2010年07月17日

不要なイヤリングのリメイク

友達から 「 何かに使って 」 ともらったイヤリングはほとんどがぶら下がっているデザイン。
そう・・ぶら下がっているものって、ついついぶら下げるものにしようとして、リメイク候補を狭くしてしまうんですよね。

一番小さいのは先日ガマ口のチャームという王道な利用法にしたけれど、今日は一番大きいのにチャレンジしました。
3cmの円形型押プレートに、4.5センチの似たようなプレートが下がるデザイン。
確かに今こういう巨大なイヤリングは使わないわよねぇー。
でもエスニックムードなパーツはなかなか面白い感じ。

バレッタ100717.jpg

色々ぶら下げたりを考えてたら、髪と相性が良さそうと気付く。
かんざし? でもパーツを沢山消化できるのはバレッタかな。
また好都合な事に、アクセサリー作家の小田真紀子がやはり 「 何かに使って 」 と持ってきた大量のバレッタがストックされていた。

ぶら下がりパーツを両端に取り付けて、イヤリング金具が着いてた円形プレートを中央に固定しました。
金具ってロウ付けされている程度で、思い切ってペンチで曲げていくと、ポロンと綺麗に毟り取れることが多いですよ。
ペンチで切っちゃうと切り口が残って危ない時もありますから。
パーツは銀のワイヤーをつかって留めたので、ほとんど接続部分は目立たず仕上がりました。

なかなかイイ感じではないか、しかも一度に二つの物が解消されてスッキリ。
イヤリングパーツって彫刻っぽいものが多いから、案外ヘアアクセサリーにしやすいかもしれない。

・ヘッドドレス的なヘアアクセサリー
posted by AKA at 13:08 | 布のアトリエから

2010年07月12日

手芸系男子

アトリエの刺繍糸を取り出すと、急になんでもかんでも刺繍を始めたH氏。
ふと彼の部屋を覗くとやたら熱心に縫い物をしている・・・・。

テキスタイル男の刺繍はこんな感じです。

刺繍100712_1.jpg

事の起こりはこのデニムパンツに小さい染みがあって、「 何かして隠して 」 と言われていたのに、私がいつまでたっても何とかする様子がない。
そんな折に柳原パトの個展で、パトと友人に以前自分で着けたボタンのカラフルな糸の縫い目を 「 カワイイ 」 「 ラフなのがイイ 」 とか褒められたのがキッカケになったのでしょうか、自分でシミを隠そうと思い立った様です。

染みパンツの出来栄えを褒めたら、次々自分の服を刺繍し始めました。

刺繍100712_2.jpg


刺繍100712_3.jpg

元々オトメン的資質は十分アリな人です。
妻が友人達と家に集まって “ ビーズの会 ” なんて場合は、世間一般の夫なら 「 いらっしゃい、ごゆっくり 」 と挨拶でもして、自分の部屋があれば早々に退散するでしょう。
H氏の場合、「 いらっしゃい 」 のその後は無言で空いてる席に座り、「 今ブレスレット作ってるの? じゃあ僕は黄色系にしようかな・・・ 」 と、当然のように参加するような人でした。

発想が自由だから、開放的な雰囲気があって面白いモノを作れると思います。
この調子でどんどん私の服にも刺繍してほしい!

ここ数日 「 右腕が痛い 」 と訴えるようになったのですが、まさか針仕事で筋肉痛?
重労働でなくても、やり慣れない事をすると筋がおかしくなったり、痛くなったりするものなのでしょうか。
posted by AKA at 12:28 | 布のアトリエから

2010年05月12日

プリントテキスタイル展

ブログを読んで来て下さった方、お近くにお住まいの方、そして何時も来て下さる常連の方、皆さんお時間を作って見に来て下さり本当にありがとうございました。

テキスタイル100512.jpg

今回も沢山の方と新しい出会いがあって、とても嬉しかったです。
とても楽しいお話を色々伺う事ができましたが、たまたま接客が重なってしまい、ゆっくりお話が出来なかった方もいらっしゃって残念でした。

皆さんの声を参考に、また次回に向けて “ 頑張って制作しよう ” という意欲が今ピーク!

と、思いつつも・・・「 直ぐに単衣を縫わなくちゃ 」 「 あの模様も帯にしなくちゃ 」 なんて押し迫った雑用が溜まっていて、ひどく個人的欲望を満たすのに意欲を使い果たしてしまいそうで要注意です。
posted by AKA at 14:26 | 布のアトリエから

2010年03月25日

レザーの部屋

最近アトリエが動物臭くなっている事に気がついたんですよね。
まさに獣のニオイ。
最近革ばかりを広げては切り、また広げては切りを繰り返していたからですが、生き物だったんだなぁ・・・とつくづく思ってしまいました。

レザークラフト100325.jpg

ここ一週間は革しか触っていないかも・・・
布屋じゃなくて革屋?
効率を考えるとしかたがないとは言え、少々他の作業がしたくなってきました。

革作業が年々増えてきて、それに伴ってかなり革の量が増えてきたので実は困り果てているのです。
皺ができると取れにくいので、布のように畳んで収納が出来ない。
その上、一枚づつカタチが違う。
要するに巻いて置くしかないのですが、幅が1mくらいあるので押入れなどには入らないし、立てておくと底のほうに皺が付いたり。
正直うんざり。

平置きがベストなので、ラックをタテ使いにするというなんとも収まりの悪い使い方をしています。
どんなものより手厚い待遇。
アトリエを一から設計するとしたら、奥行き1.5mの押入れを絶対に作るぞ! と今は夢としか思えない事を妄想する日々。
扉を開けると丸太のように収まった反物たち。
さぞや爽快な光景でしょうね。
服の事などどうでも良いので、材料用のウォーキンクローゼットが憧れの空間です。

・レザーに絵をプリント
・革で作るペンケース
posted by AKA at 12:42 | 布のアトリエから
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