2020年08月30日

美しく猛毒な花

200830_1.jpg


暑さに耐えきれず、また山に逃げ出しました。
街は猛暑の真っ只中ですが、別天地のような快適さ!
もう街に戻るのがいやになってしまうくらい。

夏の花は終わり初秋の花々が咲き誇っていて、延々と続くように感じる酷暑ですが、確実に夏は終わっているようです。
もう少しのガマンだよ、と教えてもらいました。


200830_2.jpg


美しく群生する姿が遠くからでも見つけることが出来るトリカブト。
秋の野花の代表格です。

あまりに立派で華麗なのでうっかり触ったりしてしまいそう。
触れた手で食事をしたりしなければ大丈夫だろうと思いますが、人間一人の致死量は葉っぱ一枚、という植物界最強の猛毒なので要注意です。
しかもあまりにも簡単に触れてしまうような場所にわんさと自生していました。

最近では絶滅が危惧されレッドリストになっている種類のトリカブトも多いようです。
身近に群生を見れる場所も少なくなっていくかもしれませんね。
posted by AKA at 22:41 | 植物の色

2020年04月21日

道端に咲く花でも摘んで

春はわざわざお花屋さんに行かなくても、花壇の咲いた花や綺麗な新葉がある季節なので花材に困らない嬉しい季節。

200421.jpg


家の前の歩道は、年々増殖を続ける雛芥子と矢車草がアスファルトの隙間から逞しく成長して、一斉に花を咲かせています。

ブルー
パープル
ワインレッド
ピンク
日ごと不規則なグラデーションで楽しませてくれます。

雛芥子は切ると直ぐに萎れてしまいますが、矢車草はとても花持ちが良い。
室内に置くと少しづつ色が淡くなってくるのも可憐です。

自生する植物って何処と無く清々しさがあって、室内の “ 滞り ” を和らげてくれる感じが好き。
posted by AKA at 23:05 | 植物の色

2020年01月13日

赤いキウイ

レインボーレッドという品種のキウイフルーツに初めて出会いました。
珍しい色の野菜とかフルーツに出会うと、買わずにはいられないんですよね。

200113.jpg


普通のキウイより小ぶりで、皮はつるんとしてます。
複数個剥いてみると、中央のルビーレッドはどれも変わりありませんが、外側が緑色っぽいものや黄色っぽいものなど個体差がありました。
酸味はかなり抑え気味で甘みが強くてかなり美味しいキウイだった。
緑っぽいのはグリーンキウイ、黄色っぽいのはゴールデンキウイのような後味。

鮮やかな色なので、デザートのアイスクリームやヨーグルトにトッピングするだけで、簡単にテーブルが華やかになりそう。
posted by AKA at 19:20 | 植物の色

2019年09月22日

仏花のおすそ分け

お墓参りに行く時、お墓の前で花の長さを短くしたりバランス良く活けたりするのは案外大変。
左右でチグハグになってしまったり、お墓の前が葉で散らかってゴミが出たり。

我家の場合は複数分の仏花を用意しますので、お供えする場所に応じた大きさや長さで前日に作ってしまってからお墓参りに向っています。

190922.jpg


不要な長さの茎を切り落とすと、小菊などはかなり下のほうにも蕾があったりして捨てるのは勿体ないんですよね。

お供えする前の花ならいいか、と小さい菊アレンジにしています。
下の蕾って結構弱々しいのだけど、菊は丈夫な体質みたいでしっかり水揚げしてあげればちゃんと咲いてくれる。
小さいアレンジだと、菊も案外可憐でお部屋にも合わせやすいですね。
posted by AKA at 22:08 | 植物の色