2008年12月01日

巨大なイネ科の植物の林

大胆過ぎる振り分けですが、日常良く目にする植物の大半はバラ科かイネ科である・・と思ってはいたけれど、竹や笹がイネ科の植物だということを極最近まで知らなくて、植物好きとしては穴があったら入りたいような気持ちになりました。
ということは竹林は、数mにも育ったイネ科の林ということになるのか・・・。

何科に属する植物なのか考えた事なかったので、あえて話題になっていたら 「 えーーとササ科ってある? あっ、ミョウガに似てるから、もしかしてショウガ科かな? 」 なんて答えていたかもしれない。
パンダがムシャムシャ笹を食べるのを見ていて 「 あんなの食べてて栄養つくのか? 」 と思っていたけど、イネ科なら確かにお米や麦の親戚だから主食として妥当だったんですね。

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竹林と向き合うと吸い込まれるような静寂さに気持ちが落ち着く。
かなりコンセントレーションが高まる場所だと思います。
私の場合、飽きることなく見つめて風の流れる音に意識を集中すると、水の中にいる時と同じような開放感が体験出来てリフレッシュ出来るので、とても好きな場所です。

日本人ならば青々とした竹が何処までも続く視界すべてが生緑の空間を嫌いな人は珍しいでしょう。
そこに精霊の住みかが在るかのような静謐さがあり、森と違って危険な事が起こらないイメージがあるんです。
そういえば祖母が 「 地震がきたら竹林に逃げ込むんだよ 」 と教えてくれたけど、住宅街にそんな場所あるわけがないですよね。
posted by AKA at 13:29 | 色々な時間

2008年11月22日

秋の京都のライトアップ事情

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昨年無謀にも紅葉真っ盛り、観光シーズンど真ん中の3連休に仲間4人で京都に出かけました。
“ 紅葉とお寺のライトアップという100%日本人に浸れる企画 ”
のはずだったのですが・・・浸れる余裕は一切与えていただけませんでした。

「 立ち止まらずにお進み下さーい!」 「 足元お気をつけ下さーい! 」

情報誌などには幻想的な夜の庭園の様子、行灯の優しい光や静寂の世界が広がっていていますが、現実とは厳しいものです。
スピーカーからは注意を促す声、何処を見ても人・人・人。
拝観券売り場は列ができ、待ち時間のプラカードを持つ係員、寺院内は牛歩の行列、本堂は初詣の明治神宮状態、一般道は大晦日のアメ横のよう・・・
特にすごいのは清水寺だった。
二年坂、産寧坂と大行列が続き、境内に入るとそれはもう大変な状況。
あの大きな舞台に近寄ることすら出来ない。
後ろから押されるように流されて行くから、仲間とはぐれないようにするのがやっとだった。
しかも、肝心の紅葉はそれほど良い感じには思えませんでした。

もちろん夕食の席を確保するのも至難の業。
祇園近辺はどこも満席が多く、夕飯難民になりました。
行く日が分かっていたら絶対予約するのがベターでしょうね。
東山は知恩院・高台寺・ねねの道・清水寺と一帯すべてがライトアップされているので、特に大混雑になってしまうのですね。

昼も夜も出かけたのは永観堂。
ライトアップの中では一番良かったし、紅葉も満喫できるけれど、人が多いのはもちろん避けられませんね。
まぁ一種のお祭りだと思えば、自分も混雑原因の一員ですし、閑散とした祭りなんてつまらないのだから、人が多くても腹が立たないでしょう。
とはいえ、本音はやっぱりアレは異常ですよ・・・。
妙心寺の広ーい境内でもブラブラしているほうがよほど気持ちがいいかもしれません。
posted by AKA at 12:37 | 色々な時間

2008年11月16日

南アフリカのナチュラルお菓子

外国のお菓子屋さんが日本出店の際には、繊細な味を好む日本人に合わせて甘味を調整して提供するのが普通になっている。
チョコレートや様々な焼菓子、どれもこれもハイレベルで次々とビジュアルも兼ね備えた大満足なものばかり提供されるので、中々地味なお菓子を食べる機会が巡ってこない。

その代表格が “ NOUGA−ヌガー ” だった。
これまで食べた回数も片手で足りるほどで、口に入れただけで即日虫歯になりそうな激甘な味や、ガム以上の危険なネバネバ感。
「 要するに何味なの? 」 という主役が誰なのか分からない演劇を見ているような気持ちにさせられるし、全く日本人の味覚ニーズに合っていないので、どちらかと言えばジャンクな食べ物という認識になってしまっていた。

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ところがその認識を一変させるヌガーを、頻繁にお仕事でアフリカに行く方から頂いた。
最初にぎっしり詰まったマカデミアナッツの味がして、次に広がるのはハチミツの味、そしてふわっと溶ける・・・卵白とハチミツで生地が作られているらしいので、砂糖を沢山使ったヌガーのキーーンと響くような強い甘味は全くしない。
香りもナチュラルバニラを使っているらしいのですが、普段口にする加工品にゲル剤・リン酸・乳化剤・香料等が少しくらい入っていても避けられない日常生活をしている為に、今時珍しいと感じました。
かなり気に入って、日本では伊勢丹で買えるらしいので行ってみたのですが、思いほか高かった。
ヌガーって今までで一番美味しくてもやっぱり地味な食べ物です。
だから素材が良く純度が高くても、買うとなるとそれなりの値段でないと・・・という気持ちになってしまう。

私が絶賛していたらその方がまた買ってきてくれました。
次は何時食べれるか分からないので、しっかり味わって頂かなくちゃ。
posted by AKA at 12:46 | 色々な時間

2008年11月11日

増築の美意識

ハラミュージアムアークは今年春、古美術の展示スペースを増築しましたが、行く度に 「上手く、つなげたな・・・」 と感心します。
流石、磯崎新先生。

施設を増設・増築する場合、時に元々あった雰囲気を台無しにしてしまう事もあると思うのです。
良くあるパターンでは “本館”“新館”の様に 「ああ、ここをくっつけたんだな」 ってラインがハッキリ分かるケースや、建物のデザイン自体が全く異なるコンセプトになっているケースなど、空間を共有するには無理を感じる場合も多し。
多分違う事をやってみたくなるんでょう・・・。

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写真奥のガラスルーフのとんがり屋根が旧館、手前左のミュージアムショップは改築、手前右は増築されています。
( ミュージアムショップではAKA+Hの作品を扱って頂いています )
写真には写っていませんが右手へと進んでいくと 『觀海庵』 という新たな展示スペースへ続きます。
どうです? 新旧の違いが感じられますか?
同じ建築家にオファーする大切さと、元々の建築作品完成度の高さが感じられます。
初めて訪れた方は増築とは思わないかもしれません。

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以前はミュージアムショップとミュージアムカフェは同空間でしたが、今回カフェは別棟になり、美術館を眺める位置へ移動し、広くなりました。
ゆっくりのんびりお茶の時間を楽しめますよ。
ハラミュージアムアークはすっかり秋真っ只中でした。
posted by AKA at 11:11 | 色々な時間