2018年08月14日

猛暑の最中に夏着物

今年は梅雨明けも早く、冗談みたいな気温の為に盛夏の着物を着るチャンスがほとんど無いのですが、車移動の時に無謀にもチャレンジしてみました。


着物180814_1.jpg


汗取+長襦袢+着物+夏八寸帯
というフル装備を着込んでいます。

エアコンの効いた所で着て、ささっと車に乗り込み、ホテルに駐車して食事。
「これならいけるでしょう」
って思ったのですが。
部屋を一歩出た途端にかなりウッとなり、中々一筋縄ではいかない予感。

濃色着物って物によっては汗をかくと、帯や帯揚げに色移りしてダメにしてしまう事もあります。
この着物は正にそういう欠点をもった一枚なので、お気に入りの夏物にもかかわらず夏真っ只中に出番がなく、車ならばと思ったのに不安になってきました。

大好きな着物を着ている、というのはすごく楽しいんだけどハラハラしながらというのはちょっとね。
濃色の正絹夏物を持つなら、端材で色落ち加減を確かめないと危険。
この日の紗献上も前回この着物で既に縁や帯枕付近が黒く染まってしまい、残念なことになってます。
だからこの着物の時は更に被害を広げない為に、この帯を専用にしてしまいました。


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外気に触れる時間は短かったにもかかわらず、結構体温は上がり気味。
クールデザートが美味しいのなんのって、桃を速攻で完食し、お代りがほしいくらいの心境。
今年は早々に桃を見かけて喜んでいたのに価格が上がってしまい、今はじぃっと見つめて買わずに我慢していたので、ピーチメルバに歓喜しました。


結局、この暑さが一段落するまでフル装備は絶対に無理!みたいです。

スーツとかなら上着を脱ぐとか多少なりとも調整ができるけど、着物の場合、着てしまったものは一枚たりとも剥ぎ取る事が出来ないので、帰宅までひたすらに我慢しかありません。
車移動ですらこの為体ですからね。
街を歩くなんて、ちょっと考えられないかな。

友達に
「こんな夏でも着物着てる?」
って聞かれたけど、好きでもどうにもならないわと即答してしまいました。

30℃までなら何とかなる。
32℃までなら根性。
35℃までなら我慢大会。
35℃を超えたら自殺行為。

この調子だと、夏着物が日本から絶滅してしまいそう。
posted by AKA at 18:45 | 着物コーディネート 紬