
周囲は紅葉に包まれ、落ち葉が舞い、来春の種蒔の準備で煙を揚げる焼畑、空も綺麗な鱗雲、季節の終末。
毛布に包まりながら焼芋でもホクホクと頬張りたくなる、そんな秋真っ盛りの朝霧高原で、
「私はまだまだ終わらないわよ! 人生まだまだこれからよ!」
って、保険会社のキャッチコピーを彷彿とさせるダリア群生地を発見。
それまでの穏やかな景色を一変させるマゼンダ色の塊。
見つけた瞬間に私まで季節が二ヶ月も一気に戻った気分になり、
「がんばるじゃん。お前たちぃ〜」
とTシャツで走り回りたい衝動にかられるくらいすごい生命力に溢れてました。
つかの間、大好きな夏を味わえて感謝。