2010年03月08日

ビーズの収納は結局・・・

ビーズショップなどでも、マストアイテムとして売られているケース。
使うのが当然と思っていたのに全然効率が良くなかった。

このケース元々はフライなどの釣道具を入れるものだったんじゃないかな?
釣りが趣味の弟と一緒に釣具の上州屋に行った時にこれを見つけて、なんと便利な!と手芸材料入れに使ったの始まりなので、20年以上前から使っているのもあるけど、その頃買ったもののほうが、ネジきりも深くて絶対外れない丈夫なものなので、流石、釣用品と関心しています。 ( 今売ってるのは作りが雑で、突然スコッと抜けたりして困る。 )

ビーズ100308_1.jpg

その後疑問にも思わず使っていて、当然の如くビーズを入れています。
このほうが使いやすいはずだと思っていたんですよね。
ある段階までは・・・

50色くらいを過ぎてきた頃、だんだんとこのケースが邪魔に感じるようになってきました。
延々とこのケースを買うのか? という素朴な疑問が。

私がビーズを使う用途は主に刺繍なのですが、ケースに入れたままでは針に入らないので、平皿に移すか、指でつまみあげて針に通す。
色を見る時はケースに入っていると確認しにくいので、布にビーズを撒いたり、また戻したり。

決定的なのは、あるビーズを使って1gばかり残っても、ケースに入れておくとスペースが減らないって事です。

ビーズ100308_2.jpg

結局なんとも原始的収納法に逆戻りしてます。
新たに増えた分はチャックシール袋に移し変えて、このようになっちゃいました。
でもこのほうが、布に直接置いて色を確認出来るので効率が良いし、減ったら減った分の容積しか必要としないし、私には合っているみたいです。

“ 見せる収納 ” のような美しさはまったくありませんが、“見せない収納”には少スペースで貢献しそうです。


整理整頓に強力な家具
ボビンの収納
posted by AKA at 12:48 | 布のアトリエから

2010年01月31日

リボンのパッチワーク

クラシックな感じのジャガードに幾何学柄のリボンを組み合わせてストライプ風にしました。
ジャガードそのままでもまぁまぁな布だったのですが、ひと手間加えると断然良くなるものです。
リボンマジック!

リボン100131.jpg

母が化粧品を入れるのに使っていた巾着が古くなって、「 新しいのが欲しいんだけど 」 と頼まれたので作ったものです。
でも、気持ちが空回りした。

よーーし、作ったろ♪
張り切って良い生地で、母が好きそうな色合いのリボンを選んで・・・
結果出来上がったものは、生地が厚手の上にリボンで更に厚みが増し、しっかりし過ぎの仕上がりに!
日頃バッグなんか作っているもので、芯なしの布なんてどれも柔らかく感じてしまって、気がつかなかった。
もともと使っていたのが絹のしんなりした袋だったので、今回作ったのじゃゴワゴワして普段使いには適さないって事になってしまいました。
過ぎたるは及ばざるがごとし。

「小バッグ代わりに旅行で使うね」
と言って、一応喜んでくれたけど・・・化粧用は再制作ですよ、トホホ。
posted by AKA at 11:50 | 布のアトリエから

2009年12月21日

丈夫な糸 弱い糸

この間 「 糸は丈夫なものに限るという事はないんだな・・・ 」 というアクシデントが起きました。

ポリエステル糸はとても丈夫で、欠点なんて見当たらなさそうなくらい優秀。
いま時コットン生地を縫う時には木綿糸、化繊を縫う時はポリエステル糸・・・という風に使い分ける事は無くなった。
綿でもウールでも、もちろんニットまでもポリエステル糸が使われるくらい万能。

絹糸091221_1.jpg

そんな優秀な糸があるのですから、絹糸は着物関係をやる人やクラフト関係など、もはや糸が滑らないとかキレイだという長所を活かすために使われるくらいで、洋服を縫う為に使われる事はないと思っていました。

