2019年08月14日

奥黒部 雲の平 水晶岳 黒部五郎岳への旅 その1

雲の平に行ってみたい。
そう思ったのは10年くらい前だったと思う。

“ 最後の楽園 ” と呼ばれるその場所は一般的には片道2日かかり、奥黒部まで周回するには4日間。
富山県の登山口までの移動日と予備日もそれぞれ1日設けると、6日間は山行に当てなければならないとあって、その日数一人きりで山中で過ごす事を考えると何だか気が重く、あれよあれよと歳月が流れてしまったのだった。
ちょっとした海外旅行並みの日程だから、実行するには一人で行くしかないかも・・・と腹をくくろうとしたタイミングで、「 今年なら会社を休める 」と友人が同行してくれることになり、ようやく念願叶って奥黒部周回の旅に出かけられました。


駐車場の確保が登山より困難!と聞いていたので、前日の17時頃に折立登山口に行き、テントを張って前泊。
いよいよ登山スタートです。

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登り始めの樹林帯はちょっと暑いけれど、このコースはすぐに視界の良いところに出れるので、とても気持ちの良い登山道です。

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1時間強で尾根沿いの開けた道になり、景色を見ながら楽しく歩ける。
距離は長いけれど、辛さは感じないって最高。

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両側は草原のお花畑が広がり、キンコウカの黄色い花が一面咲き誇っていました。
楽園へのアプローチとしては100点!


登山190814_4.jpg


せっかく4時間もかけて2330mまで登りましたが、また谷へ下ります。
勿体な〜い。


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澄んだ水が流れる沢をいくつも通過して1日目の薬師沢に到着。
特にヤマ場もなく、移動だけで初日が終わった。

一息入れたら沢に足を浸けて、綺麗な水で髪や体をゴシゴシ拭いてサッパリ。
髪を切ったのは、この登山でお風呂はおろか、石鹸で顔や手を洗ったり、歯磨き粉で歯を磨いたりもできない為、ロングヘアでは大変な事になってしまうと悩んだ末の事です。

かじかむくらい冷たい山の水は、天の恵みくらいに有り難かった。
遥々山奥に来たんだなぁ。
沢で涼みながら、まったりと水の流れを眺めるだけで幸せになれました。




posted by AKA at 23:25 | 山旅