2008年01月07日

コンピューター図案は不可

コンピューターを使って図案を作れば、簡単にテキスタイルデザインの色分けや配色の検討が可能だし、何版に分けるかもレイヤー画面上でシュミレーションができるし、その上ずれたり、描き損じてもすぐにリセット可能・・・。

そういう方法は良く存じています。
でも、手描きの物とはやっぱり違うのですよね・・・なんとなく表情が。
時にはAdobeイラレを使ったりしてペーパーアイテム用に図案をトレースしたりしてますが、複雑に波打つH氏のタッチをどんなに原画通りになぞってみても
「ちょっと、勝手にパスを簡略しないでよっ!」
って状態になります。
後でパスを追加したりして、微妙に揺らめく人間の線を復元するのは大変。

080104.jpg

だからH氏は何度でも検討を繰返し、描き直しをするハメになり、何枚も根気強く描き分けて何版もスクリーンを作る・・・。

今年もコツコツと作業していきます。
まずは春の展覧会に向けて植物モチーフなど検討中です。
この記事へのコメント
制作裏話。葛藤や苦悩との戦い・・!?
でも、手間って表れるよね、不思議と。
それがいとおしかったりするし。
コツコツやるのが結局のところ遠回りでないと気づかされるような。(3匹のこぶたのレンガの家のように)
昨今はやり(?)の偽装とは無縁の世界ですね。
Posted by maki at 2008年01月09日 09:24
プリントテキスタイルって、そうでなくても織りなど他のテキスタイルに比べて、手作業、手工芸、すなわちアート性があまりない工業製品的ジャンルのような認識が広まっていますので、手に取った方々がその手間を感じて頂ける確率は低いのが現状ですが、頑張ります。
Posted by MIYA at 2008年01月09日 10:19
そ の 通 り ッ !
手ずから成るデザインが最強です。賞味期限も長いし。。。


Posted by 通りがかりのデザイナー at 2008年01月11日 12:44
最高レベルの作業となると、確かな技術を持った人の手によるものという事になりますよね。
目指すところは遥か先ですが、安易な方法に流されず、必要な部分は手間を惜しまないように続ける事も大切ですよね。
Posted by MIYA at 2008年01月11日 13:01
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: