2017年06月25日

花の平標山

毎年 「 今年こそお花畑に! 」 と恋い焦がれ続けて数年。
その時期が6月後半という梅雨の真っ只中な為、なかなか好機に恵まれず、振られてばかりの平標&仙ノ倉。
空梅雨で、ようやくチャンス到来です。


折り畳みイスに乗って天袋を掃除している時、掃除機のコードを引っ掛けてバランスを崩し、左臀部から落下して一週間安静にしていた影響か、登り始めから体が重くて気持ちまで重くなるものの、今年は逃せないぞ!と体に言い聞かせて歩き始める。
事故死の半分以上は自宅内というから、本当に注意が必要ですね。


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スタートするとウツギやサラサドウダン、レンゲツツジなどの低木樹の花がお出迎え。
この先出会える花々への期待が高まる。

調子が上がらないまま黙々と2時間程経過すると高山植物地帯に突入。


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いつ見ても可憐なイワカガミ。
花びらがカットワーク状で特にお気に入りのお花。


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山頂直下で汗を絞られていると、ヨツバシオガマがユラユラ揺れながら、応援してくれているようで少し疲れが癒される。


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標高差1000mほど登ってようやくハクサンイチゲの群生地に到着。
ここまで登れば気持ちの良い稜線歩きがようやく始まります。
お花畑まであとひと踏ん張り! 頑張れ打撲痛のワタシ。


そして約3時間、ついにキターーー!


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ああ〜、ようやく見れた。
想い過ぎて過大評価になる事もあるけど、これは期待を裏切らない光景でした。

チングルマやハクサンコザクラ、みーーんなキュート。
ハイジとクララが花のシャワーをやっていた、あのシーンが目の前にある感じ。

アルムの山を妄想しつつ、花畑でランチ休憩。
何時までもここにいたいなぁ・・・
そんな気分で長く休み過ぎたので、名残り惜しさを振り切って最終目的地に向け出発。


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絶好の晴天だけど、とにかく風が強い。
でも、お陰で暑さバテもせず、前回は花も無くガスの中を歩いた事を思うと、晴れているというだけで最高の日です。
ここが斜面を登った末に行きついた場所とは思えないほど、嫋やかで伸び伸びとした景色が続く。
自分の脚だけで、下から見上げた時には想像もつかない光景を体感できるシンプルさが、山の面白みですね。


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出発から4時間半、途中で楽しみ過ぎてようやく仙ノ倉の頂上に到着。
この景色の向こうまで13時間コースを行ってみたいなと思ったこともあった。
避難小屋しかないので、女性だけで縦走するのは躊躇するコースだけど、チャンスが巡って来る日もあるかもと憧れの眼差しで眺めました。

先月も残雪の山を歩いたけど、今年は雪が多かったのでまだまだ沢山残ってます。
白と緑のコントラストが美しい。


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疲れて俯きがちになっても、一歩一歩直ぐ傍に可憐な花があるなんて、本当に素敵な山でした。
花の名山平標の肩書に偽りなし!
posted by AKA at 17:41 | 植物の色