アトリエから一歩も出れず、普段着の着物ばかり着て過ごす日々が続いております。
今日は本のために制作した半幅帯を使ってみました。

「 普段着の着物に合わせやすい柄を 」
と思い、この柄とレース模様を腹合わせにしたのを作ったのです。
格子って、昔から世界中で使われていた柄なので、和風でもあり、洋風でもある。
そんな雰囲気が、着物を現代っぽい感覚に近づけてくれるので、コーディネートしやすい模様だと思います。
着物をあえて洋服的な感覚で着るというアプローチではなく、様々な年代やプロフィールをもった着物が、現在という時間を過ごす自分に近づいてくれる・・・といった感じですね。
そういう役目をしてくれる格子の帯は私にとってはマストアイテムです。
半衿は帯と同色。
柄は着物と同じ麻の葉柄。
クリスマスみたいに大胆で派手な色使いの着物ですが、模様や色をリンクさせて要素を少なくすると割とスッキリ着れるような気がしています。