私がシフォンジョーゼットをポリエステル糸でミシンかけしているのを見た母に
「 そういう繊細な生地は絹糸のほうがいいわよ 」
と言われた私は、「 絹糸なんて手縫いならともかく、弱くてすぐ切れちゃうから縫い目がもたないし、洋服を絹糸で作るなんてありえないでしょ 」 とアドバイスを聞き流した。
絹のスカートでも、ミシンで作る以上は糸はポリエステルを使うのは当然。
すべりが良くて、色も豊富にあって、肉も切れそうなくらい丈夫!
これ以上のものはあるものかと思っていた。

ところがある日シルクのスカートをはいている時にお尻から 『 ビリッ 』 という音がした。
「 うそっ!後の縫い目が切れちゃった 」
まぁ丈夫な糸と言っても切れる事は珍しくもないので、縫い直そうと脱いで見てビックリ!
生地がメタメタに裂けている。
糸は全く新品同様ピンピンしているのに、糸が丈夫すぎて、生地に切り取り点線でも付けたような有様になってしまったのだ。

もし糸が切れたとしても何度だって縫い直せる。
でも生地が切れたら、再生不可能。
糸が生地に対して必要以上に丈夫だと、生地を惨殺しかねないから、薄くて高価な生地をポリエステル糸で縫うのはとてもリスクがあるのかも。
着物を絹糸で縫うのは、糸が馴染むというだけでなく、ちゃんと理由があったのですね。

絹糸091221.jpg

子供の頃は、母や祖母の絹糸専用引き出しを勝手に開けて糸を使うと怒られたっけ。
キラキラと光って他とは明らかに違う別格な輝きがたまらなく好きで、開けるだけで幸せな気分になれたものでした。
posted by AKA at 12:32 | 布のアトリエから

2009年10月04日

整理整頓に強力な家具

趣味がクラフト系という人の悩みは、材料が無限に増えて収納方法に困る事だと思うのです。
しかも小さいものばかりだったりする。
今必要じゃないけど使いたい時がくるかもしれないから、良さげなパーツを見かけるとついつい買ってしまい、みるみる収拾のつかない事態になってしまう。

趣味で自分のものだけ作っていた時代ですらそういう状況だったので、売るものを作るようになってからの部屋は悲惨さを極めた・・・
そんな悩みのピーク時に出会ったのがこの箪笥。

薬箪笥091004.jpg

薬箪笥は前々から「いいなぁ〜」と思っていたけれど、ウン十万円。
工具やらドリルの歯やらファスナー・・・・・なんて物を入れるのは恐れ多くてできないなと諦めていた時に、超安価なコレとばったり遭遇したのです。
たしか5万円しなかった。

家具を買う時は出来とか材質とかキッチリ見て、一生使う気で悩んで購入派。
なのにコレは衝動買い。
価格が価格なのでクオリティーはまったく与件外!

『 見栄え良く工具をしまう 』

目的は唯それ一点のみ!
店員さんに声をかけられた時の最初の質問は 「 すみません、標準サイズのスパナがあったら計ってください 」 だった。
私の頭の中ではスパナか金槌が入る奥行きがあれば、長さはOK。
次は「 梱包テープありますか? 」
幅と高さはこれをクリアすれば巻リボン〜文具類はOK。
あとは手芸材料など細かい諸々の物だから何とでもなる。

収納091004.jpg

かくして無事審査を通過し、ヨコ5列タテ10段=50個の箱を入手出来ました。
沢山あるリボン類も奇跡的ピッタリサイズで見やすくなりました。
100円ショップの箱を色々工夫して過ごしていましたが、プラ箱に囲まれる生活にもおさらば。
細かい物を小さい箱に分類して収納し、その箱をまた大きい箱や引出しに収納・・・って方法は、戻すのが面倒で出しっぱなしになったりしやすい。
必要な時に引き出しごと持ってきて、済んだらスッと入れるだけ。
まだまだ解決していない材料も山積みだけど、かなり楽になりました。
posted by AKA at 09:57 | 布のアトリエから
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