2008年04月08日

帯を作る

刺繍で大輪の花の雄蕊のツプツプや花びらが立体的に表現された図案。
すごい技術だなぁ・・・と気に入っていたのに放置してあって、ようやく縫う気力が湧いてきて帯になりそうです。

刺繍帯080408.jpg

帯地は単調なくらい黙々と、ひたすら真っ直ぐ半返ししながら縫えば良いので、単純作業に強い私としては無の境地のように手を動かし続けられるのですが、
「 芯は帯地より弛み気味で、返すと芯で表地がピンッと張る様に留めなさい 」
と母から長年のカンみたいに曖昧な指示をされると、手が急に遅くなる。

「〜気味に」 「ちょっと」
みたいに個人差のある寸法とか 
「ピンッ」 「ユルユル」
等の擬音は感覚的すぎて同じ経験共有後じゃないと的確な状態が分からない。

母が待針で留めてくれた寸法を計測すると、帯地側5寸に対して芯側を+0.5分で付けていくようです。
感覚的に留めていくと、最後に左右でゆがみが出そうなので、手先側を始点に帯地は5寸間隔、帯芯は5寸5厘間隔でチャコを使って両端に印をつけていきます。
それを合印に待ち針で留めていけば、お太鼓の左右も半幅部分の上下もズレることなく均等な弛みを付けられました。
自分のですから洋裁の感覚でも何でも導入して、作りやすい方法にすればキレイに仕上がりますね、邪道な部分もあるでしょうけど。
posted by AKA at 17:49 | 着物のお手入れ 着付け