2008年08月02日

トマトの色と美味しさの関係

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短期間に食品に関するあらゆる騒動が頻発していて、自分で食べ物を調達出来る能力の無い人間は餓死する時代が・・・という大袈裟な危機感がフッと脳裏を横切り、 「 鑑賞用の花ばかり育ててる場合じゃない!? 」 と菜園への興味が湧いてきた。
そんな時代に向けてのささやかなトレーニングのつもりで、大きめの鉢でミニトマトを育ててみました。

もう花の栽培で培った知識などガラガラ崩れて行く。
スタート時から脇芽を出してしまい、大失敗。
花は脇芽を出させることで沢山の花数を育てるが、トマトは一本立ちで2メートルくらいに育て上げる事も知らなかった。
あれこれ頑張ってチャレンジしましたが、結論を一言。

「 農業の方々、偉いです! 感服です!  
PCを少しばかり出来たり、少しばかり器用でも、私は自分の食べる物すら自ら作れなし、狩猟も出来ない。 動物としての能力は最低レベル以下です。 」

赤い果実の色は動物の本能で、美味しい色、食べたいという反応をすごく刺激する働きがある。
だから真っ赤に熟していく自分で育てたトマトを見て、これから毎日サラダに入れよう♪ と意気揚々と口にしました。
何でしょう? この・・ものすごく厚くて硬い皮。
そしてその強靭な皮を噛み切った時に溢れ出る猛烈に酸っぱい果肉!
赤くなれば完熟という定義はアマチュアには通用しないようです。

でも絶対来年もリベンジして、沢山勉強して、絶対今年より美味しいトマトを育てよう。
posted by AKA at 12:21 | 植物の色

2008年07月26日

尾瀬のニッコウキスゲ

尾瀬のニッコウキスゲは当たり年とハズレ年があって去年・一昨年と花付きが悪く、その上梅雨明けも遅く、出かけるほどでないと見送っていましたが、今年は花数多くて鑑賞には良い年になったようです。

見頃の時期は7月20日頃。
花付き・梅雨明けにかかわらず毎年大体その頃で、あまり見頃の時期はズレないように感じます。
但し見頃のピークは連休と重なり、ものすごく込み合うので、今回はギリギリで花が見れそうな昨日を選んで出かけました。
見頃は過ぎたものの、まだなんとか鑑賞出来るし、比較的空いていて歩きやすかった。

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アザミや野生のスイレン、キボウシなども見頃です。
あまり目立ちませんが、カスミソウの花に似たモウセンゴケ( 食虫植物 )の花も辺り一面咲いていました。
posted by AKA at 18:28 | 植物の色

2008年07月24日

ぼかし模様のハスの花

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ハスの花というと “ ピンク ” のイメージが普通で、それ以外どんな色のハスが好きか? と聞かれたら
「 え? ピンク以外のハスの花あるの? 」
と言っちゃいそう・・・私も数年前までピンク以外のハスの花は見たことありませんでした。

スイレンほど多様な種類というわけにはいかないみたいだけれど、白系や黄系のカラー品種や、花びらが大型とか、細いものや、反り返り気味になるものなどバリエーションがあります。

ちょっと変わってるな、と思ったのがボカシのような筋入りの白系。
なんか縁取りに適当な感じで筆を走らせたみたいな、ちょっと人工的な仕上がりじゃありません?
でも象牙色のベースカラーとビリジアン色の大きな葉のコントラストはすごく綺麗で、花も大輪で見ごたえある珍品種でした。

傍で蓮茶を配っていたので一杯頂き、そういえば一時期ベトナムのお土産でロータスティーをもらうこと多かったけど、最近めっきりそういう事ないな・・・と思った。
もうみなさんベトナムは懲り懲りなんでしょうか?
posted by AKA at 12:29 | 植物の色

2008年07月12日

菩提樹の花

葉っぱ裏側から花が下がる不思議な植物、すごく珍しい花の付き方で、首が痛くなるまでずーと見上げてしまった。
菩提樹の葉の下でお釈迦様が悟りをひらいたと伝えられているけれど、日本で菩提樹と言われている木と、お釈迦様のお話の菩提樹とは違う植物だから、その事を思うとありがたさが薄れてしまう。

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正真正銘本物の菩提樹はというと 『 インド菩提樹 』 と呼ばれている。
本家本元を“○○支店”みたいな扱いして失礼じゃないんでしょうか?

インド → 中国 → 日本 へと仏教が伝わる過程で似たような別の植物に置き換えられてしまったのかもしれないですね。
だいたい中国と日本なら生育環境が似た物もあるけれど、インドと日本となると生態系が違いすぎるでしょうから、ちょっと無理やりな感じがする。

ちなみに 『 沙羅双樹 』 のほうはどうかというと、日本では夏椿 (沙羅の樹) と言われてますが、インドの沙羅双樹はイチジクの仲間で、椿とは縁も所縁もない植物。( あまりに違いすぎて苦しい・・・ )
「 花が優美に咲くほうがありがたい 」 とでも考えたかもしれないけど、全く違う植物なのに諸行無常盛者必衰と表現されていくわけだから、日本人の感傷的すぎる性格から演出過剰になっちゃったみたいな気がする。

とはいえお寺などで結構植えられている菩提樹の木は、その花の珍しさも雰囲気もお寺と相性抜群だし、ライトグリーンの色も素敵です。
posted by AKA at 22:22 | 植物の色