
日本の秋をテーマに25名の作家さんの作品に触れる企画、『 手仕事に遊ぶ錦秋 』と題した催事を見に、三渓園に出かけました。
初夏に開催される 『 夏じたく 』 の展示も何度かお誘い頂いたのに、運悪く見に行けなかったので、ようやく来れた! とウキウキです。
素敵な着物姿の方が沢山いらっしゃいます。
いいですね、こういうイベント。

お誘い頂いたSちゃんとMちゃん。
長身のSちゃんは、粋な感じやカッコイイ着物が良く似合います。
小柄なMちゃんはふんわりとした雰囲気で、フェミニンな感じの着物コーデ。
その人の個性にぴったりな物が絶対あるっていうのが着物の凄いところですよね。

飯島桃子作 柘榴刺繍帯、を前に暗めの室内で何とか撮影を試みる必死の姿を撮られておりました。
この帯ステキでしょ?
月末の『 きものものの 』 でも、刺繍帯をご欄頂けますので是非。

桃子さんに喫茶券を頂いたので、中庭をみながらおしゃべりに興じました。
こうなると時間が過ぎるのはあっという間。
三渓園は子供の頃に着た事があるけれど、おぼろげな記憶でした。

想像していたよりも大きな池。
これから秋が深まれば違った趣の庭になるんでしょうね。
庭も建物も美しい作品も充分過ぎるくらい堪能したので、大満足で一日が終了しました。

暑くなるのか、寒くなるのか。
雨が降るのか、降らないのか。
曖昧な予測しか立たなかったので、大島紬にしました。
帯留と指輪に珊瑚を選んで、支度が済んで出かける前に何気なく最後に髪に刺した簪も珊瑚でした。
簪の方は自分では見えないし、ほぼ無意識に選んだからその内忘れてしまったのですが、
「 三点珊瑚づくし 」
って言われて、お揃いになっていた事に気づく。
ほぼ偶然そうなったのだけど・・・。
流石、着物好きの方々の感度はすごいですね。