2015年10月03日

足袋の作り方( 2 )

E 表布と裏布を合わせる
 ( 足首部分と側面部分 )


● 内側( 親指側 )
足袋の作り方7.jpg


表布と裏布を中表に合わせて、点線の部分を縫い代5ミリでミシンをかける


● 外側( 小指側 )
足袋の作り方8.jpg


コハゼを留めて縫い合わせてある表布と裏布を、中オモテのまま前中心に合わせて、前中心の方からコハゼ方向に足首部分を縫います。

表布のほうが長いので、コハゼ縫い代部分で畳んで縫います。



足袋の作り方9.jpg


同じく踵も底を中オモテに合わせて、底からコハゼ方向にミシンをかけます。

表に返すと、コハゼが裏側に控えて取り付くようになります。


F オモテに返してアイロンで整える


足袋の作り方10.jpg


これで、内・外のパーツが完成です。


G 踵を合わせる


足袋の作り方11.jpg


合印に合わせて内側と外側の踵部を重ねて、ずれないようにミシンでステッチをかけます。

市販の足袋は〇のステッチですが、小さい〇を縫うのは案外難しいので、△などの形で良いです。


G 前中心を縫う


足袋の作り方12.jpg


もう一度ウラに返して、表布同士・裏布同士がそれぞれ中オモテになるように合わせます。
指の付根・足首の始まりのラインがずれないようにミシンをかけます。
この時、足首の縫い代はウラ布側に倒して縫います。


足袋の作り方(3)へ

足袋の作り方(1)に戻る
posted by AKA at 22:30 | 着物まわりの小物を手作り
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。