確かに曇って青空なんて全く顔を出さなかったにもかかわらず、視界は良好で風も弱く、全く問題無かった。
今年の夏10回くらい山に行っていますが、雨による災害が多い年でもありましたし、入念に天気図チェックして、晴れマークを確認して出かけても・・・
雷がゴロゴロ鳴り出し、時間切れで撤退。
ガス!
雨・・・
ガス!ガス!
晴れたのはこの1回のみ
結局当たり前の事過ぎますが、予報というのはその通り予測なのですよね。
こんな青空のない登山ばかりだったので、最初から曇りだって、雨が降らないなら変りは無いという心境になって出かけたのです。
2000m付近より下は雲が溜っていても、上がガスだらけとは限らないのですね。
曇っていて視界が良いって事は今まで経験無かったので、改めて予測できないことの多い奥深さを感じてしまいました。
曇っているとピーカンの日よりも体は楽です。
しかしその状態を事前に分かる方法は無いので、狙って行くことも出来ず尚更ありがたい。
その日の地球次第って事ですね。
これから地球規模で " 例年 " という、先人が積み上げたデータを超える突発的気象状況を目撃する機会が増えてくるかもしれません。
考えるとこれからどうなっていくのか恐ろしくなるけれど、昨日と今日は違う日であるのが当たり前だから、去年と今年はもちろん同じ夏ではないし、同じ冬でもない。そう思って生きていかなければ・・・とつくづく思うこの頃です。
ちなみに
私が良く利用している天気予報は Mountain-Forecast というサイトです。
トレッキングをしない方でもレジャーで高原に行く機会とかあると思いますが、市街地の天気では情報不足ですよね。
このサイトは行く山を選ぶと標高が表示されるので、行く場所の高さを選べば良い。
リンクは穂高岳の3000m付近の天気予報のページですが、標高1500を選ぶと上高地の天気として参考になります。
本州でも、例えば蓼科ならば subrange の項目で Nouthem Yatsugatake Group を選択します。
気温や風の速度とか方角、どの高さで氷つくか、等々細かく情報が載っています。