2014年07月07日

和裁材料が入手しづらい

和裁140707_1.jpg


今になって真夏の着物を縫ってます。
早くしないと梅雨が明けちゃう!

今年も綿着物として着れそうな絞りの浴衣を、と思っていたのですが、正絹の中では手入れが楽そうな紗の着物を1枚増やす事にしました。


和裁140707_3.jpg


流水紋とか定番な透け方の物は持っているので、もっと地模様って感じの着物がいいかも、ということでこんな感じの反物。
レースっぽい雰囲気です。
色も無難なクリームイエロー系。

夏はちょい大胆でもいいかなぁ・・・と半信半疑ですが、でっかい水玉。


それで、縫い始めようとして気づいた。

「 背伏せがない〜 」

和裁を仕事にしていないし、縫う着物によって使う色は当然違うからストックなど買っていない。
浴衣なんかは背伏せは付けないし、ウールは羽二重を付けてしまうので、すっかり失念してました。


最近まで、近所にある昔ながらのボタン屋さんや糸屋さんってところで必要な時は買っていたのですが、大型手芸チェーンが台頭する昨今、それらの昭和から数十年っていうお店は全部閉店してしまったのです。

一応近くにあるオカダヤに電話してみました。


「 背伏せは扱っていらっしゃいますか? 」
『 はっ?もう一度お願いします 』
( 聞き直された時点で無いのだと直感しましたが )
「 あの〜、" 背伏せ " です 」
『 それはどのような物でしょうか? 』
和服の背につける力布の事ですと説明して、それを思い浮かべられる知識がありそうもなかったので、
「 和裁の材料ですが、無いのですね、ありがとうございました。 」
と背伏せの説明もせず会話を終了しましたが、トーカイに電話しても同じ会話になりそうな予感がして断念しました。


流石にこんな薄い反物の場合は羽二重だって厚くて納まり悪くなりそう。
代わりになりそうな布を家中ひっかきまわして探す事1時間。

羽二重とオーガンジーの中間くらいの厚みの布をようやく発見。
グレーだったけど。
同色じゃなくても、今や背伏せは入手困難品となっている事を知った直後でしたから、せめてグレーで良かったとありがく思ったほどでした。


和裁140707_2.jpg



背縫いって真っ直ぐ縫うだけなのだけど、背伏せの張りが甘いとお尻が伸びたり、張り過ぎると綺麗じゃなくなったりして案外気を使う部分ですねぇ。


表から見たらグレーはそんなにひびかなかった。
この布が無かったらわざわざネットでお取り寄せだったかも、よかったぁ。
これからはベージュとかダークグレーとか、汎用性ありそうな色の背伏せはストックしておいたほうが良いって事に気付かされました。

今のところ絹手縫い糸などは置いてあるようですが、母の糸箱のようなグラデーションになるほどの色数は店頭には無かったです。

この先どんどん材料も道具も入手しにくくなるのでは? と少〜し不安。
posted by AKA at 18:12 | 着物いろいろ話