2011年09月12日

日本刺繍の帯を直す

日本刺繍の模様で糸の渡りが長いものは、細い糸で押さえがしてあるのですが・・・
帯の表面は結ぶ時や着ている間もスレてしまうことも多くて、押さえてある糸が切れてしまったようです。

刺繍帯110912_1.jpg

糸を撚らずに刺してあるので、押さえの糸が切れるとボサボサと毛羽だってしまいました。
多分更に放置すると、その部分の糸がどんどん無くなり、生地が見えてきてしまうでしょうね。

日本刺繍の技法に詳しくないので、ま、素人がやって見苦しくない方法で修復するほかありません。


刺繍帯110912_2.jpg

例によって、絹の刺繍糸が無いため、縫い糸を使って網掛けのようにしてしまう事にしました。
5mmピッチで90度でクロスするように糸を刺していきます。


刺繍帯110912_3.jpg

糸が交差する部分全てを一ヶ所づつ糸を架けて押さえました。
案外簡単に乱れる事無く出来てホッとしました。


刺繍帯110912_4.jpg

一ヶ所だけやると変なので、同じモチーフの同じ箇所すべてに飾り縫いのように刺していった結果・・・

「 やる前より変化が出ていい感じではないか! 」

完全に自己満足な感想です。
でも、何だかやり始めたら楽しくなって、もっと他のところもやりたくなったけれど、素人が調子に乗るとロクなとこにならないので、このくらいで止めておくのが無難でしょうねぇ。
posted by AKA at 23:01 | 着物のお手入れ 着付け