに暮らす ” っていう私の子供の頃から大好きだったお話を、粉々に打ち砕くストーリーが待ち受けていたのです。
童話を題材にしたテキスタイルプリントを制作中に、色々調べていて知った事ですが、お城や花や王女さま・・・メルヘンチックな布模様を作ろうとしてる気分が急降下しました。

いばら姫090303.jpg


ペロー版の場合 < 軽めの変化 >
王女は100年眠ったら魔法が解けることになっていて、王子が迎えにきた時に自分で目を覚ました。
王女は子供を二人生む、だが王子の母親が人食いで、子供は食べられそうになるところを王子に助けられるけど、王女は気が狂って自殺してしまう。

バジレ版の場合 < 重めの変化 >
王女が眠る城を鷹狩りで偶然訪れた王は、眠ったままの王女と結ばれ、王女は眠ったまま双子を生む。?!
やがて糸が取れて王女は目覚め、王も王女の事を思い出し、再び城を訪れ出産を喜ぶが、また国に帰ってしまう。
帰ってからも王女の事が気にかかる王の様子に気が付いた妻の王妃は、双子をスープにして王に飲ませようとするが、料理人が山羊とすり替え子供は助かる。
次に王妃は王女を火炙りにしようとするが、王の怒りをかって王妃が火に投げ込まれる。

すごい昼メロのようなストーリー。
ヒロインが眠ったままレイプされたり、寝たまま子供を生んだり、捨てられて置き去りにされたり、相手は妻帯者だったり、子供が食べられそうになったり・・・もう童話じゃないでしょこれは。
posted by AKA at 12:39 | テキスタイル-絵のような布

2009年02月24日

手描きプリントテキスタイル

手描きのドローイングでプリントテキスタイルを作る時、スクリーンで色表現しようとすると、当然レイヤーごとに図案を塗りつぶして描いていきます。
スクリーンを制作しちゃってから、 「 ココとココは同じ色じゃないほうがいい 」 なんて事になると、なんと始めから描き直しで、担当H氏の顔が曇る。
という事情で、かなり悩ましい作業が色決めなのです。
水彩画のような表現の布の場合は図案がしっかりしていれば決定も早いけど。 ( その分着彩は地獄ですが・・・ )

テキスタイル090223.jpg

版画作品などの場合、もちろん作家さんのスタイルにもよりますが、一つの絵は一種類の色だったりするのでしょうか? アンディ・ウォーホールみたいな人もいますが・・・。
布の場合は3パターンくらい、需要を考慮して販売するのが普通の事です。
AKA+Hの布は一点一点色合わせを変えて制作する事も多く、ピンク・ブルー・イエローなど全体のトーンはもちろん、ビビット系・ペール系・ダーク系などありとあらゆる色の組み合わせを想定してレイヤーを決めようとします。
紙の時と布の時では印象が違って感じられ、またカタチになると違った雰囲気になるのが面白くもあり悪魔のようでもある。

PCのドローイングならシュミレーションは便利ですよね。
塗りつぶしもワンタッチ。
色決めもあれこれ変えて確認できる。
便利で思うがままの表現ってならないのが辛いところです。
posted by AKA at 12:38 | テキスタイル-絵のような布