・その季節らしい色
・その季節らしい柄
当然両方考慮したほうが良いのですが、私の箪笥内の夏着物は、晩夏の柄のものが結構多いので、初夏は本当に困ります。
萩とか、葡萄とか、絽なのに菊とか・・・。
曇りがちですが、降水確率の低い日だったので、外出は着物にしたのですが、あまり着ないものを消化しようと選んだのは、色は初夏なのに柄は晩夏の単衣着物。

透けない着物なので、柄だけ考えれば九月半からが相応しい?
でもその時期に真っ白の柄となると
「 まだ夏やってるの? 」
って雰囲気になって、すごく変な感じがするのです。
そういう訳で、6月にもかかわらず撫子柄です。
頭の片隅では
「 ズレているよね 」
とモヤモヤしつつ、モチーフ柄なんだからと言い聞かせて平然と出かけました。
やっぱり着物は色の好き嫌いで選ぶよりも、柄と季節色が合ってるかを重視して選んだほうが無難ですね。