2014年01月10日

半端な布はペチパンツにしちゃおう

年末に保管されている色々な物を整理していると、出てくる! 出てくる!
「 何かにしよう 」
という予定があるような無いような、処遇に困る布が沢山。

一番悩む存在は、70cmくらいの比較的上質な布。
W幅あっても半端な長さで凝った服は作れないし、捨てるには勿体ない。
利用目的が見えてない材料って、余程暇を持て余さない限り何かにならないものです。

同じ型紙で流れ作業で何枚か一緒に作れば早いので、役割を与えてストック物を減らそう!
となりまして、考えた末ペチパン作りとなりました。
半端生地で作るので、膝くらいの長さにしかなりませんが、膝丈スカートより着回しが広そうです。


ペチパンツ140110_1.jpg

これは父の単衣スーツを解いておいた麻布。
流石スーツ生地の麻だけあってさらりとした風合い。
夏なら膝丈が普段着に活躍しそう。


こちらは全く同じ型で、普段着物のウール水玉の残布。
着物のほうもヘビロテでお気に入りですが、もともと服地なので着心地良好。

ペチパンツ140110_2.jpg

冬に膝丈パンツはどうかなぁ?
と思ったけど、ウールガーゼのワンピと組み合わせて、ペチコートパンツ本来の用途レイヤードスタイルで着ると暖かい。

フルレングスのペチパンより、全体のバランスがもっさりしないような気がするので、ワンピと組み合わせるなら膝丈にブーツとかのほうが好みでした。
気づかなかった・・・怪我の功名。

ところで、着物だと収納に悩まないのに、洋服だと収納が崩壊してしまうのは、各々の形が違い過ぎるからでしょうね。
冬は分厚いブルゾン1枚増えただけで、どうにもならなくなったりする。
その点ペチパンは収納はしやすそう。

こんな風に同じ型で違う雰囲気になる物とか、重ね着で温度調整できるアイテムにすれば、着る時期が長くなって服の枚数抑えられるし、厚みが無ければ場所をセーブ出来るのかも。
posted by AKA at 12:30 | 布のアトリエから

2013年04月24日

春の展覧会終了

今回の展覧会は寒くて春とは思えない天候でした。

特に週末!
ちょっと記憶に無い位のとんでもない天気で、ビックリしました。
そのような悪天候にもかかわらず、お起し下さった方々、本当に本当に感謝の気持ちで一杯です。

お着物でいらしてくれた方は、帰り道にお召し物が台無しになったりしていないかと、少し気がかりでした。

Tシャツ130424.jpg

気分はすっかり春だったので、手描き染めのカットソー。
ショート丈で、ゆったりワイド幅のレイヤースタイルで着るデザインです。
お気に召してご購入下さった方には、夏に向けて色々な着こなしを楽しんで頂けたら嬉しいです。

それでは、また秋に皆様にお会いするまで制作に励みたいと思います。
posted by AKA at 22:13 | 布のアトリエから

2013年02月25日

アンティーク色の棚を手作り

額の幅が1m30cmという大きな黒板を石膏ボードの壁に設置しようと、トグラーを買ってきたのですが・・・
ドリルで壁に穴を開ける段階になって、「 トグラーが効いたとしても石膏ボードが重みで崩れたら取り返しがつかない 」 と心配になり、棚を作って下からも支えるという方法に変えました。

予めCADで図面と木の裁断図を書いてホームセンターに持ち込み、あっという間に寸法どおりにカットしてもらい、材料は簡単に入手完了しました。
小口に突板を貼り、後は塗装して組み立てるだけ。
女性にだって棚くらいは力が無くても作れる便利な世の中になってます。

ディスプレイラック130225_1.jpg

しかし、一番手こずったのは塗装ですね。
気に入った色になるまで、2色のステインを6度塗り。
チーク色を塗ったり、アッシュ色を塗ったり、乾かないうちに部分的にふき取って自然に出来たムラに見えるようにしたり。

真冬で温度が低い上に、パーツの木材が場所を取るので効率良く塗れず、結局完全硬化まで約1週間かかりました。

ディスプレイラック130225_2.jpg

ガッチリした作りにしたので、額は前倒れ防止程度の金具だけで支えられて、トグラー用の大穴は空けずに済みました。
黒板を支えるのが目的なので奥行きは無く、収納というよりディスプレイラック的な役割ですけど、ちょっとは物も入ったので、棚にする案は正解だった。

ま・・・巨大な黒板を作った時は石膏ボード壁とは無縁だったので 「 大きいほうがカッコイイもんね 」 くらいにしか考えなかったので、今後は色々考えて物を作らねば! と当たり前な事をつくづくと思いました。
posted by AKA at 21:15 | 布のアトリエから

2013年01月18日

パトのカレンダー

カレンダーを買う習慣が無い私。
以前は仕事関係でリバコさんというファブリック会社からのものを使っていて、すごく良かったのですが、今はカレンダー無しで過ごす年も多くなりました。
卓上タイプは邪魔な気がするし、壁かけタイプは大きい物も多くて目立つので好きでは無い。

そんな感じなので、今年もカレンダー無しで過ごすのかと思っていましたが、友達のイラストレーター柳原パトが、年賀状と共にカレンダーを送ってくれました。


130118_1.jpg

可愛い12枚のイラストのカレンダー。
サイズも小さくて、どこにでもピンナップ出来そうなのがいいです。

早速デスク前の壁にかけました。
ところがすぐに困ったことに気づく。

このカレンダー、「 よーし、今月も終わったぁ〜 」 ビリビリッ〜って破かなくちゃいけないんだよね。

何処の誰か知らん人が作ったモノならともかく、友達の絵を破くってちょっとイヤだ。
すごく抵抗感がある。


ストックしてある額で合う大きさのあるかな?・・・と思ったら、丁度ガラスが割れて無くなった額がピッタリサイズだった。
軽くて、どこでも下げられそう。
留めてあったものをはずしてバラして額にいれてみました。


130118_2.jpg

これなら切らずに使えていい。
12枚の中では12月の絵が一番気に入っているのです。

これで1年の最後まで楽しみが増えた感じです。
posted by AKA at 16:57 | 布のアトリエから