2013年09月21日

秋冬着物の準備

ようやく楽に着物を着れそうな湿度になってきたのですが、心は9月の単衣ではなく、冬に向けてのウール着物の準備の方へ向かっています。

格子にオレンジと桜色と紫の色縞というハデハデの織物になったアンサンブル用の反物。
「 何かキツい色なのよね〜 」
と、しまったまま敬遠していたのです。

着物130922.jpg

紫はそのままでも良さそうな色だとして、オレンジの部分が渋くなれば、コントラストが弱くなって着る気になるかも。
アンサンブルでは着ないので、着物に必要な長さだけ切って、渋いパープルで全体を染めました。

オレンジはブラウン系でピンクはパープル系になったので、3色構成から2色になり、前より大人しくなった。

やっぱりトライカラーって大胆な感じだったのねー。

染めて失敗!って事も時にはあるので、効果に満足したところで力尽きて、アイロン作業まで辿りつけませんでした。

糊を落とすのに20mの反物を洗剤で洗って、13mに切ってからそれを染めて、また洗って。
なにせ重いんで、最後の方は気合が足らず、油断してたら乾きすぎちゃったので、また濡らすのも面倒になり、仕立て前にやり直そうと一旦終わりにしました。


乾きやすい気温の時に洗いの作業をまとめてやってしまおうと、翌日にもう一つ今年縫う予定の反物を裁断前に洗って縮ませて、アイロンをかけました。

着物130922_2.jpg

色はワントーンだけど、とっても大きい観世水の柄で、大胆かな?と思った反物。
ところが体に巻きつけたら、このくらい大きな柄のほうが無難そうなチェックなんかより、私にはしっくりきました。

反物で巻いてある時の印象と、体の高さで繋がった時は予想と違ってしまうという事は相変わらずです。

この褪せたような珊瑚色は日本色名では退紅色って言うのですが、割と顔映りがしっくりくるせいか何枚か持ってる色です。
でもこの色、とっても身分の低い人の色です。
身分で着る色が決まっていた時代には、雑役とか労働者などの衣類の色で、その身分の人を “ 退紅 ” と呼んでいたとのこと。

労働者かぁ・・・まぁ、私の実情と合っているんじゃないか? と思ったりします。
posted by AKA at 23:43 | 着物のお手入れ 着付け