一見して
「 柄がいっぱーい 」
という足袋は、着物や鼻緒との相性が悩ましくて利用することが少ないのですが、柄の布にはやっぱりそそられます。
だって、柄モノって直球にカワワイイですもんね。
そういう利用状況を加味して、今回作ったのは " 隠れオトメ足袋 " です。
表は別珍のバニラ色と、何にでも合わせやすそうなモーブ色。
バニラの裏は長襦袢だった和柄のモスリンを組み合わせて、冬用なので、底裏にはネルを合わせて、少し暖かい仕様にしました。
モーブのほうは更紗模様で、落ち着いた大人っぽい派手さです。
どちらも履く瞬間しか楽しめない自己満足系の足袋ですが、着物って見えない羽裏とか襦袢を遊んだりするのが楽しさみたいですから、その精神に則ると、足袋もこういう姿になるかと。
柄の組み合わせを考えるのもワクワクするひと時です。
2013年12月04日
裏が柄 表が無地の足袋
posted by AKA at 11:37
| 着物まわりの小物を手作り