「 何かにしよう 」
という予定があるような無いような、処遇に困る布が沢山。
一番悩む存在は、70cmくらいの比較的上質な布。
W幅あっても半端な長さで凝った服は作れないし、捨てるには勿体ない。
利用目的が見えてない材料って、余程暇を持て余さない限り何かにならないものです。
同じ型紙で流れ作業で何枚か一緒に作れば早いので、役割を与えてストック物を減らそう!
となりまして、考えた末ペチパン作りとなりました。
半端生地で作るので、膝くらいの長さにしかなりませんが、膝丈スカートより着回しが広そうです。
これは父の単衣スーツを解いておいた麻布。
流石スーツ生地の麻だけあってさらりとした風合い。
夏なら膝丈が普段着に活躍しそう。
こちらは全く同じ型で、普段着物のウール水玉の残布。
着物のほうもヘビロテでお気に入りですが、もともと服地なので着心地良好。
冬に膝丈パンツはどうかなぁ?
と思ったけど、ウールガーゼのワンピと組み合わせて、ペチコートパンツ本来の用途レイヤードスタイルで着ると暖かい。
フルレングスのペチパンより、全体のバランスがもっさりしないような気がするので、ワンピと組み合わせるなら膝丈にブーツとかのほうが好みでした。
気づかなかった・・・怪我の功名。
ところで、着物だと収納に悩まないのに、洋服だと収納が崩壊してしまうのは、各々の形が違い過ぎるからでしょうね。
冬は分厚いブルゾン1枚増えただけで、どうにもならなくなったりする。
その点ペチパンは収納はしやすそう。
こんな風に同じ型で違う雰囲気になる物とか、重ね着で温度調整できるアイテムにすれば、着る時期が長くなって服の枚数抑えられるし、厚みが無ければ場所をセーブ出来るのかも。