2014年03月06日

両面使える帯

旅行に行く時は、何か1つでも荷物を減らしたい。
着物となれば尚更である。


何年か前、父と東寺の弘法さんの市に行った時の事。

作品に使うアンティークの銘仙着物を何枚も買って、パンパンの袋を持って歩く私に

「 着物って1キロ近くあるのもあって重いだろ、持ってあげるよ 」
と父が手を差し出した。


銘仙はそこまで重くないものの、良く重さまで分かるね、と聞いてみたら

「 ママは昔っから着物で旅行してたから、着替えの着物の入ったカバンを運ぶこと多かったんだ。
その上お前が生まれてからは、着物 + 赤ちゃんグッズになって・・・
" もう・・・これは・・・何としても車を買わねば! " って決意した。 」


今はキャスター付きの旅行バッグはより取り見取りだから、なんともピンとこない話だったけれど、
旅行で荷物が減るに越したことはない。

だから旅行の際は両面使えるように仕立てた帯を持っていくことが多いです。


両面帯140306.jpg


最初は旅行用に・・・ではなく、箪笥に収める帯の枚数を出来るだけ減らしたかったからです。
それを旅行で使い始めたら、

「 アラッ、何て便利! 」

となって、次々腹合わせの帯にするようになったのです。


でも厄介なのは、組み合わせ!


色が馴染むとか、柄が馴染むとか、雰囲気が似てるとか、
そういう帯同士のほうが良い。


お太鼓って脇から裏が見えるじゃないですか。
あまりに唐突な組み合わせだと、表よりも、チラッと見える裏のほうが目立ってしまう事もあるのです。

それに両面の帯持って行ったのに、着物と合わなくて片方しか使わなかったとなれば威力が半減です。


そんな問題がなければ、もっとじゃんじゃん腹合わせにしちゃうのですけどね。

posted by AKA at 20:27 | 着物まわりの小物を手作り