
日々やらなければならない、そしてやり慣れているはずの仕事の様々な工程の中で、とりわけ「この部分は好きじゃない」とかいう事は何かしらあると思うのですが、私の場合は革に関する様々な事のようです。
以前 『革を縫うのはプレッシャー』 を書いた時、これが一番緊張する時と思っていましたが、革を裁断するほうが数段ストレスだという事に気付いた・・
切羽詰まったように 「ギャー」 とか 「ひぇー」 と心で叫ぶだけ叫びつつ、カット作業の1日を終えるとグッタリと何もしたくなくなるか、まったく違う刺繍のようなワクワクする作業をして、気分を薄めるとか中和するとかしたくなる。
目打ちでラインを付ける時〜裁断まで気が休まらない恐怖の時間が続きます。